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先生はショパン♪(自分用メモ)

2012-04-30 | ●ポーランド&ポーランド語
ごく一部だけどショパンの手紙をポーランド語で朗読してくれてるサイトがどっかにあったはず~
とか思って今日すっごい探してしまった・・・
最初に見つけたときにメモしなかったことを後悔・・・
・・・したので、今日はメモしておく。

Wizytowka Chopina

↑の、「Polski」の方をクリック→表示される折れ線グラフみたいなヤツの一番下の、
まるをクリックすると、ショパンの手紙が朗読されます。
(この折れ線グラフ、あんまり眺めてると三半規管やられますんで気をつけてください(^_^;))

言語を勉強するときに、音声とテキストがセットになっているものって必須だと思うんですけど、
このサイトではショパン自筆の手紙も表示されるので
音声とテキストがセットになっているということになります。
これを使ってポーランド語の勉強をすると、
「ポーランド語の先生はショパン」ということに・・・・フフフフフ(←妄想の極み)。
まぁ原文がフランス語だったりとか、ショパンの書く筆記体が読めなかったりとかしますが(^_^;)
そういう場合は
http://pl.chopin.nifc.pl/chopin/letters/search
↑こちらにポーランド語活字体のテキストがあるのでね。
言い回しが古かったりするかもしれないけど
自分はポーランド語を趣味でやってるだけなので知ーらないっと。

朗読されている手紙のテキストもリンク貼っておこう・・・また探すのめんどくさいし。
朗読されているもの全部は見つかりませんでした。
載っていないのか、私が探しきれていないのか…もしあったら教えてください。

1831年1月29日(26日?) ユゼフ・エルスネル宛
http://pl.chopin.nifc.pl/chopin/letters/detail/page/4/id/690
1836年11月1日 テレサ・ヴォジンスカ宛
http://pl.chopin.nifc.pl/chopin/letters/detail/page/9/id/561
1839年10月8日 ヴォイチェフ・グジマワ宛
http://pl.chopin.nifc.pl/chopin/letters/detail/id/651
1841年9月18日 ユリアン・フォンタナ宛
http://pl.chopin.nifc.pl/chopin/letters/detail/page/16/id/47
1845年1月17日 クリスティアン・オストロフスキ宛
http://pl.chopin.nifc.pl/chopin/letters/detail/page/22/id/181

これ、朗読してる声も良いですね。20代の青年を思わせる声です。
ショパンは39歳で亡くなっているので、
あまりおっさんくさい声では読んでもらいたくないのですw




Solidarni z Japonia

2011-05-22 | ●ポーランド&ポーランド語
Solidarni z Japonią(そりだるに ず やぽにょん) = 日本とともに


↓先月ポーランドで発売になったCDです。
Solidarni z Japonią
ポーランドのコモロフスキ大統領の名誉支援を受け、
ツィメルマンやブレハッチ、ハラシェヴィチ等といったポーランドを代表するピアニストが無償で音源を提供、
売上金を全て東日本大震災の義捐金として寄付するというものです。


曲・演奏者は以下のようになっています。
オールショパンです。
1.バラード第1番op.23 クリスティアン・ツィメルマン
2.エチュードop.25-3 ヤヌシュ・オレイニチャク
3.エチュードop.10-8 ヤヌシュ・オレイニチャク
4.エチュードop.25-10 ヤヌシュ・オレイニチャク
5.ポロネーズ第4番op.40-2 バルバラ・ヘッセ・ブコフスカ
6.マズルカ第30番op.50-1 アダム・ハラシェヴィチ
7.マズルカ第31番op.50-2 アダム・ハラシェヴィチ
8.マズルカ第32番op.50-3 アダム・ハラシェヴィチ
9.ポロネーズ第6番op.53(英雄ポロネーズ) ピョートル・パレチニ
10.プレリュード第4番op.28-4 ラファウ・ブレハッチ
11.プレリュード第9番op.28-9 ラファウ・ブレハッチ
12.プレリュード第13番op.28-13 ラファウ・ブレハッチ
13.プレリュード第15番op.28-15(雨だれ) ラファウ・ブレハッチ
14.スケルツォ第1番op.20 エヴァ・ポブウォツカ

お値段は日本への送料込みで1,400円だそうなので、かなり安価ですね。
英雄ポロネーズとか雨だれとか有名曲も入ってて、
演奏家も一流だし(全員ショパンコンクール入賞または優勝)、
ショパンの名曲集として良いんじゃないですかね。
逆にマニアを自称する方々には
コレクターズアイテムとしても良いかもしれません。

欲しいけどポーランド語わかんないし~と思っていらっしゃる方、
ポーランド政府観光局のブログで買い方がわかりやすく説明されています。

私は音源は多分全部持ってるので、
そうなると送料分がもったいないのでね、送料は当然義捐金にはならないのでね、
1,400円を『買ったつもり募金』しようと思っています





ずびちぇんすつぁ

2011-02-01 | ●ポーランド&ポーランド語
ずびちぇんすつぁ zwycięzca = 勝者

チャイコフスキーコンクールで1位なしの2位になったクルティシェフの場合、日本だと、
『最高位』という言い方は出来ても
『勝者』と言うと「違う」とか言われそうです。

が、ポーランドでは『勝者(zwycięzca)』と言うらしい。
ということに最近クルクル情報調べまくってるうちに気が付いた。
例のオフィシャルサイト(らしきもの)でも
クルクルのポーランド語のプロフィールを見ると彼の肩書きは
Zwycięzca XIII Międzynarodowego Konkursu Muzycznego im. Piotra Czajkowskiego
(第13回チャイコフスキーコンクールの勝者)
ということになっておる。
・・・「そう言っていいもの」なのか、
それとも単に「そういうことにしておけ」文化が日本より強いのかは謎ですが(-_-;)


このzwycięzca、日ポ辞書だと女性形が挙がってないので
女性形がないのかと思ったんですけど
ユリアンナさんのプロフィールとか見ると
「ずびちぇんしちに zwyciężczyni」になっている…ような気がする。
これが女性形なのかな?
今度せんせーに聞いてみよっと。




とかなんとか言ってたらクルクルのポ語のインタビューみっけ。短いけど。
http://www.rp.pl/artykul/552603.html
今日お休みなのでこれから読みます。



tag:Miroslav Kultyshev-Мирослав Култышев





ああ~ガッカリ…

2010-12-21 | ●ポーランド&ポーランド語
昨晩東京文化会館に行った時にもらったチラシの束で知ったんですが
『Pragnienie Milosci(愛の渇望)』(ショパンとジョルジュ・サンドを描いた映画)、
来年3月から公開されるそうです。
邦題は『ショパン 愛と悲しみの旋律』(笑)
いいですね~わかりやすくてベッタベタで。
公式HP→
予告編→
(予告編で『ショパン生誕200年記念』とか書かれてますが
2000年に撮影され、2002年にワルシャワで初公開されたものです)

きゃー何回観に行こう~?!・・・と喜んだのもつかの間、
や、こんなことでガッカリするのは私だけかもしんないんだけどさー、
この映画にはポーランド語バージョン(123分)と英語バージョン(118分)があるんですけど、
今回上映されるのは英語バージョンのようです。
チラシに「118分」と書いてあるので。あああ。

---
※2010.12.30追記
今公式HP見たら126分になってました。
???結局どっちなんでしょうね。
---

なんでポーランド語がいいかって言えば、
妄想入るからに決まってるじゃないですか!!
「ショパン先生はこんなふうにポーランド語を話していたのかしら~」って。
まぁ、この話はほとんどジョルジュ・サンドとその家族との話なので
フランス語を話してたはずですけどね。
だったらフランス語が聞きたかった…。

あああ~すっごくすっごくすっごくすっごくすっご(略)残念。
もう行かなくていいか…くらいのガッカリ加減…。
DVD出るとしてもきっと英語だよね…ああああ~ガッカリ~。


この映画は存在を知ったときからずーっとずーっと観たくて
今年5月やっとラ・フォル・ジュルネで観る機会を得ました。
感想書こうとずっと思ってるんですけど
なんかうまく書けなくて半年以上保留中(-_-;)
ちなみにラ・フォル・ジュルネで上映されたのはポーランド語バージョンだったので
妄想入りまくりでした(←殴)。




---

(追記)
予告のポーランド語版があったので貼っておきます→

カチンスキ大統領事故死

2010-04-11 | ●ポーランド&ポーランド語
ポーランド大統領機墜落、97人全員死亡
「ロシア西部スモレンスクで10日午前11時(日本時間同日午後4時)ごろ、ポーランドのレフ・カチンスキ大統領(60)ら97人を乗せた政府専用機Tu―154が着陸直前に墜落し、大統領を含む乗客乗員の全員が死亡した。
 インターファクス通信によると、スモレンスク空港は当時、濃霧で閉鎖されており、管制官は機長にモスクワなど別の空港に着陸するよう指示していた。操縦ミスが原因との見方が強い。」(読売新聞)


カチンの森事件70周年の追悼式典に向かう途中の事故だったそうです。
最初にこのニュースを聞いたとき、何かの間違いじゃないかと思いましたが
現実なんですね…。
謹んで哀悼の意を表します。

今年10月に行われるはずだった大統領選を前倒しして行うそうですが
この飛行機には大統領だけでなく、国家要人もかなり乗っていたそうで
今後ポーランドの政治は大きく変わる可能性があるとのこと。
大統領機墜落 悲しみに包まれるポーランド(産経新聞)


ポーランドに早く平穏が戻ってきますように…。



『ショパンの好きな花は?』

2010-01-17 | ●ポーランド&ポーランド語
ポーランドのテレビ局のサイト内に
Chopin 1810-2010』というページが出来ていました。
もー今年はショパン関連のサイトがあっちこっち充実していて
ポーランド語のおべんきょのネタには事欠きません…読みきれん(^_^;


この『Chopin 1810-2010』の中に、ショパンについてのクイズがありました。
25問を5分以内に解くというもの。
イングリッシュもありますが、ポーランド語を学ぶショパン好きとしては
ここはひとつポーランド語でチャレンジしないとね♪


ショパンの好きな花は?とか
ショパンの最後の住まいの住所は?とかそんな感じの問題でしたが
中には3択になってる答えから問題文が推察できたり
問題も答えもさっぱりわからないものも(^_^;。
結果25問中21問正解でした。
でも5分という時間制限があるので、思わず問題文すっごく集中して読んじゃいました(^_^;
時間制限かけるとめちゃめちゃ集中するもんなんですね~。
ポーランド語の勉強になりました。
2回目からは余裕が出来ちゃって時間制限の効果がありませんでしたが…。


このページにはクイズ以外に『アンケート』がひとつありまして
「ヘ短調協奏曲の最も良い演奏者は誰だと思いますか?
ラファウ・ブレハッチ
イーヴォ・ポゴレリチ
クリスチャン・ツィメルマン」
だって。
……っかーー!!選べないっ!選べるかっっ!!
これは究極の選択だーー!!(←錯乱)
ブレハッチは言うまでもなくショパンそのものって感じだし
ツィメルマンのは百万人の教科書だし
でも私の場合、CD聴いた回数が一番多いのは多分おポゴ様なんだよな~。
この3人の中で誰が一番なんて決められないヨーというわけで
このアンケートにはまだ回答してません…。



以下クイズのネタバレ注意。

ショパンの好きな花をポーランド語で何て言うのか
ずっと調べようと思ってたのに
ずっと忘れてました(^_^;。
このたびこのクイズのおかげで調べるに至ったのでメモしときます。
ショパンの好きな花は『fiołek ふぃおうぇく=すみれ』です。

ポーランド祭

2009-10-12 | ●ポーランド&ポーランド語
一昨日の10日、恵比寿ガーデンプレイスで行われていた
ポーランド祭に行ってきました。




「おやすみクマちゃん」のブースで
ハードカバーのポーランド語原書を見てみたり
ボレスワヴィエツ陶器のブースで
薬味入れ??を買おうかどうしようか迷ったりして
けっこう楽しかったです
結局どっちも買いませんでしたけど(^_^;

ポーランド観光局のブースで
チラシとかパンフレットとかもらえるものは全部もらってきました。
いつものようにどれもビミョーな出来映え(^_^;な中で
ポーランドの世界遺産を紹介する小冊子が
可愛く作られてました。


(欲を言えば写真の色調整をもうちょっと何とか…というところだろうか…)

私はこの日ポーランド語教室だったのであまりゆっくり出来なかったんですが
意外と(?)にぎわってて、ポーランド好きとしては嬉しかったです。

ポーランド語教室の人たちへのおみやげとして
クルフカ(ミルクキャラメル)だけ買いました。

キャラメルの包み紙が…↓

これもなんかビミョーな宣伝のしかた(-_-;)



以下、自分のためのメモ。
先日発売されたブレハッチのCD、
輸入盤の解説にポーランド語の原文がない~!
(そのために輸入盤を買ったのに~!)
と嘆いていたら、ブレハッチのオフィシャルサイトにありました→

この解説を書いているヴワディスワフ・ストルジェフスキというかたは
ヤギェウォ大学(ポーランド最古の大学。コペルニクスやヨハネ・パウロII世の出身校)の
哲学の教授だそうですが
その文章は意外…と言うべきなのか、平易な言葉を使っておられるような気がする…
私のポーランド語レベルでも読みやすいと感じます。
ブレハッチの前のCDはブレハッチご本人が解説を書いていましたが
そっちの方がよっぽど難しかった(^_^;未だに読み切れてません。




「美しい月明かりの…」

2009-08-18 | ●ポーランド&ポーランド語
のだめちゃん22巻に出てきた「美しい月明かりの恋」のポーランド語は
20歳のショパンが親友ティトゥス・ヴォイチェホフスキに宛てた1830年5月15日付けの手紙の中にあることがわかりました。
(Rinaさん、URLありがとうございました)

Jest to jakies dumanie w piekny czas wiosnowy, ale przy ksiezycu.

・・・『恋』って日本語訳は間違ってる気がしますが・・・まぁそれはともかく。
なんかこう、考えた文章じゃなくて、
ぽつんぽつんと、思いついた言葉をつなげた感じがします。
こういう文章に触れると、ああショパンて本当に存在した人だったんだなぁとか思います(←なんじゃそりゃ)。


…この文章を探していて初めて気が付いたんですが(←気づくの遅すぎ)
ショパンの手紙って全部ネットで読めちゃう時代なんですね…。
「ショパンがポーランド語で書いた手紙を原文で読みたい」というのが
私がポーランド語を勉強したいと思ったそもそものきっかけだったので…。
感無量と申しましょうか…。



http://pl.chopin.nifc.pl/chopin/letters/search
(↑ポーランド語以外の言語(おもにフランス語)で書かれた手紙については
ポーランド語訳の後にオリジナルが載っています)





う゛うちゅきいって誰やねん

2009-05-03 | ●ポーランド&ポーランド語
う゛うちゅきい Wloczykij =スナフキン(多分)


去年ポーランドに行った時に買ったポーランド語の本のうち、
『赤毛のアン』をぱらぱらと読んでみました。
でもまだまだ私には難しすぎて、
アンがグリーンゲイブルスに着いて自分の名前を名乗ったところで挫折(←早すぎ)。
アンという女の子は、想像力豊かで、独特な考え方を持っていて
その想像と考えを、飾り立てた文章で全部口から出してしまう子なので
そのセリフが最初から数ページ続き、とても難しかったのです。

『赤毛のアン』はもうちょっと先の楽しみに取っておくことにして、
もう1冊別の本、ムーミンを読み始めてみました。
こちらは、わからない単語をすっとばして読んでも
なんとなく筋が追える程度にはわかるので
ゆっくり読み進めています。

ただ、私はムーミンに詳しいわけじゃないんですが
日本語版ムーミンって登場人物の名前が原作とは違ってるんですよね?
そういうことが、ポーランド語版にも起こっているわけですよ。
ムーミン→むみねく なのは知ってましたけど
それ以外の人々の名前がわからない。
日記タイトルの『う゛うちゅきい』氏は
アコーディオン?(←訂正 アコーディオンではなくハーモニカでした。 2009.5.4)を弾きながら陽気な歌を歌っている(らしい)ので
多分、スナフキンだろうと…思うんですが…。

それにしても
う゛うちゅきい・・・う゛うちゅきい・・・
どうも馴染まない・・・
『赤毛のアン』でも
マシューが まてうしゅ だったり
レイチェル(リンド夫人)が まうごじゃた だったりしてましたが
この人たちはポーランドでは一般的な名前だから
違和感はあっても馴染まないということはなかったんですけど。
『う゛うちゅきい』って、ポーランド語で何か意味があるのかしらと辞書を引いてみたら
う゛うちゅか しか載ってない。意味は「毛糸、ウーステッド」。
・・・。
謎が深まっただけだった(-_-;)。


この『う゛うちゅきい』、最初はそもそも名前かどうかもわからないで読んでました(爆)。
知らない単語だと思って読み飛ばしていたら
頭文字が大文字だったので
「ん?これはひょっとして人名か?」と(^_^;

ぷろしぇんばるぞ

2009-02-11 | ●ポーランド&ポーランド語
ぷろしぇんばるぞ(Prosze Bardzo)=どういたしまして

今日2つめの記事になります。

ポーランドの人は、「じぇんくいぇん(どうもありがとう)」と言うと必ず、
「ぷろしぇ」とか「ぷろしぇんばるぞ」とかいった『どういたしまして』という意味の言葉を返してくれます。

9日のコンサートの後、サイン会があったので
ブレハッチさんにサインをもらいに行きました。
サインをもらって「じぇんくいぇん」と言ったら
ブレハッチさんも「ぷろしぇんばるぞ」と返してくれました。
彼にしてみれば特別なことではなく普通に返事しただけなんでしょうけど
なんかその言い方がすごく跳ねるようにリズミカルで音楽的に聞こえた・・・・・・って言ったら言いすぎでしょーかね・・・・・・(^_^;。
でも、ブレハッチさんのベー様4番と一緒にずっと耳に残って
なんか幸せだったんですよ。


ぷろ     ぞ
  しぇん
     ばる


って感じ(「ぞ」がちょっと強め)。

この記事は、ブレハッチさんのそんな言葉のリズムを忘れないための記事。


※注意=「ぷろしぇ」「ぷろしぇんばるぞ」には『どういたしまして』以外にも色々な意味があります。
『どうぞ』とか。