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ロンド・トッカータの楽譜

2005-11-27 | ●ピアノ&クラシックが好き
ピアノソロ のだめカンタービレ ロンド・トッカータ/悲愴ソナタ第2楽章

ヤマハミュージックメディア

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海老原大作先生の『ロンド・トッカータ』の楽譜が出ているというので
どんなもんじゃろうと見に行ってみました。
CD Bookで聴いた限りでは、私には弾けそうもない曲だと思いましたが、
楽譜を見たらやっぱり弾けそうにないので買わないでおきました。
リズムが取れなさそうなんですよね。
変拍子って聴く分には大好きなんですけど、
変拍子は、遠くにありて思うもの(←?)
自分で弾くのはちょっとね、難しいのね。
…くらびのーばに打ち込んで遊ぶっていうテもあるのか。
でもそれはDTMワールドへの入口となるおそれがあるので
やっぱりやめておこう。
で、この楽譜には何故か悲愴の第2楽章の楽譜が付いてるんですけど、
「き」さんおっしゃる通り→、こんなん今さら要らない…。
ロンド・トッカータの楽譜を買って弾いてみようってレベルの人が
悲愴をやったことがない(または楽譜を持ってない)ってことは
あり得ない気がする。
そのへんちょっとツメが甘いな。フッ。

そういえば、CD BOOKの選曲見てて疑問だったんですが
のだめで言う『悲愴』って第2楽章でいいんですか?
のだめと千秋の出会いは第2楽章かなって思うんですけど
のだめが引越しの時のおじいちゃんとおばあちゃんの話をしたのって
私には第1楽章のイメージなんですけど。


のだめ関連の楽譜は他にも色々出たんですね。
のだめに出てくる曲を
カンタンにしたり短くしたり、交響曲をピアノ用にアレンジしたりで
初級編と上級編。
初級編と言ってもけっこう難しいですぞ、
幻想即興曲とか、
左手を八分音符にしてあの複雑なリズムからは解放してくれてるけど
右手はそのまんまなんだもん。
編曲ものはあまり好きではないですが、
ベトベン『春』の一人ピアノバージョンとかは気が利いてるじゃんと思います。
私には初級編でちょうどいいかな…
買ってないけど。

CDおこづかいちょう11月25日分

2005-11-26 | ●CDおこづかいちょう
昨日またCD買っちゃった…。
いつも「特に輸入盤は一期一会だし!」と自分にいいわけして
ついつい買ってしまう。
言っておきますが、お金は無限じゃありませんから!!>自分!
自戒の念を込めて『CDおこづかいちょう』をつけることにしました。
CDの感想を書いたらリンク貼ることにします。

昨日買ったのは以下2枚↓

●The Young Pogorelich (ドビュッシー/前奏曲集第2巻第5番、
プロコフィエフ/ソナタ6番、ケレメン/主題と変奏)→
(感想書きました→05.12.24)
他サイトによるとグラモフォンと契約前のポゴレリチ19歳の時のCDだそうです。
存在だけは知ってたんだけど、店頭では初めて見たので、つい。


シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン:ペッカ・クーシスト
レイフ・セーゲルスタム指揮
ヘルシンキフィルハーモニックオーケストラ
キングインターナショナル

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(感想書きました→05.12.12)
ごめん龍くん、誓いを裏切って買ってしまいました…。

以上2枚店頭価格で1490円+2510円=4000円。

『青白い』

2005-11-22 | ●ピアノ&クラシックが好き
今月号の音楽の友のショパンコンクール特集は
審査員の先生方のインタビューがいくつか載っている。
そのうちの、クシシュトフ・ヤブウォンスキ氏のインタビューを読んでいたら、
『青白い』ってポーランド語でどういう意味なのか、気になってしまった。

ブレハッチを評して『青白い』という言葉が出てくるのだが
なまじこのインタビューは、
『青白い』という日本語から発生するニュアンスで読んでしまっても
なんとなく話が通じてしまうので
ついこの形容詞を読み流してしまいそうになるが、
もしかしたら違う意味があったりしないのか?
『青白い』とは、ブレハッチ見たままの、
あのあまり良くない顔色のことを指すのか
(↑つまりピアニストとして生きていくには線が細すぎるって意味なのか)
それとも日本語で言うところの『青い=若い』って意味なのか、
それともポーランド語で『青白い』と言った場合には
もっと違った意味が発生するんだろうかとかなんとか考えたけども
どの意味にも当てはまってしまうだけに
なおさら『青白い』という言葉を使った氏の真意が知りたくなってしまう。
それとも、ヤブウォンスキ氏はもっと違った形容詞を使ったのに、
記者または訳者があてはまる日本語として『青白い』という言葉を選んだだけだろうか。
そもそもインタビューがポーランド語だったのか英語だったのかはたまたフランス語だったのかもわかんないしな。
英語やフランス語で『青白い』ってどういう意味なんだろう…。
フランス語の『青緑』は『暗い』だそうだが(←のだめ情報)。

なーんてことを考えていたら、
20年前のショパンコンクールのドキュメンタリーで
このヤブウォンスキ氏が、妙な形をしたピアノの前に座って
「ショパンコンクールで優勝出来たら賞金でピアノを買いたい」
と言っていたのを思い出してしまった。懐かしい。
(↑私の記憶違いだったらスミマセン)
あの頃は細くてカッコイイお兄ちゃんだったなぁ~!
で、ブレハッチは、その頃生まれたんだね(-_-;)

リスト、告白本を発売!(※フィクションです)

2005-11-21 | ●ピアノ&クラシックが好き
今月はショパンコンクール特集と先月来日したポゴレリチの記事を求めて
音楽雑誌のチェックが大変。
今日は『ショパン』を買いに行ったのに
何故か『ムジカノーヴァ』を買ってしまった。
棚に入ってたムジカノーヴァを引っ張り出してみたら
表紙がアンスネスだったんだもん。ぶっ。
で、記事もいい内容だったしね。

またMatuszynska夫人のブログからネタを頂いてしまいます。
名前を入れると、その名前の人についての新聞記事を書いてくれるというサイトがあるのですが→
『リスト』って入力してみたら、
妙にリアリティのある記事になってしまって一人でウケてました。

「リストが告白本を発売!

リストがこれまでの人生を赤裸々に語った本、「不死鳥」が今日発売された。生い立ちから現在まで、そして気になるあの人との破局に関しても、これ以上ないほど詳しく描写されている。リストは、「この本を読んでくれた人が、共感してくれて、前向きに考えられるようになってくれたら嬉しいです。」と、記者会見で語った。記者から「あの人にも読んでもらいたいですか?」と質問されると、急に目を見開き、「イエス!」となぜか英語で答えた。どうやら眠れる獅子を起こしてしまったようだ。さらには月100万円の借金を返していることも判明し、涙を誘った。ちなみに、今この「不死鳥」購入した人には、もれなくリストオリジナルストラップが付いてくる。」


『不死鳥』ってタイトルがリストっぽい…。
気になるあの人…って、あの人ですかね…。

ユンディ・リの手(っていうか爪)

2005-11-20 | ●ピアノ&クラシックが好き
ものすっごくどうでもいい話なんですが。

今月の『音楽の友』、表紙は前回ショパンコンクール覇者のユンディ・リです→
腕を組んでるバストショットなので、手が大きくはっきり写っているのですが、
その手を見て、意外と爪が長いなと思いました。
爪切りで切れる白い部分が、1ミリか、それ以上ありそうです。
私なら間違いなく「気持ち悪い」って言って切ってる長さです。
ただ彼の場合はピンク色の部分がものすごく小さいので
白い部分がこれだけ長くても爪は鍵盤に当たらなさそうなんですけどね。
そしてこのピンク色の部分の小ささが
小さい頃から深爪しまくってたでしょーって感じで
なんだか可愛らしく感じられてしまいました。ふふふ~。


そのゆんじーのインタビュー。
5年前のコンクール決勝前日、
眠れなくてホテルのロビーのピアノで協奏曲弾き始めたら
まわりで飲んでいた人たちがオーケストラパート歌い始めて
結局最後まで弾いてしまったとか
(↑うわーその場にいたかったな~!一緒にオケパート歌いたかった~!!)
優勝が決まった時、3位のコブリンとかが胴上げしてくれたとか
(↑うう…いいヤツだなコブリン!!)
ゆんじー優勝時は素敵なエピソードがあったんですね。

ポリーニのペトルーシュカ

2005-11-18 | ●ピアノ&クラシックが好き
ストラヴィンスキー/ペトルーシュカからの三楽章
プロコフィエフ/ピアノソナタ第7番
ウェーベルン/ピアノのための変奏曲
ブーレーズ/ピアノのためのソナタ

ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ
Deutsche Grammophon

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昨日買ったポリーニのCD。
これ、ヤバい!凄すぎる~!
これはストレス解消に役立ちそう。『青緑日記』登録決定。
今朝電車で聴いていたら笑いそうになってしまった。
ポリーニがあまりにも楽しそうに弾いてるんだもん。
楽しそうに弾いてはいるけど、その勢いで突っ走るのはポリーニの流儀ではない。
そこにはちゃんと、音のプリズムがある。
ガラスとか、氷とか、水晶とかの破片を陽にかざして
「ほらきれいでしょー」って言ってるみたいな音で
キンキンカカカカ カカカカキンキンって(ペトルーシュカのロシアの踊り参照)。
プロコフィエフのピアノソナタも凄い。
そういえば昔、高校生の頃、
このプロコフィエフのピアノソナタ7番のフィナーレが大好きで
ラジオから録音したカセットテープを聴き過ぎて
切っちゃった覚えがある。
今の若いもんは、音楽が擦り切れるものだなんて
思いもしないに違いない。


『音楽の友』を立ち読みしていたら
ショパンコンクール特集にポゴレリチインタビューにのだめ特集と来た。
本屋さんで顔がにやけてしょうがないので
レジに持っていきました。
音楽の友買うの久しぶり~。何年ぶりだろ。
明日読みます。

ショパンコンクールのLIVE盤…

2005-11-17 | ●ピアノ&クラシックが好き
ブレハッチの演奏が入ってるCDをタワレコのサイトで注文してから二週間。
注文履歴を確認すると
エチュードやら協奏曲やらが入ったCDはとっくに『入荷済み』なのに、
一次・二次予選のCDだけがいつまでたっても『オーダー中』のままなので、
このまま手に入らなかったりしてとか泣きそうな気分になっていた今日、
店頭に置いてあるのを見つけてしまい、
注文中にもかかわらず買ってしまった…→

エチュードよりも協奏曲よりも、
私が一番聴きたかったのはこのCDに入っている二次審査のマズルカop.56だったので
これを入手しそびれるわけにはいかないじゃないか
とかなんとか自分にいいわけ。
や、店頭に置かれた以上、ネットで注文してる分も
私の手元に届くのは時間の問題だとは思うんですけどね、
要は我慢できなかったわけですね(-_-;)。
これからiTunesに読み込ませがてら聴きます。
このブレハッチの演奏をインターネットで聴いてからちょうど一ヶ月。
まだ一ヶ月しかたってないのか。
長かったなぁ…。

コルトゥスの協奏曲が入ってるCDも買いました。
こっちは注文しようかどうしようか迷って
結局op.17のマズルカが入っていないので注文しなかったんですが
やっぱり買っておきたくなって買いました。
あと、前々から聴いてみたくてたまらなかったポリーニのペトルーシュカのCD…。
…最近『CDは一ヶ月に一枚』と決めた自分ルールが全く守れてないなー。
ストレス解消にCDを買う癖を何とかしないと。

電子ピアノ、かぁ…

2005-11-11 | ●ピアノ&クラシックが好き
掲示板とかで
『楽器禁止のところに住んでるけどピアノが欲しい、
電子ピアノを買おうと思っている』
って書き込みを見かけると、つい読んでしまいます。
自分が同じ思いをしたことがあるからですね。

1年半前に
まさに『楽器禁止だけどピアノが欲しい』って理由で
電子ピアノを買いました。

自分が電子ピアノを買った時の経緯とか
電子ピアノについてどう思ってるのかとか
ネタになるかしらと思って書いてたんだけど
なんだか書いても書いても止めどなくて
いくら書いても自分で何を言いたいのかわからなくて
全部削除しちゃいました。むーん。


そうだ、月曜日のコンサートでノルウェーの大臣の挨拶を聞きながら
そーいえば私って北欧の歴史をぜんっぜん知らないなー
と思って本でも読んでみようとか思ったんだった。
思っただけで終わらないように、メモ。

ノルウェースタヴァンゲル交響楽団その2

2005-11-09 | ●コンサートに行きました
昨日はノルウェースタヴァンゲル交響楽団のコンサートを聴きに
今度は東京オペラシティへ。

指揮:スザンナ・マルッキ
プログラム
ニールセン/序曲『ヘリオス』
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ヴァイオリン:ペッカ・クーシスト
バッハ/ロ短調変奏曲よりサラバンド(ヴァイオリンのアンコール)
トヴェイト/交響的絵画『水の精』
グリーグ/『ペール=ギュント』第1組曲、第2組曲から
朝~花嫁の略奪とイングリの嘆き~アラビアの踊り
~アニトラの踊り~ペールの帰郷~山の魔王の洞窟にて
アンコール
グリーグ/4つの交響的舞曲より第2番
グリーグ/人々の生活の情景より『通りゆく婚礼の行列』
グリーグ/山の魔王の洞窟にて

昨日の日記で
「大音量で圧倒するよりきれいなメロディで聞き手を酔わせるオーケストラ」と書いたけど
前言撤回、今日のは酔わされ、なおかつ圧倒された。
しかも、楽しかった。
知ってる曲はもちろん、知らない『ヘリオス』も『水の精』も
とても楽しく聴けた。
あれだけ自由奔放で個性豊かそうな人たちをまとめあげて
あんなに大きくて豊かで端正な音楽を作り上げたのが
あの小柄で細くて可愛らしい人(=マルッキ)なのかと思うと
なんだか不思議な感じがする。
オーケストラのメンバー個々にも
『作り上げていこう』って意識がちゃんとあるんだなと思った。

クーシストのヴァイオリンは、私の予想以上期待以上だった。
やんちゃな外見(←なにしろTシャツでしたから。一応黒だったけど)からは想像つかない、
しみいるような音。
どこかホールの中ではなどこか遠くを見ている目で弾いていて、
あの音の正体は、彼が見ていたものの中にあるんだろう。
かと言って思いつめたような緊張感ある演奏じゃなくて、
オーケストラの人たちとニコニコアイコンタクトしたり、
のびのびした演奏だった。

ペールギュントの3曲目くらいになると
あと少しでこのオーケストラとお別れなのかと思って
悲しくなってしまった。
アンコール3曲もしてくれたけど、
また来てくれるといいなぁ。



クーシストのCD、私持ってましたよ。
まだ聴いてないCDの山の中にあった(^_^;

モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第3, 4 ,5番
ヴァイオリン:ペッカ・クーシスト
オリ・ムストネン指揮
タピオラ・シンフォニエッタ
Ondine

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追記:昨日一緒に行ったyuriさんがこのオーケストラのHPを教えてくれた→
内容は多分ノルウェー語なのでさっぱりわかりませんが
右上の団員の写真がリロードするたび変わります。
その写真を見ていただければ、
このオーケストラの楽しさが断片的にでもおわかりいただけるかと思います。

ノルウェースタヴァンゲル交響楽団その1

2005-11-08 | ●コンサートに行きました
昨日はノルウェースタヴァンゲル交響楽団のコンサートを聴きに
サントリーホールへ。

指揮:スザンナ・マルッキ
プログラム
シベリウス/フィンランディア
グリーグ/ピアノ協奏曲
ピアノ:ペーテル・ヤブロンスキー
ショパン/マズルカ イ短調op.68-2(ピアノのアンコール)
シベリウス/交響曲第2番
アンコール
グリーグ/2つの悲しい旋律から『春』
ペールギュントから『山の魔王の宮殿にて』

管楽器が安定してると安心して曲にひたれる(^^;
ひとつひとつの楽器が立ちのぼるように響いていて
音に包まれるような感じがした。
指揮のマルッキさんは、小柄で可愛らしい女性。
指揮をしているさまは、凛としていて迫力があって、
時には勢い余ってジャンプするくらい(←片平?!)だったけど、
その熱い指揮っぷりとは裏腹に、端正な音だと思った。
女性ならではという言い方はあまりしたくないけど、
やっぱり女性だからなのかなー。
で、このオーケストラは、
大音量で圧倒するよりきれいなメロディで聞き手を酔わせるオーケストラだと思った。
なので、特にピアノ協奏曲の、特に第2楽章で
ピアノいらない、オーケストラを聴きたいなどと思ってしまった。
(「ピアノよりオケを」なんて思ったのは初めてかも)
ピアノのヤブロンスキーは、甘い見た目にだまされて
ショパン聴きたいわ~なんて思ってしまうんだけど、
アンコールのショパンを聴きながら、
ショパンやグリーグみたいなきれいな曲よりも
もっとドロドロした曲のほうが合うような気がするとかなんとか思っていたら、
昔CDを2枚くらい聴いて
「この人はショパンよりもスクリャービンとかプロコフィエフの方がいいな」
と思ったことを思い出した(^^;。

1stヴァイオリンの2列目にいらした方が
熱く熱く、自分の音に酔いしれるように弾いておられて、
とても私好みだった。
今日もう一回会えるのかと思うと嬉しいデス。


ところでこのコンサートは、ノルウェーと日本の国交100周年記念というものだったらしく、
演奏の前に、ノルウェーの民族衣装を着たノルウェー大使館の方と
ノルウェーの大臣と、
ノルウェーリレハンメルつながりで
このオリンピックで金メダルを取った荻原健司参議院議員の挨拶があった。
なぜ荻原?!と思ったけど、
参議院議員と紹介されてくすぐったげに笑うさまは
好感度高かった。