一昨日はお休みを取って一日家にいました。
その間に私が3回見たDVDが↓これです(笑)。
●ドキュメンタリー
『アンデルシェフスキ/アンクワイエット・トラベラー』
モンサンジョン監督
(※日本語字幕はありません)
アンデルシェフスキのドキュメンタリーです。
コンサートやリハーサル風景を交えながら
彼の2つの祖国・ポーランド~ハンガリーの列車の旅を追っています。
このDVDは、アンデルシェフスキ本人によるナレーションが
英語・フランス語・ドイツ語・ポーランド語から選べます。
それぞれの言語ではない言葉をアンデルシェフスキが喋っている時は
字幕が出ます。
4カ国語って言っても音声は全編英語とかフランス語とかで
ポーランド語は字幕が出るだけなんだろうと思ってたら
アンデルシェフスキの声で、一人称のポーランド語が聞こえてくるじゃないですか。
私はポーランド語の響きが大好きで、誰が喋ってもウットリ聴いちゃうんですが
ここでは
アンデルシェフスキが
ペラペラと長々と喋ってくれる。
しかも映像は8割方ポーランドじゃないですかね。
ちょっと場所がよくわからないんですけど
ポズナンとか言ってるような気がする(←未確認)。
あとヴァイオリニストのお姉さんと一緒に
シマノフスキの別荘?があるザコパネに行っています。
あとワルシャワのワジェンキ公園っぽいところをお散歩したりしてますが
この場所まで来たくせにあの有名なショパン像を映さないあたりアンデルシェフスキらしい(笑)。
このポーランドを中心とした映像がちょっとキェシロフスキっぽいと言ったら言いすぎかなぁ。
ちょっと古めのヨーロッパ映画っぽい映像。
ポーランドを撮ると自然にあんな感じになるのかもしれませんが。
とにかく、そんなナレーションと映像のバックに流れるのは
アンデルシェフスキが弾く舟歌とかマズルカしかもop.59-1とかピアノ協奏曲しかも2番とか
バッハとかシューマンとかだったりするんですよ。
そりゃ1日に3回見るっちゅうねん。
ブレハッチやツィメルマンの喋るポーランド語は
訛りがあるのか、うっかりすると一言も聞き取れなかったりすることがありますが
アンデルシェフスキのは聞き取りやすいです。
(↑意味がわかるかどうかは別問題)
ただ字幕が速すぎて読み切れません(涙)。
…3,300円・・・だったかな…?
2009年累計32,534円。
アンデルさんって
チュート徳井に似てる気がする…。