損傷していた半月板の内視鏡手術のため12月3日(水)から入院していました
半月板の損傷にもいろいろあるらしいのですが、私の場合は半月板の欠片が膝内に残っているために、今のままで放置すると、正常な膝軟骨や下肢の骨を削ってしまうため、早めに除去する必要があるとのことでした
このままにしておくと、突然、欠片が膝の間に挟まり激痛で歩けなくなることもあるそうです
そうなったら救急車で病室に運ばれることになる…
また、軟骨や骨が削られてしまってからでは内視鏡手術はできない…というよりも、もっと大がかりな手術になる可能性もあるとのこと、思い切って覚悟をきめました
整理すると
10月2日
バドミントンの練習中に突然 膝に違和感があった
10月3日
寝る前からの痛みが悪化、びっこをひかないと歩けないため、会社近くの整形外科受診
レントゲン撮影したが異常なし、痛み止めの セレコックス の飲み薬と 湿布が処方された
数日間は、整骨院でマッサージを続けるが改善なし
10月10日
総合病院の整形外科(膝外来)を受診
痛み止めとヒアルロン酸の注射を膝に打つ
同時に MRI検査予約を入れる
10月27日
MRI撮影 と 診察
ここではじめて 半月版損傷 の診断が下る
痛みの改善には手術しかない といわれる
11月17日
整形外科にて手術の日程について調整
術前検査(心電図、心エコー、肺活量、採血、尿検査、胸のレントゲン)
12月3日 入院
12月4日 手術
12月7日 退院 となりました
同じような症状の方の参考なれば・・・と、手術の様子も記録にしておきます
12月3日13:00 入院
気分は旅行気分(笑)
落ち着いたらシャワー室でシャワーを浴びました
18:00 夕食
このあと夜中の12時までは飲食可
12時以降は水かお茶のみOK
12月4日
6:00 水、お茶も禁止
8:30 手術着に着替え
パンツは紙のT字帯のようなもの(悲)
8:55 歩いて手術室へ移動
9:00 手術室
脊椎に麻酔を打つための麻酔を背中の腰辺りに打つ
(エビのように丸まって、背中がちょっとチクチクする程度)
脊椎麻酔注入
(これもエビ姿、全然痛みなく注入できました)
しばらくすると、つまさきからじわ~っと、正座しすぎた時みたいな感覚
ここからは、私があんまりにも怖がるので、眠くなる薬が入りうとうとしてよく覚えてません
11:00 病室に戻ってきました
意識はあるけど、麻酔が効いているので痛みはまったくありませんでした
左ひざは足首から太ももまで包帯が巻かれていました
包帯から ドレンチューブが出ていて、膝内の出血や水を抜くためのものだそうです
水枕を当てて冷やしてありました
家族(娘)に手術の状況説明がありました
(私はうとうとしてて聞けなかった)
半月版の破片はねじれて靭帯に絡まっていたような説明だったらしいです・・・
膝のほうはだんだん麻酔が切れてきている感じはしましたが、激痛でもなくて我慢できました
傷の痛みはないのですが、脊椎麻酔のため、翌朝まで体を起こすことができません
枕もだめ
ベッドに横になった状態で、左腕に点滴、指にはサチュエーション、胸に心電図、
尿カテーテルがついて、足にはドレンチューブ・・・・
そして翌朝まで 飲食禁止
これが結構きつかったです
寝返りもうまくできないし、腰がいたくて苦しみました
夜9:00ごろ
熱が38度まであがってしまいました
「うんうん」うなりながら朝を迎えました
12月5日朝6:00
貧血検査のための採血
そしてようやくベッドを上げてもらうことができました
まだいろいろついているので歩くのはもちろんだめー
でも、ベッドの頭部を上げてもらえただけでも腰の痛みはだいぶ楽でした
心電図、サチュエーションが外れました
8:00 朝ごはん
お腹がぺこぺこで美味しくいただきました
膝は包帯が巻いてあるので動かしにくいけど、我慢できる痛みでした
8:30 ドクターの回診
包帯をはずして傷の状態確認後、出血も落ち着いているとのことでドレンチューブが抜けました
ドレンチューブは膝からそのまま出ていました
するする~っと引っ張って、そのまま絆創膏でとめました
これも、痛いのが嫌いな私でも全然痛くなかったです
包帯も取って、傷口は防水テープで保護しただけ
膝も曲がりますよー
9:00
看護婦さんが背中を拭いてくれて、立てるかどうかのチェック
恐々でしたが、普通に立てて、普通に膝も曲がりました
少し痛いかんじがあるけど、精神的な部分も大きいかもでした
歩けることを確認後、尿カテーテルも抜いてもらえました
これでようやくパジャマに着替えもできました
パンツも♪
歩行はまだ禁止で、トイレに行きたいときには看護師さんと一緒に歩行器を使っていきます
お昼ごはんを食べて、モモちゃんが遊びに来てくれておしゃべりしている間にリハビリのお呼びがかかりました
14:00 リハビリ
麻酔科の先生も、薬担当の先生もそうだったけど、リハビリの先生も若くてやさしい(男子)の。
歩行器でリハビリ室に移動して、膝周りのマッサージの後、膝の曲げ伸ばし、足踏み、平行棒を使った歩訓練、会談昇降訓練、どれも花丸をいただけました
最後に松葉杖の使い方を教えてもらってリハビリ終了~
自分でも膝に力を入れても痛くないことが確認できて、自信がつきました
リハビリの先生の許可が出たので、病棟内も松葉杖で自由に移動が許されました
売店にも行けます
12月6日
松葉杖の使い方にもなれて、移動も快調
この頃になると、膝の痛みより術側の股関節が痛かったり、右わき腹が筋肉痛
手術で体のあちこちに負担がかかったのと、松葉杖で普段使わない筋肉を使ったかららしいです
そして、左手の甲に指していた点滴針に痛みが・・・・
血管からもれてしまったため差し替えました(泣)
血管がねー なかなか取れないのよねー
手首の細い血管に差し替えました
脊椎麻酔の副作用で、時々頭痛がしたりしましたが、これも少し横になって休みと落ち着きました
ドクターの回診でも「順調ですね。では、予定通り明日退院でいいでしょう」の評価をいただきました
12月7日 退院
歩けないわけではないのですが、松葉杖を借りました
お守り代わり も兼ねてね それと、職場へのアピールと・・・(笑)
ドクターには、「体を使う現場仕事は2週間後、事務仕事は明日からOK」といわれました
ちなみに、「バドミントンは来年以降ね・・・」ですって
外での歩行時に使用して、家の中は何も使わずに歩けてます
念のため、2~3日自宅療養してから出勤しようとおもっています
今回の病院は設備も整っていて清潔感あって居心地が良かったです
入院自体久しぶりだけど、最近の病院はすごいねーと感心してました
テレビ、冷蔵庫、パソコンも各ベッドについてました
帰宅前に院内の屋上庭園を一回りしてきました
かかった費用は100000円強でした
高額療養になるから後で少し返金になるとおもいます
今回、予想していたよりもずっと痛みがなかったので助かりました
痛みに弱いのでね・・・・
でも、半月板損傷は、再生するものではないため、半月板の一部がなくなった状態は変わりません
今後も負荷をかけすぎないように注意して生活、運動をいしていきたいと思います
乳腺外科の主治医の話では、「ホルモン治療の副作用もあり、通常の年齢よりも10歳くらい関節年齢は高いかも・・」とのことでした
無理はできない年齢ってことですね
これからも気をつけます
明日は乳腺の定期外来に行くので、膝手術の報告もしてくる予定です