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シテ島上陸

2012-12-14 | フランス
地下鉄を乗り継いで到着シテ。
地上に上がると周りは鳥の市場や花の市場で目印になる建物がありません。






珍しく方向感覚が狂って、この日はじめて地図を広げキョロキョロしていると、中学生位の女の子3人が署名をしてくれとペンを差し出してきました。
はは~んこれが有名な署名スリだわ
ノンと強く断り、連れの手を引いて足早に立ち去り振り替えると、親分のような大人と更に数人が集まってこちらを見ながらヒソヒソやってました。

狭いシテ島、とにかく太陽で方向を確認してバラ窓で有名なサント・シャペルに向かいます。
とても立派な門が見えてきました。


両脇はサント・シャペル、ラ・コンシェルジュリーで、それぞれ入口にはセキュリティーがあり、列ができていたようなのですが…
何も考えず、この門の横にある出口の守衛さんに挨拶しながら、するすると中に入ってしまいました。

門の正面は、フィリップ4世が建てた王宮で、今は裁判所として使われています。


まずは裁判所左にあるサント・シャペルへ。


外のセキュリティーだけでなく、教会の入口も入場制限で長い列ができています。
でも、ミュージアム・パスがあるので、待たずに入場
一階にはルイ9世の像があります。




それほど大したことないバラ窓だと思いながら二階へ上がって、ビックリ
ゴシックの宝石と呼ばれるパリ最古のステンドグラスが圧巻です。






サント・シャペルではコンサートが開催されているようで、祭壇の前にはグランドピアノが置かれていました。


次はラ・コンシュエルジュリーです。
入口は裁判所のゲートを出てすぐ左側。


「ギロチンへの入口」とも呼ばれ、一時は4000人を超える囚人が収容されていたそうです。




マリー・アントワネットの独房も再現されていました。


窓の外は鉄格子が。。。


そして建物の屋根には逃亡防止柵が


実はこの中のトイレは比較的綺麗で空いていいるので、ミュージアム・パスを使って何度か出入りしてしまいました。


ナポレオンに会いに (アンヴァリッド)

2012-11-17 | フランス
13号線ヴァレンヌからアンヴァリッド広場を目指します。
ずらっと並ぶ大砲の向こうに、エッフェル塔がかなり大きく見えます。


左側にグラン・パレがみえます。


アンヴァリッド広場から見る軍事博物館の全景です。
石畳の道がゆがんで見えるのは、目の錯覚でしょうか。。。



北側の門は、こんな感じ。
意外に観光客は少ないのかな。


かなり歩いてます。


やっと軍事博物館の入口に到着




ヴェルサイユ宮殿より小ぶりですが、ここの屋根にも鎧の天窓が。


軍事博物館の中を更に奥へ進むと、広~い中庭です。
奥に金色に輝く教会が見えます。
そして、正面には、、、ナポレオン




サン・ルイ教会です。ここにナポレオンの棺が安置されてます。


内部は地下からの吹き抜けで、中央に巨大な棺
人間が蟻んこに見えます。


ドームの天井


奥にはピカピカの祭壇です。




そして、そこここにピカピカのキューピット




吹き抜けのナポレオンの棺が安置してある回りには、ナポレオンの奥様の棺が安置されている霊廟があります。
奥様の棺は、ナポレオンに比べると小ぶり。それでもかなりの大きさです。




それ以外にも、軍事関係者の霊廟があります。




ピカピカの祭壇の裏から、棺の安置してある地下1階へ下りていきます。


入口の床です。




途中のナポレオンの像が飾ってある部屋では、沢山のオーブが写真に写りこんじゃいました。




ナポレオンの棺は長さ4m、幅2m、高さ5m。
圧巻のおおきさです。




なんでこんなに大きいのかと思ったら、5重になっているそうです。
棺の後ろから祭壇を見上げて。。。


アンヴァリッドの南側の庭は、お花が満開でした。




ちょうどお昼になったので、アンヴァリッドのカフェテリアでランチです。
プレートのコースターにはアンヴァリッドの絵が描かれていました。


非常に栄養バランスの悪いランチメニュー。
この後、しばらくハムは食べたくなくなりました。


黄金に輝くアンバリッドを後に、次はシテに行くため、8号線エコール・ミリテール駅に向かいました。





オルセー美術館~奇跡のメダイ教会

2012-11-11 | フランス
セーヌ川の交通機関バトビュスです。
乗り降り自由の1デイチケットは15ユーロ、観光スポットには乗り場があるので便利ですが、今回は川から離れたところも回るので、地下鉄利用です。


ロワイヤル橋のたもとには、なぜか中継のテレビカメラがスタンバッてました。
何があるんだろう。。。


橋からみえるオルセー美術館です。


一つ一つの装飾に趣きがあります。




まだそれほど列はできていない入口


入口の周りには、動物のブロンズが沢山あります。
  

中階右側にはゴッホの自画像のポスター、左側にはマネのオランピアのポスターが掛けられていました。


駅舎だった頃から時を刻んでいた時計です。


オルセー美術館内部は、残念ながら撮影禁止です。
でも、でも、これだけは撮影したい
昔の駅舎を彷彿とさせる美術館の吹き抜け。


ロダンのオリジナル石膏原型「地獄の門」


中階にあるレストラン入口です。まだオープンしていません。
内装が素敵なので、ぜひ入ってみたかったな。。。でも、オープンを待つ時間ないし。。。




オルセー美術館の中は、色々なお部屋もとても素敵でした。






オルセー美術館の裏路地にはこんな大道芸の人が
いかにもパリですね。


次に向かったのは、地下鉄のセーブル・バビロヌ駅から5分ほどの奇跡のメダイ教会です。
とっても小さい入口で見落としてしまいそう。




1830年、修道女カタリナ・ラブレがマリア様から「人々のために心を込めてメダルを作りなさい」というお告げを受け、パリでコレラが流行した際にそのメダルを人々に配ったところ、コレラが収束したという言い伝えがあります。




この日は日曜日でミサが行われていたので、邪魔にならないように中に入りました。
教会の中は優美で崇高な雰囲気に包まれます。1876年に亡くなった聖カタリナの遺体は腐敗せず、今でもそのままの状態で安置されています。




 

メダルを手にした人に奇跡が起こる、幸福が訪れるということで「奇跡のメダイユ」は有名で、世界中から多くの人がこのメダイユを求めて教会にくるそうです。
ってことで、奇跡のメダイユを買って帰ることにしました。
幸福が訪れるといいな
  

ルーブルをウロウロ

2012-10-28 | フランス
じゃじゃ~ん
ミロのヴィーナスです。


この部屋は美術品を修復するための部屋でしょうか。


シュリー翼から地下の中世ルーブルへ向かいます。
広くて広くて、地図を見ながら歩いていても何処を歩いているのか。。。








どう歩いたのかも分からないまま、気付くと地下の中世ルーブルにいました。


ここからリシュリュー翼に向かいます。
リシュリュー翼ではベルギーの芸術家 Wim Delvoye の展示会をやっていました。


ガラスピラミッドの中にそびえる輝く小塔も Delvoye の作品ですが、作品名はSuppo(座薬)
みんな、この座薬の前で記念撮影してるんですね。


リシュリュー翼にあるピュジェの中庭とマルリーの中庭はやさしい光が差し込んでいます。




ピュジェの中庭の「クロトンのミロン」です。木の切り株に指を挟まれて動けなくなっているミロンのお尻にライオンが噛み付いている図だそうです。


マルリーの中庭には「マルリーの馬」がありました。


ハムラビ法典が見つからず、しばらくさ迷い、やっと発見。


中央のピラミッド下へ戻ると、すでにドゥノン翼入口には長蛇の列です。
日本人の団体も沢山


ガラガラのルーブルをさっさと回って、ピラミッドから外にでました。


外は刺すような強い日差しです。
そんな中、ガラスピラミッドに入るための列も長くなっていました。


やっぱりルーブルは地下から入るにかぎりますね。

当初は城として建てられたルーブルですが、現在の建物はルネッサンスの面影を色濃く残しているようです。






ガラスのピラミッドの向かいには、カルーゼル凱旋門がありました。
このカルーゼル凱旋門と凱旋門、新凱旋門は一直線にならんでいます。


快晴の空にはいくつもの飛行機雲が残っています。


ルーブルからセーヌ川沿いをブラブラ、ライオンの入口です。


外壁の細工もとっても素敵です。




ロワイヤル橋を渡って、オルセー美術館へ向かいます。
遠くにグラン・パレが見えました。


ルーブル美術館でモナリザを目指して

2012-10-27 | フランス
高速鉄道と地下鉄を乗り継いでルーブル美術館へやってきました。


ルーブル美術館への入口で一番わかり易いのは中央にあるピラミッドですが、かなり並ばなければならないので、地下鉄出口から近いリヴォリ通り99番入口から、地下街カルーゼル・デュ・ルーヴルに入ります。


人っ子一人いない地下街、ちょっと不安


開館15分前にダヴィンチコードでも出てきた逆さピラミッドに到着。


地図上の矢印が地下街への入口で、逆さピラミッドは赤い四角の部分、地上ピラミッドから少し外れた所にあります。


逆さピラミッドの地上部分はこんな感じで、人が立ち入れないようになってます。


開館時間も近いのに誰もいません。


ほどなく親子が1組。


係りの人達がでてきて、少し慌しくなってきました。
スリにご用心の立て看板が様々な言語で書かれています。


9時にゲートオープン。ここは現地ガイドの人達が早くチケットを買うのに入る入口らしく、数人のガイドさん達が優先的に通されてました。


中央のインフォメーションとチケット売り場です。


地上ピラミッドの入口もオープンしたので、荷物チェックの終わった人達が少しずつエスカレーターで下りてきています。


私達はフリーパスを持っているので、チケット売り場に並ばず、そのままドゥノン翼入口へ 一番


何気ない壁の飾りも素敵です。


古代エトルリア・ローマ美術の部屋を観賞しつつも早足で抜けて




サモトラケのニケです。


2階の絵画フロアーにきました。




向かうは「モナリザ」
ガラスが反射して、正面からだとうまく撮影できません。


他の絵画はすぐ側で見られるのに、モナリザだけはロープが張ってあって近付けないようになってます。警備も厳重
モナリザと猫のツーショット


そうこうしているうちに、だんだん人が増えてきました。


イコンを見ながら、「ナポレオン一世の戴冠式」へ向かいます。


ヴェルサイユ宮殿にあった「ナポレオン一世の戴冠式」とは確かにちょっと違うのを確認です。