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憧れのスペイン6 <セビーリャ>

2011-09-24 | スペイン
朝8時、まだ外は街灯がついてます。


ホテルの向かいはセビーリャコングレスセンターですが、そのドームの上に。。。人です。 あんな所でお掃除??


今日の観光はスペイン広場からです。左奥にスペイン広場の塔が見えます。


1929年の万国博覧会会場をそのまま残したものだそうです。
大阪の太陽の塔みたいな感じ


アンダルシア地方の典型的な建築様式で建てられ、半円形の回廊が伸びています。その先には塔があります。




回廊に沿って川に見立てた池があります。
泡やゴミが浮いていて汚いです。


池に架かる橋から


中心の建物です。


スペイン各県の歴史的出来事を描写した壁面のタイル絵が並んでいます。


ここもスリが非常に多いそうですが、まだ9時半なので観光客も少なく閑散としているので、スリもいません。


次はカテドラルに向かいます。バスは入れないので、ムリーリョ公園から徒歩です。

ムリーリョ公園にはサンタ・マリア号を模ったコロンブスの記念塔がありました。


サンタ・クルズ街へ入っていきます。


サンタ・クルズ街はアルカサルへ水運ぶ水道管が通っていたことから、水の小道とも言われいます。
建物の壁には水道管の跡が、、結構な太さです


ちょっとした広場にもオレンジの木が植わっています。白と黄色の家と緑のコントラストが素敵。 これで空がブルーだったらな~




家が密集していて、路地も迷路のようです。家の中に、向こうの路地へ抜けられる通路もあります。


ムリーリョの家が博物館になっています。
セビーリャ派の巨匠ムリーリョの博物館で行われている特別展示は、、アニメ?


その脇の凄~く狭い路地を入っていきます。


路地から上を見上げると、ベランダの底がみんなタイルになってました。


少し広い道に出てきました。


奇抜な黄色い建物を左に進むとアルカサルの横の道にでました。


左側がアルカサルの城壁です。


その先にどど~ん、とカテドラルが姿を現しました。


コルドバのポリスマンは自転車でしたが、こちらは馬です。
快く写真を撮らせてくれました。


カテドラルを回りこんで、カテドラル入口のあるビルヘン・デ・ロス・レジェス広場に向かいます。




ヒラルダの塔と王室礼拝堂の間の門ですが、私達はヒラルダの塔を回り込んだトカゲの門から入ります。


広場の向こうには大司教館があります。


11時の開門をまってトカゲの門からカテドラルに入ります。
なぜにトカゲ?と思ったら、いました門の天井に トカゲです。


カトリックの大聖堂で1番大きいのはローマ・ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂、2番目ロンドンのセント・ポール大聖堂、セビーリャ大聖堂は3番目の大きさ。
内部は圧巻の広さです。


主祭壇の黄金の衝立は胡桃の木で出来ていて、高さが20m、幅が13mだそうです。


大聖堂の中心になる礼拝堂の天井です。細工がすばらしい


パイプオルガンもすごく立派です。


聖歌隊の席


主祭壇の後ろからだったかな…


カテドラルの中にはコロンブスのお墓があります。お墓はレオン、カスティーリャ、アラゴン、ナヴァラの4つの王国に担がれています。


銀の祭壇前には特別な催しがあるらしく、マリアの像が飾ってありました。


特別な時にしか開かない被昇天の門の内側です。


とっても素敵なステンドグラスがありました。


ムリーリョの描いた「サン・アントニオの礼拝」です。


絵の前には水盤がありました。


カテドラルからパティオに出て振り返ると建物に入る「受胎の門」があります。


カテドラルのパティオにはオレンジの木があり、下は水はけを考えて十字に溝が掘られていました。


オレンジのパティオです。




そしてセビーリャのシンボル、ヒラルダの塔です。
中は馬で登れるようになっています。


塔の天辺には天使を模ったヒラルダ(風見)があり、これが塔の名前の由来です。


『 ダビンチコード』で有名なダン・ブランの小説『パズル・パレス』ではここが舞台になっていて、主人公の恋人デイヴィットは、殺し屋から必死にセビーリャの街を逃げ回り、最後にオレンジのパティオからヒラルダの塔で対決します。
気に入りの小説なので、実際の舞台を歩けて最高です。

免罪の門からカテドラルを後にします。


門の外は商店街が続いていました。仲見世通りみたいな感じ
ガイドさんとはここで Hasta la vista


大通りに出てカテドラルを一周し、内側から見た門を、こんどは外側から見学。
洗礼の門


被昇天の門


カテドラルとインディアス公文書館、遠くにトリウンフォ広場が見えます。



ちょっと木が邪魔ですが、最後に振り返ってカテドラルに Hasta la vista


大通りには路面電車が通っています。


電車の側面は非常にカラフル これって、デザイン?落書き?


プエルタ・デ・ヘレスの噴水


サン・テルモ宮殿が見えてきました。


宮殿の上に彫像がいっぱい。偉い人達なんでしょうね。


宮殿前からバスに乗り、セビーリャを後にしました。










憧れのスペイン5 <セビーリャへ>

2011-09-23 | スペイン
夕方、セビーリャの街に入りました。
道路においてある電光掲示板は18:40、34℃を示しています。


英雄エル・シッドの騎馬像と、奥に見えるのはカルメンとドン・ホセが出会った旧タバコ工場です。


普通の道路で観光馬車が信号待ち。 後ろに乗用車が待っています。


セビーリャの闘牛場です。ポルトガルの闘牛は数人で牛を倒すのに対し、スペインの闘牛は牛と人間が1:1で戦い、最後は牛を殺します。


闘牛場の前にはマタドールの像がありました。


今日はタブラオを見ながらのディナーです。タブラオのお店は闘牛場の隣にありました。


中には牛の剥製 この子は隣で殺されたのかしら・・・

この下でディナーです。

スープ、カレーカップヌードルみないな味のポークソテー(ビーフじゃなくてよかった)、デザートは巨大メロンの輪切りです。






タブラオは想像していたフラメンコとはちょっとイメージが違ったような。でも凄い迫力で、そのタップはもう地団駄踏んでいるみたい。


2時間近いショーが終わって外へ出ると、まだ少し明るい空でした。
歩道はショーを見ていた人達でいっぱいです。


お店の近くには黄金の塔がありました。




憧れのスペイン4 <メスキータ>

2011-09-23 | スペイン
お昼。程よくお腹も空いてきた頃、コルドバに到着です。
グアダルキビル川の対岸にメスキータが見えます。憧れだったんだ~


ローマ橋のたもとには要塞としてのカラオーラの塔。中は歴史博物館になっているそうですが、入りません。


メスキータの全景。240年もかけて建て増しに建て増しを繰り返したメスキータは、外から見ても複雑な感じです。


ローマ橋の途中にはラファエルちゃん でも、ちょっとハゲっぽい

なんて、不謹慎なこと言ってごめんなさい。

まずはレストランに向かいます。


このお店でオックステールシチューを頂きます。


レストランの中には明り取りになるパティオがありました。


最初にでたのはトマトの冷たいスープ、サルモレホ。ガスパチョの仲間のようですが、違いが分りましぇん


そしてメインのオックステールシチュー。。。 想像とかなり違ってましたが、尻尾は軟らかかったです。


いよいよメスキータに入ります。とは言っても、入口がみんな塞がれていて、歩けど歩けど中に入れません。メスキータ広すぎです。


左側がメスキータです。


サンタ・カタリナ門から中に入ると、木の間からアルミナールの塔が見えました。


シュロの門から中に入ると、ほとんど窓が無く明り取りの格子が一部あるのみ。


薄暗い感じの中に、よくパンフレットで見るメスキータの景色が広がっています。
赤と白のアーチを円柱が支えて、まるで円柱の森、奥が見えません。


幅130m奥行き180mのメスキータには約850本の柱があり、25000人の信者を収容できたというから驚きです。


アーチの奥にはミフラブがあります。これはメッカの方向を示しているのだとか。




そしてミフラブの天井です。


薄暗い円柱の森を進むとと、突然明るい場所が
内部の作りがまったく違います。


イスラムのアーチの中に、キリストの像がかけられていて、奇妙な融合


もともとキリスト教の聖堂があった場所をモスクにして増築し、さらにキリスト教徒に征服されると、再び聖堂として使用されたそうです。なので、中心部はキリスト教の教会になっています。
アーチを回りこむとパイプオルガンが見えました。


現れました一際明るい中央礼拝堂です。


その向かい側には聖歌隊の席があります。109のマホガニーでできた椅子が輝いていました。




中央祭壇と聖歌隊席の間の袖廊です。明り取りの窓から軟らかい光が差し込んでいます。


増築を繰り返し、宗教までもコロコロと変わったメスキータ内部は、バロック、ゴシック、アラベスク…天井も色々な形式がごちゃ混ぜになっています。




メスキータの一番奥まった所にはサンタ・テレサ礼拝堂と宝物殿があります。




宝物殿の聖体の顕示台。純金です。もうピッカピカ


宝物殿の天井


ぐるっと内部を回り、どこまでも続く柱の森を抜けてシュロの門へ向かいます。




外のパティオではオレンジが木になっていました。






メスキータを後にして、花の小道へ向かいます。
白い壁にプランターに入った赤い花が両側に飾ってある細い路地です。
ん~、この花うちのプランターと同じ。。と、よく見ると、小道の向こう側にアルミナールの塔があるじゃないですか 観光スポットの理由がわかりました。


細い路地をくねくねとユダヤ人街へ入っていきます。今ではユダヤ人は住んでいないそうです。


こんな看板もありました。全然意味わかりません。


路地をくねくね進むと景色がどんどん変わっていきます。これも多民族が共存していたコルドバならなのでしょうか。
右に見えるのはキティちゃんの看板です。世界中どこに行ってもキティちゃんはいますね


かなり奥まで来た気がします。もう地図を見てもどこを歩いているのか???
これは大学の入口


大学の中庭です。夏休みなのか、人が見あたりません。


この人はポリスマン 道が狭いので自転車でパトロール。
日本のおまわりさんも自転車で巡回しているけど、なんか全然イメージが違うぞ


やっとメスキータの所へ戻ってきました。
集合場所は黄色いポスト。赤いポストとどっちが目立つのかしら


せっかくスペイン語を特訓してきたのに、まだほとんど話していません。
ってことで、水分補給。も兼ねてカフェにはいりました。


お店の床はピッカピカで、外の景色が反転して写ってます。


コーヒーは苦手なのですが、ここは一つアイスコーヒーを頼んでみようと、カフェ・コン・ジエロ-Cafe con hieloを注文です。
アイスコーヒーと言っても、熱いエスプレッソとグラスに入った氷が出てきて、自分で勝手にエスプレッソをグラスに注いで冷やして飲みます。

水分補給を済ましてグアダルキビル川の方へ二人でお散歩です。
遠くにトリウンフォ・デ・サン・ラファエルの塔が見えます。


インフォメーションセンターがありました。


中はとても素敵でした。 地図やパンフレットをもらって先へ進みます。


観光用の馬車 これで目見えるのかしら


トリウンフォ・デ・サン・ラファエルの塔です。天辺にはちょっとカッコいいラファエル


これもメスキータのサン・ミゲルの門なのですが、やはり閉められています。
出入口は私達が入ったサンタ・カタリナの門と免罪の門しかありません。


集合場所近くのカフェを覗くと、カウンターにハモンが沢山ぶら下がっていました。


川の対岸からです。右にローマ橋、プエンテ門、その後ろはメスキータ、中央にラファエルの塔を見ながら、コルドバを後に、今夜の宿泊地セビーリャヘ向かいます。



















憧れのスペイン3 <コンスエグラ>

2011-09-21 | スペイン
朝6時、レストランが開くのをまって朝食です。


まだ眠りについているかのようなトレドの街を後にします。


アルカンタラ橋の門にはまだライトが点いています。


朝日に向かってバスは進みます。


車窓には見渡す限りのオリーブ畑


8時前、コンスエグラに到着。バスから降りると、どーんと風車のお出迎え
後ろの棒は風向きに合わせて、風車を回転させるためのものだそうです。


後ろを見ると、朝靄の中、丘の上に点々と風車が立っていました。




ちょっと掌の上に風車小屋を乗せてみました。


近くに行って下から風車を見ると、圧巻です。


風車の丘を後にして、ドン・キホーテの騎士叙認式がとりおこなわれた宿のあるプエルト・ラピセにきました。宿のラ・ベンダにはドン・キホーテの像がありますが、、こんなガリガリなの


宿場の外です。


宿場のそばの教会と、ここにもドン・キホーテの像が。




次はコルドバへ向かいます。

憧れのスペイン2 <マドリード~トレド>

2011-09-19 | スペイン
いつもの事ながら、時差ボケで朝4:20に目が覚め、JALでもらったメロンパンをボソボソと食べてました。

ホテル到着時の窓の外は真っ暗で何にも見えなかったのですが、窓の外は明るくなり、そしてやっぱり何もありません。。。
マドリード郊外の長期滞在者用ホテルのようです。


ホテルと言うよりはウィークリーマンションと言った感じで、建物の外を歩いていると、上の階から火の付いたままのタバコが降ってきました。滞在者のマナーもよくないようです。
寝るだけだったので、まあ我慢できました。


日本人のツアーは朝が早いので、無理を言って開けてもらったレストランで朝食。


まず向かったのはヴェラスケス、グレコ、ゴヤなどの名画が展示されているプラド美術館です。内部は撮影禁止




ヘロニモスの扉から入場して1階のスペイン絵画から鑑賞。ヴェラスケスのラス・メニーナスが素敵
ゴヤの部屋にはマハなど見慣れたものの他に、黒の時代に描かれたゴヤの皮肉たっぷりの絵が飾られていました。ドロドロで気持ち悪かった。。。

プラド美術館裏にあるサン・ヘロニモ教会


スペイン広場に向かう途中でライオンの引く馬車にのる大地母神キュベレの噴水がありました。
ライオンが引いてたら、馬車じゃないよね。


スペイン広場はスリの多いマドリードの中でも、スリのメッカとのことで、カメラ以外の貴重品はすべてバスに残し、ガイドさんが見張ってます。
広場の中央にはセルバンテスの記念碑が立ち、セルバンテスの足下にロシナンテに乗ったドン・キホーテとロバにまたがったサンチョ・パンサの像が。 セルバンテスの没後300年を記念して造られたそうですが、高層ビルとの対比が面白いです。




下車見学のみの王宮に向かいます。
王宮の地下は巨大駐車場になっています。
王宮をバックに一枚。後ろにマントを羽織った透明人間がいます。
実はこの透明人間、脇の木の陰でゴソゴソと変身してたんです。丸見えよん。


透明人間の他にも、色々なパフォーマンスをやっている人がいます。


王宮の中に入る時間は無いので、外観を写してオリエンテ広場に向かいます。




ツアーお決まりの皮製品ショッピング。ブティックレバントへそのまま歩いて向かいます。




この時間を使って、王宮に入りたかったな…
とは言え、妹は羊丸々一匹使ったコートを買ってました。

アトーチャ駅の近くのレストランでランチです。
サラダはお好みでオリーブオイル、ビネガーをかけて食べます。ミックスパエリアは塩を振ってみると美味しく食べられました。




マドリード観光をそこそこに、トレドへ向かいます。

まずはトレドの全景を丘の上から見ます。
トレドのカテドラルの鐘楼が右端にあります。


右の四角い建物がアルカサルです。が、今回は見学なしです。


トレドは三方を川に囲まれ、北側を城壁が囲んでいて、非常に攻めにくい都市です。
サン・マルティン橋を右手に見ながら城塞の外を回って旧市街へバスは進みます。


トレドはかつて無数の民族が通り過ぎ、自分たちの痕跡を残して行きました。この町は、当時モーロ人とユダヤ人とキリスト教徒の共存していたことから、色々な文化が入り混じっています。
ソコドベル広場からカテドラルを目指します。建物のシルエットがイスラム的。




旧市街の中は車で入ることはできません。細い路地が入り組み、迷路のようになっています。


細い路地を上ったり下りたり、町並みを楽しみながらくねくねと進みます。






そして、どど~ん カテドラル登場


獅子の門です。




カッコいい


これが入口です。


中に入って最初の1枚 その直後、撮影は禁止されてますのアナウンス
その後も天の声のように、カテドラル内に響き渡る撮影禁止のアナウンス。
どこかから見られているようで、結局カメラを出せませんでした。


仕方ないので、他の方がアップしている画像をおかりしています。でも、みんなはどうやって撮影したのでしょう。。。
獅子の門の裏側です。


中央礼拝堂 


そして、そして、一番見とれてしまったのが、祭壇の裏側を照らすトランスパレンテです。
柔らかい光が差し込んで、厳粛な気持ちになれます。


その他、エル・グレコの「聖衣剥奪」や宝物室を回って、後ろ髪を引かれながらカテドラルを後にしました。


サントトメ教会のエル・グレコの最高傑作を見た後、またまた狭い路地をくねくねです。




トレドで有名なお菓子、マサパンを売っているお店がありました。



城壁の上からトレドの新市街が見えます。


この新市街を見ながら、長~い、長~いエスカレーターで下におりました。


城壁です。




ホテルへ行く前に象嵌細工のお店へ行き、実際に細い金線を埋め込んでいる作業を見学しました。
1階のお店には象嵌細工の商品がずら~。そんな中に中世の剣、と、プラスチックの日本刀 なぜ~

2日目のホテルは1日目の寝られればいいと言うのと打って変わって、トレドの旧市街を望む高台のホテルKRIS DOMENICOです。
夕食はイベリコ豚のグリルでしたが、普通の豚との違いはわかりませんでした。


部屋のベランダからトレドの街が見渡せます。


ホテルの庭にはにゃんこが


と、写真を撮っていると、もう一匹ブルーの瞳のかわいこちゃんです。


私達の部屋は3階になります。


とっぷり暗くなり、トレドの夜景がとても美しかったです。