お茶の里便り ◆掛川深蒸し茶で健康長寿の町◆

お茶屋に勤めている筆者の日常や感じた事を勝手気ままに綴っていきます。

遠江と近江の関係は?

2010年12月31日 | 日常

  いよいよ今年も残すところ今日1日だけとなりましたが、皆さん新しい年を迎える準備は整いましたか?
今年最後の投稿となりましたが、いつもご覧くださっている皆様1年間ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください!

 さて茶園は今冬眠中で農作業もこの時期は一休みです。この間掛川市はじ
め近隣市町や県内のいろいろな事をご紹介したいと思っています。ちょうど私
がご紹介しようとしていた3つの建物などが偶然にも文化財や国宝などに指定
されました。順次ご紹介して行きたいと思います。

 まず国の登録有形文化財に駅舎や橋梁、トンネルなど建物を含む施設が
一括登録された天竜浜名湖鉄道(通称天浜線)をご紹介します。しかし今回
は別の意味で私が以前より疑問に思っていた事柄について辞典で調べたこと
などご紹介します。

天浜線は昔国鉄二俣線と言われ今は第三セクターで運営されています。
この営業路線は掛川市から湖西市までの区域でこの地域を旧国名遠江(とおとうみ)と言われていました。
国鉄から第三セクターになった時に駅名変更があったそうですが、つい最近まで知らなかったのですが、私の記憶では名の前に遠江〇〇駅と付く駅が桜木駅、森駅、一宮駅、二俣駅だったと思いましたが今は一宮駅だけしか遠江の名が残っていません特にこだわっているわけではないのですが懐かしい名前がなくなっていてどうして?と少し残念の思いです。
 
遠江と近江の関係は?これは学校で習ったので少しは分かっていたのでおさらいです。遠江は遠淡湖(とほつあふみ)といわれ淡水湖の浜名湖を指すといわれます。これに対して近江は近淡海(ちかしあわうみ)と言われ都(京都)から遠い浜名湖を遠江と行ったそうです。

今も駅名に 遠江と残る一宮駅です。小さい駅ですが風情があります。

昔は遠江森駅と言っていましたが今は遠州森駅となっています。
お茶と清水次郎長の子分,森の石松の墓があります。

遠州森駅の全景です。 

遠江一宮駅の全景です。

天浜線の車両です。1時間に1本くらいの割合で走っているそうです。
単線で大概い1両編成のローカル線です。

 



67.7キロの沿線の風景等順次ご紹介していきたいと思います。