良い子の歴史博物館

訪れたことのある博物館、歴史上の人物、交通機関についての感想、小論など。

中華民族園

2006年05月09日 | 庭園・公園
北京市の中華民族園路という通りにある大きなテーマパークだ。
入場券は北園と南園に分かれて購入可能だ。
何故分かれているかというと、このテーマパーク、とてつもなく広いからだと思う。
そんなことを知らないので共通券を購入し、北園から入場した。

中国には56もの少数民族がいる。
それらの一つ一つを紹介している博物館的な公園だ。

それぞれの民族の衣装や踊り、歌、楽器、工芸品を見聞きできる。
特徴ある建物や庭園もある。
はっきり言って、56全部を1日で見て回ることは不可能だ。
共通券だったのにほとんど北園だけで終わってしまった。

2歳の娘は踊りが大好き。
踊りの音楽が聞こえると、駆け出していってしまう。
次々と各民族の場所で踊りが披露されるのだ。
これは楽しい。

残念なのが、食堂だ。
大勢の人が一斉に注文に殺到し、なかなか、食事にありつけなかった。
中国人は順番を待つことを嫌う。
声の大きな人が優先されるらしい。

貸衣装もあちことでやっている。
大人10元、子供5元で民族衣装を試すことができる。
妻と娘にチベット人のカラフルな衣装を着せて、パチパチ写真を撮った。

台湾の高山族も含まれている。
台湾も中国の一部という主張なのだろう。

雲南省白族の3種類のお茶を飲んだ。
苦い茶、甘い茶、辛い茶という組み合わせで、
お客に提供するとき、お茶を上に挙げて神に捧げるような仕草をする。
いろいろな文化がある。

一日たっぷり楽しめるところなので、弁当持参で来るといいかも。