Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

東京で見たもの聞いたもの

2013年06月21日 | Life
7時すぎに東京駅の丸の内側に高速バスは到着した。
重いブックを駅のコインロッカーに預け、とりあえず内堀通りを歩いて皇居ランの様子を見にいく。
たしかに朝からけっこうな人数のランナーが走っている。でもそれほど危険という感じでもない。お互いに注意してさえいれば、ぶつかってケガをすることはないと思う。
桜田門の近くのベンチに座って朝飯を食う。こんな早朝からトレーナーに付いて真剣に走っている人たちがいる。ランニングサークルの練習かな。



半蔵門まで歩いて、そこから西に折れて新宿通りを歩く。
ワンちゃんを自転車のまえに乗せて走るサラリーマン風の男性をノーファインダーで撮る。
東京のママさんはオシャレだね。
四谷の交差点で都議会選の選挙演説をチラ見する。雨なのにたいへんですな。



新宿2丁目あたりを歩いてるとき、道路の向かい側にいい感じの古本屋を見つけた。
車が途切れるのを待ってすばやく渡ろうとすると、とつぜん「横断禁止!」とわたしを指さしながら大声で叫ぶ人がいる。
なに? と思って見ると、2軒となりにあった派出所の警官だ。古本屋ばかり見ていたので気がつかなかったよ。
道路の中央まで渡っていたけど、しかたないのでまた引っ返した。
そういえば、東京の人たちの信号遵守率は高い。車なんて来てないのに、みんな止まって青信号を待っている。
いつも警官に「信号無視!」なんて四文字熟語を叫ばれているのかな。「信号守ってなにが悪い」と突っ込まれそうだが。



西新宿の東京オペラシティ・アートギャラリーで「梅佳代展」を見る。
雨の降る平日の朝だというのにすごい人だ。梅さんの人気ぶりがうかがえるね。
内容はすばらしいのひと言でした。
こんなに幅広い層に支持される梅さんの写真って、やっぱりすごいな。もう雲の上の存在になってしまった。
広いギャラリー内は、これまで出版されている写真集ごとにセクションが分かれていて、天井まで届くほどの巨大な写真に驚いてしまう。
中でもわたしは最新作「のと」が好きだ。サイン本があったので、思わず買ってしまった。

午後から芝浦のフォトギャラリー・インターナショナルへ「濱田祐史 作品展」を見にいく。
光そのものが被写体の写真って、意外に少ないかも? とにかく美しいプリントだった。
そのあと竹芝まで歩いてギャラリー916で「森山大道展」を見る。
森山氏の作品は何度も見てるけど、見るたびにその印象が変わるのがふしぎだ。
きょうはとてもカッコ良く見えて、どの写真も腑に落ちたね。

夜はいよいよTIPの例のゼミにいく。
このゼミでは受講者の非常にプライベートな履歴を掘り起こしていくため、ここでの撮影や録音はもちろん、見聞きしたことは守秘しなければならない。
受講を申し込む際にそれを約束するので、残念ながら詳しいことは書けない。
きょうは全5回のうちの第1回目で、このゼミの企画に関わった写真家の渡部さとるさんも来られていた。
ゼミが終わったあとで、渡部さんにわたしのブックを見てもらい、少しアドバイスをもらう。タイムリーな話も聞けて、とても勉強になった。



22時40分発の夜行バスに乗って大阪に帰る。

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