Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

ビッグコミックオリジナル7号感想

2006年03月23日 | マンガ
「プルートゥ」アトム誕生シーンが浦沢バージョンで見れるとはありがたや。しかし内容はゲジヒトの4年前の悪夢。アトムが死んだなんてウソでしょう?アドルフの前にゲジヒトが「護衛」のためにやってきました。相反する目的のふたり。

「あんどーなつ」「江戸和菓子老舗展」に来てもらおうと、ご隠居さんとお食事中。ご隠居のお金で買い占めてもらおうってのは如何なものか。大体この店、あんまりお客さんが来てる様子がないものネエ。店の前に行列をなして売り切れとかそんな描写が全く想像できません。「獅子屋」は娘も行儀がなってないばかりか職人も腹黒。さて、なっちゃんのアイデアは笹船でした。「ずんだ」は一休さんさながらトントンしてアイデアをひねり出してましたが、こんどはすぐに思いついたみたいです。でもなんだか唐突だなあ。

「黄昏流星群」現実世界にもどった面々、以前と同じようには生きられなくなった?五里夢の経験がみんなの人生を変えてしまいました。構成がしっかりしてて安心して読めるのはいつのもことですが、今回はかなり上位に入る出来ではないかと。

「電脳炎」中古品の家電販売禁止につづいて「タイムスタンプ」機能?なんと、ソニータイマーが全製品に標準装備?そりゃたいへんだ!

「蔵人」居酒屋再建物語になってきました。あやめ亭に偵察に行って、あやかとの違いにがっくりするせっちゃんでした。もう一軒のほうはチェーン店、自動酒燗器を使っているので違う銘柄の燗は出来ないというのです。メニューも豊富で安いという若者には人気の店ですが、こちらの方向は目指すところが違いましたね。


今週はなんといっても「最強伝説黒沢」です。先週まで腹の贅肉をたぷたぷ言わせていた男とは思えません。
「その死の際・・・思うだろ・・・結局・・・オレは何も出来なかった・・・と・・!」「結局・・オレは・・女一人・・救えなかったんだ・・と・・!」セリフが熱い!「矜持」などという言葉を黒沢の口から聞くとは思いもよりませんでした!この演説で奮い立たない男がいるでありましょうか!力を蓄え、精神の豊穣のときを迎えたいまこそ、最強の名をほしいままにする黒沢の新たな誕生であります。
その中で中根だけがクールな横顔を見せているんですよね。気になる・・・。



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