Rスズキの毎日が大食い

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ホットドッグ大会におけるトーキョースタイルについて

2006年07月19日 | 大食い早食い
早食い大会においていろいろなテクニックを編み出してきた選手たちでございますが、トーキョースタイルについて考察してみたいと思います。

普通に食べてたら敵に勝てないのは道理で、かつて中島選手が編み出した「トーキョースタイル」はもはやホットドッグ大会に不可欠のものとなりました。

トーキョースタイルとはどのようなものか、「TVチャンピオン大食い選手権」の用語辞典を紐解きますと
「tokyoスタイル・毎年7月4日のアメリカ独立記念日におこなわれる、ネイサンズ主催のホットドッグ早食い競争で、ホットドッグをソーセージとパンに分け、別々に食べるスタイル。早食いで編み出された日本人独自の早食いスタイルである。一緒に食べるよりスピードがでる。パンは水につけさらに飲み込みやすくする」
とあります。

1997年の1月3日特番のホットドッグ大会において日本代表として中嶋広文氏が参加し、エド・クラーチーと直接対決をはたします。(ネイサンズ公認)。開始3分後からこのセパレート方式を採用したものです。ホットドッグを分解し、パンを水につけて先に食べ、あとでソーセージを食べるというこの方法で一気に前年度チャンピオンのエド・クラーチーを抜き、23.5本で勝利しました。これはのちにトーキョースタイルと呼ばれるようになります。

ホットドッグ自体を水につけるやり方はアメリカでは以前から行われており、エドも水につけて食べていたのです。

2001年小林尊君が初参加したこの年、「トーキョースタイル」を越える「ソロモンメソッド」と呼ばれる方法で優勝しました。パンとソーセージを分けて食べるトーキョースタイルにかてて加えて、ソーセージを半分に割って口に入れ、水につけたパンで押し込むというもので、単純に考えてもスピードが倍になるという画期的な方式です。事実それまでの25本と1/8(新井和さんの記録)を上回る50本と言う驚異的な記録をたたき出しています。

もっともこれは小林君の嚥下力と胃の容量があればこそのもので、今年に至るまで50本はおろか、40本に届く選手も登場しなかったのでした。

人間が60本を越えるのは夢なのでありましょうか。いや、新たな方法が発明されたならそれもまた可能になるかもしれません。


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