Rスズキの毎日が大食い

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元祖!大食い王決定戦~前半

2007年09月30日 | 大食い早食い
今夜放送の「元祖!大食い王決定戦」は新人を含む8人が参加、ハイレベルな戦いを見せてくれました。

まずチャンンピオン白田信幸くん、女王ギャル曽根ちゃん、そして全国縦断予選で優勝した高橋実桜(みお)ちゃんがすでに決定し、3枠が埋まっております。

白田くんはこの大食い王決定戦を最後にして引退したいとの考えを表明しました。引退後は飲食店経営をするそうで、店舗の下見に行く姿が放送されました。
(もう大きな大会では見られないでしょうが、10月以降もほかのTVやイベントはでるそうです)

それでは総計で482名が応募したという予選の模様から。

84名が参加した東京予選では上位二人が決勝戦に進出できます。司会はジョーダンズの山崎さん。応援・解説に赤阪さんが登場、赤阪さんがいると大食いだって感じがしますよね。
食材は活けアジフライ(50グラム)で、さくさくふっくらでおいしそうですが、たくさん食べたことはないですねえ。
3組に分かれて予選開始です。第1組の山本卓弥君71皿でこの組をトップ通過、ダントツのトップで余裕に決勝戦進出かと思われましたが、第3組の泉拓人くんが71皿と「半分」の僅差でトップに立ち、1位通過で即決勝戦進出の権利を得ました。打倒白田を目指して10キロの食材を食べてきただけのことはあるようです。

さあ、残りひとりの座を賭けて第二代表決定戦。山本君と一般人こと山口さん、オシャレ上条さん、菅原さんの4人が闘うのは「ニーハオ」の名物元祖羽根付き餃子です。ここで山本君が40皿(240個)を食べて勝利、出場権を獲得しました。。

大阪予選は徐園の卵春巻き1260円と高級食材でした。新人なのに食いっぷりのいい男性がひとり、斧田隆志くん(23)です。
司会「いまなにしてんの?」
斧「フリーターです」
司会「フリーターで大メシ?しっかりしろよ」
工藤さんが27皿記録でトップ通過、出場権を獲得。残りはひとり。

第二代表決定戦なんばパークス内の「豊房」の牛すじ肉やきそば(150グラム)45分、正司さん、仲山さんと新人斧田くんの3人で行われます。
1分で一皿完食の斧田くんが早い!2皿目も1分。しかしこのハイペースがたたり、後半きつくなってきました。12皿目で仲山さんが並びます。
あつあつの焼そばに汗だくになりながらも箸を止めない正司さん、仲山さんの対決となりました。19皿を完食して優勝は正司さん!残り30秒、最後にホンの少し余力を残して掻き込み、仲山さんをさしております。
司会「のこり10秒のラストスパート、あれはなんですか?」
正「・・・・麺ですね」
意味不明です。
司会「どうだった」
斧田「素人と大食い選手との違いじゃないですかね」
司会「あんたも素人じゃないだろ」
がっくりうなだれて「次は負けへん」と誓う仲山さんに明日は見えるのか。

残るは番組推薦枠なのですが、とくに将来性を加味して斧田くんが選出されました。餃子400個を食べたこともあるそうで若さと柔道2段の体力が買われたのかもしれません。

その後工藤さんが日程の都合で辞退し、再度一つの推薦枠を争うことになりました。仲山さんと菅原さんの対決は東京日本橋「やぶ久」のカレー南蛮うどん。
また熱いものを食べることになりましたね。菅原さん、両手に箸を持って冷ましたり、立ち上がって食べてみたりとかなり苦戦しています。苦しいのは仲山さんとて同じ。
結果またまた少しの差で仲山さんが涙を飲み、菅原さんが15杯を食べて代表となったのでした。
仲「沙織のぶんまでがんばって」
菅「またでてきてください」
司会「この二人また来年も出るつもりだ?」

漸く揃った8人の選手たち。国内予選で8人中3人が脱落し、5人が決戦の地バリ島に行くことができます。
白田君は全て1位通過を目指すと宣言。

本戦一回戦はなんとエクアドル産バナナ。100キロが用意されました。
バナナ一本は200グラム、皮を剥くと150グラム。一体幾つ食べられるのか?
(以下準決勝まで全て時間は45分間)

甘くて柔らか、もっちりとした最高級バナナは食べ易く、みおちゃんいきなりハイペースで飛ばします。菅原さんは全部の皮を剥いてから食べておりまして、あの春の女王戦のキュウリを思い出させてくれました。

開始15分
ゆ「胃袋の具合はどうですか」
白「少なすぎてわかんないです」
山「僕も少なすぎてわかんないッス」

バナナがどんどんなくなり、ついにバナナを盛る皿が足りなくなってしまいました。小皿やボウルやらが使われ出して異様な状況で皿が積み重なっていきます。

1回戦・バナナ(1本150グラム)
1位 山本 50本 7.5キロ
2位 みお 49本
2位 泉  49本
4位 曽根 46本
5位 正司 43本
6位 白田 42本
7位 菅原 40本
敗退 斧田 34本

みおちゃんはこれで「ハラ5分目」だそうですよ。


2回戦の食材は大仙鶏のから揚げです。
一皿3個(150グラム)を50キロ用意いたしました。食えるモンなら食ってみろ!だそうです。
肉のような硬い食材は細かく噛み千切って口に入れるのが良いのですが、セオリーどおりの男性陣にくらべ、女性陣はみな大きいままほおばっています。菅原さんは強靭なアゴ力で噛み砕いています。好きなものなら爆発的な力を発揮するギャル曽根ちゃんもまたから揚げがおいしいといってパクパク食べています。

脱落を免れるための最下位争いが熾烈でした。のこり10分、菅原さんと正司さんのデッドヒートがくりひろげられています。菅原さんが一皿食べれば正司さんも一皿と、やや遅れながらもピタリとついてくる正司さん。

菅「正司さんには負けたくない」
ゆ「ことばがストレートに矢になって飛んできました!これはグラム勝負になりますよ、約20秒、正司さん遅れてます」

制限時間終了!20皿と残り一個で並んだかに見えた二人でしたが、ビデオ判定では正司さんが最後に口に押し込んだから揚げが、口からはみ出しているということで菅原さんの優位でした。

2回戦結果 鶏から揚げ一皿3個(150グラム)
1位 山本 30皿(4.5キロ)
2位 泉  23皿
3位 みお 22皿
4位 曽根 21皿
5位 菅原 20皿と2個
敗退 正司 20皿と1個半

ゆ「菅原さんに一言」
正「魔女としてがんばってください」
菅「またかかってこい!」
ゆ「ああ、せっかく優しいことばをかけてくれているのに・・・」

ホテルに一泊して翌朝、湯島天神にて国内予選最終戦。
食材は朝ごはんということで名物の芝浜納豆(315円)の納豆ご飯です。納豆込みで一杯150グラム。特製こうじ味噌の味噌汁は飲み放題ですがカウントされません。

ゆ「一回戦の1位は山本君に取られちゃったけど」
白「(もぐもぐ)あまり考えないようにしてます」

納豆は苦手という菅原さんは納豆を混ぜずにご飯を食べています。豪傑。しかしものすごいスピードでレースを引っ張っています。終盤になって山本君が抜き返すまでは1位をキープしていました。
みおちゃんにいたっては混ぜないうえにタレすらかけないストイックなシンプル食い。

泉「こんなところでおいしい納豆がいただけるなんて幸せです」
なんて世慣れたことばが出る男でございましょう。今回サングラスもなくて明るい感じです。

納豆の味に飽きはじめたギャル曽根ちゃんがまさかの苦戦で、勝ち残れるかどうか危ぶまれました。
「あ~もう納豆!も~う!納豆!」
実は納豆苦手なのかもしれませんね、関西人だし。

3回戦結果 納豆ご飯(一杯150グラム)
1位 山本 41杯(6.15キロ)
2位 白田 38杯
3位 みお 37杯と一口
3位 菅原 37杯と一口
5位 曽根 37杯
5位 泉  37杯

チケットは5枚。しかし5位が全く同数のため急遽6名通過となりました。

菅原さんが大食い開眼したようで、そのへんをゆうじさんに聞かれて
菅「これからは私を魔女と呼んでください」
大食い魔女見参!

いざバリへ出発。
みお「バリ島に行けるなんてウキウキです」
みんなで行けてよかったわあ。

元祖!大食い王決定戦~後半

2007年09月30日 | 大食い早食い
バリ島に着いた一行。6人の選手はきょうは試合はなく、胃にも休暇日です。

バナナボートに乗るギャル曽根ちゃんを除く5人。そしてパラセールで空を舞う巨人白田。「カッコイーイ」と菅原さんがうっとりと見つめていましたぞ。

インドネシア料理のバイキングに舌鼓。ミーゴレン、スパイシーチキン、ナシゴレン&サティと日本人にも食べ易い味付けです。
曽「なんかこの番組豪華になってません?」
ゆうじ「そお?」
曽「予算余ってるのかな」
ゆ「いやそれはね、企業努力」

9月2日ウブドにて
準々決勝の食材は現地の居酒屋「上野」の豚バラ串」1皿3本(100グラム)で1200ルピア(125円)です。

ここでは4名が勝ち残り、2名が脱落、即帰国というわけにもいかないのでその後はスタッフとしてお手伝いをしてもらいます。

5分で8皿と菅原さんはやいのなんの。
ここで強靭なアゴの力が生きてきます。脂身は嫌いなはずの菅原さんですが「(脂身の大好きな)正司さんになりきってます」と、憑依したかのような鬼気迫る食べっぷりです。

曽「化物ですね、ありえない」
ゆ「菅原さんもタレントになりたいんですかね?」
菅「(笑って否定)」
曽「そうかもしれないですね」

ものすごい勢いで食べる選手たちの食欲に焼きが追いつかず、事前に300本用意したものが8分足らずでなくなり、串が焼けるまでしばし試合が中断されるというハプニング。
曽「ヤバイ、マジヤバイ」女王も脱落か?

残り32分で
菅原21、山本17、白田16、泉14.、曽根13、みお13
番組プロデューサーも加わって焼きにかかります。

再開
山本「追い越しちゃうよ!」と菅原さんに声をかけ、じっさい41分21秒で47皿とトップに立ちました。
レースの生き残りをかけている4位争いは泉君とギャル曽根ちゃんの二人に絞られました。
どうしても一皿の差が詰められず、ギャル曽根ちゃんあやうし。

準々決勝結果 豚バラ串 1皿3本100グラム
1位 山本 50皿(5キロ)
2位 白田 48皿
3位 菅原 46皿
4位 泉  41皿
敗退 みお 39皿と1本、曽根 39皿と2本

曽「まだ腹半分も行ってないです、もうちょっとやりません?後20分」
ゆ「だめ!」
曽「え~、スタッフになるのいや~」
ゆ「もうタレントでもなんでもない!ギャルじゃない!曽根!しっかり働いてくれ!」

脱落した二人は法被を着てスタッフとなってもらいます。

準決勝はホテル・パドマ・バリに場所を移しておこなわれます。
ギャル曽根ちゃんが敗退と聞いて驚く観光客のかたたち。

食材のエビを紹介するのに「えびちゃんプリッ!」と叫びながら赤阪さんがプールから登場。びっくりしました・・・。
とにかくエビカツです。ブラックタイガーのエビを開いたものにすり身を乗せてフライにしたもので、おいしそうですよ。38000ルピア(480えん)

開始10分。全員が14皿で並んでいます。
大食いを開始してわずか8ヶ月の菅原さんですが。ペースをリードしています。
白田くんもここへ来て皆と同じスピードにしているようです。一瞬でも気を抜いたらあっという間に脱落する気を抜けない展開です。
しかし、揚げ物が苦手な菅原さん前半のハイペースがここへ来て応えて来たのか徐々に遅れてきています。
40皿で白田君と並んだ山本君。

ゆ「いま腹何分目?」
山「少なすぎてわかんないです」
ゆ「このセリフ何回聞いたでしょう、白田くんは」
白「はいってないんじゃないですか」
赤「意地の張り合いですね」

準決勝結果 えびカツ1皿3個100グラム
1位 山本 51皿(5.1キロ)
2位 白田 49皿
3位 泉  41皿
敗退 菅原 31皿

菅「悔いはないです。精一杯やりました」



決勝前夜各人にインタビュー。
三年越しの悲願、決勝戦に進むことのできた泉君。
ゆ「悲願達成おめでとう」
泉「それはもう当たり前で、ようやく本来の俺が戻ってきたかな?」
ゆ「作戦って何かあるの」
泉「これならいけるんじゃねーかっていうの、心の中にあって、それを明日はブチ撒けてやります」

しかし肉串やフライ物を食べ続けてきたせいか、前歯が欠けており戦いの厳しさをうかがわせます。彼の作戦とは果たして何か?

山本くんは衝撃の発言を。
山「僕も白田くんが引退するんで、今回で終わりにしようと思うんです」
ゆ「え?やめちゃうの?」
山「もう敵がいなっていう感じで」
ゆ「それでいいんだ」
山「そうですね、怪物が出てこない限り」
ゆ「あ、そう、で、明日はどうなんですか?」
山「あしたはもう120%」
ゆ「120%!失礼しました・・・」(去る)


一人酒を飲む白田くん。
ゆ「巨大な背中に巨大な哀愁が漂ってます」(近づいて)
ゆ「泣いても笑っても明日が最後で、ジャイアント白田の大食いはもう二度と見られないわけじゃないですか。引退を賭けて今年また2007年出てきたってことはなんなんですか」
白「いやまあ正直なはなし去年あの引退っていうことをちゃんと言っていなかったんで、言わないで試合もせずに今日急に引退っていうのちょっといやかなと、やっぱりちゃんと引退といって」
ゆ「ケジメつけたかったんだ」
白「そうですね」
ゆ「なんかこう見てるほうの立場にとったらね、ジャイアント白田決勝ヤバイんじゃない?って。そこはどうすんですかあした」
白「正直ヤバイなー、と。いままでやってきた経験値を使いつつ持てる力全て出し切って彼に挑まないと勝てないと」
ゆ「チャレンジャーになったつもりで」
白「チャレンジャーになったつもりで、それぐらいの気持ちでのぞまないと。もうほんとに、食うか食われるかなんで」


決勝の食材はラーメンです。バリ島の「ラーメンみなみ」はしょうゆ味のスープに博多の細麺を組み合わせた変り種。決勝のみ60分間勝負となっています。ヤケド防止の為スープは全部飲まなくてよいルールとなっています。

会場は気温31度の炎天下のもと、屋外でございます。
開始前に帽子が支給されたのか、両脇の二人が麦わら着用、白田くんのみバンダナとなっておりますが、サイズの合う帽子がなかったのかもしれません。

開始31秒で白田くん、36秒で山本君とお替りラッシュ。
ゆ「30秒で1パイになっちゃったよ!」
一分後泉君お替り。60分の長丁場というのにかなりのハイペース。
ゆ「麺と具で150グラムあります」

ゆ「白田くん最初から飛ばしております」
ゆ「お味は?」
山「あ、おいしいです」
ゆ「そうですよね、バリにこんなおいしいラーメンがあるなんてね」

白田山本4杯を2分33秒 泉3杯を2分49秒

ゆ「これはなんなんでしょう、今までの速さを引きずっちゃってるんでしょうか」

5分経過でうっとおしいといって帽子を脱いだ山本君。
ゆ「食べるの忙しくて誰も答えてくれません」

20分経過山本20杯
ゆ「いま腹何分目?」
山「少なすぎてわかんない」

山21 白18 泉16

23分経過 いったん箸をおく山本君。

30分経過 山23 白21 泉20
40分経過 山25 白24 泉22
45分経過 山25 白25

いまのところ白田くんのみが食べ続けています。46分白田くんが26杯。そこへにこっと笑って再び食べ始めた山本君、勢い良く麺をすすります。復活かと思われましたが、一杯差です。

50分経過 山27 白27
立ち上がったジャイアント白田、身体をゆすり、
「幽門開いた、ダー!」

59分経過 山27 白28
ゆ「ああ、山本の箸が動かない!!」
白田くん29完食!

結果
優勝 白田 29杯
2位 山本 27杯
3位 泉  22杯

引退表明した試合で白田くんが見事有終の美を飾りました。
ゆ「終わりましたね」
白「楽しかったです」

山「ぼく白田君の引き立て役みたいじゃないですか」
ゆ「元キン山本、キングになれずに終わっちゃったけど、引退してどうするの」
山本「実業家で(笑)」

泉「作戦考えてたんですよ。2分で1杯、60分で25、6杯って。始まったら二人ともすごい速さでお替りって、これ、そういう食べかたする物ですか!?もう開始30秒で作戦つぶれましたよ」
ゆ「もろい作戦だなあ(笑)」



次回は春の女王戦です。奮ってご応募ください!