敗戦でシナ兵(中国の兵隊)が来ると聞いた時は、もちろん不安でした。
私たちは「キング」や「少年「クラブ」、「幼年クラブ」といった雑誌に
出て来るシナ兵のイメージがものすごく強かったのです。
シナ兵はまず汚い、風紀が乱れている、
ボンボロ担いでこうもり傘を背中に差して素足、
というのを見ていましたから、頭の中で色々と想像を巡らせていました。
不安な気持ちで一杯でした。
そういうシナ兵が潜在意識に植え込まれてはいましたが、
本当に見た途端に、もうガックリしました。
これはヒドイ!と思ったのです。
出迎えに来ていたみんながみんな「うわ!」と言ったのです。
恐ろしい光景に見えました。
それまで日本兵しか見た事なかった私は、兵隊というものは
銃を担いでゲートルを巻いてビシッとしているものだと思っていました。
それば、シナ兵は素足でボロボロの服を着て、
天秤棒にドロ靴と鍋と七輪をぶら下げて、
こうもり傘を担いでだらだらと歩いていました。
中には手で鼻をかんでいる人や痰を吐いている人もいるし、
私は呆れてものが言えませんでした。まるで乞食の行列でした。
そんな兵隊を自国の兵隊として認められますか。
今、その時のシーンを読者の皆さんの前に展開したらきっと気絶すると思います。
「日本人はとても素敵だった」楊素秋 著より
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筆者の楊素秋女子は日本統治下の台湾で生まれ、
日本人として育った経歴を持っています。
その彼女が中学二年生の時の体験として書かれていました。
現在の中国の意識レベルもこんなもんです。
私たちは「キング」や「少年「クラブ」、「幼年クラブ」といった雑誌に
出て来るシナ兵のイメージがものすごく強かったのです。
シナ兵はまず汚い、風紀が乱れている、
ボンボロ担いでこうもり傘を背中に差して素足、
というのを見ていましたから、頭の中で色々と想像を巡らせていました。
不安な気持ちで一杯でした。
そういうシナ兵が潜在意識に植え込まれてはいましたが、
本当に見た途端に、もうガックリしました。
これはヒドイ!と思ったのです。
出迎えに来ていたみんながみんな「うわ!」と言ったのです。
恐ろしい光景に見えました。
それまで日本兵しか見た事なかった私は、兵隊というものは
銃を担いでゲートルを巻いてビシッとしているものだと思っていました。
それば、シナ兵は素足でボロボロの服を着て、
天秤棒にドロ靴と鍋と七輪をぶら下げて、
こうもり傘を担いでだらだらと歩いていました。
中には手で鼻をかんでいる人や痰を吐いている人もいるし、
私は呆れてものが言えませんでした。まるで乞食の行列でした。
そんな兵隊を自国の兵隊として認められますか。
今、その時のシーンを読者の皆さんの前に展開したらきっと気絶すると思います。
「日本人はとても素敵だった」楊素秋 著より
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筆者の楊素秋女子は日本統治下の台湾で生まれ、
日本人として育った経歴を持っています。
その彼女が中学二年生の時の体験として書かれていました。
現在の中国の意識レベルもこんなもんです。