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五輪間近でも藻が大量発生の中国

2008-07-06 20:48:02 | 中国
<北京五輪>セーリング競技の海域で30万トンの緑藻を除去―山東省青島市

2008年7月4日、山東省青島市ではこれまでに中国人民解放軍兵士や
民間人1万人以上を動員し、船1200隻、重機220台以上を投入して
緑藻の除去作業にあたっている。3日までの除去量は30万t近くにも上る。
新京報が伝えた。

同省の日照、煙台、威海の3市では、所轄海域内の緑藻を
オイルブロックで封鎖し、青島海域に緑藻が漂流しないよう防止策をとっている。
青島市海洋漁業局の最新観測結果によると、6月末に比べ、青島近海で
発生している緑藻の分布範囲は拡大しているものの、その厚みは減っているという。


同市では北京五輪のセーリング競技が行われるが、競技に使用される海域は
49.48平方キロメートル。現在、緑藻の発生面積は15.86平方キロメートルで、
総面積の32.05%となっている。
そこで、国家海洋局、人民解放軍、山東省、青島市は
「青島セーリング競技海域海洋自然災害事件応急指揮部」を結成し、
緑藻の処置にあたることとなった。青島海洋漁業局の
王淑蓮(ワン・シュウリエン)副局長によると、セーリング競技の海域を外、
中、内海域の3つに分け、3種類の方法で処理にあたるとしている。
外海域は漁業網を使って除去し、一日の処理能力は800~1200t。
中海域も漁船の網を使用し、一日の処理能力は100t以上。
内海域は漁船を毎日620隻出し、手作業で除去作業にあたる。


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中国のマイナス要素のニュースですが、テレビ報道で普通に流れていたので
多くの人が知っている事実でしょう。
五輪一ヶ月前にして「藻の大量発生」という中国らしいニュースで
「危ない国・中国」という印象が定着して喜ばしいことです。
会社の同僚も、漠然と「あぁ、また中国かよ」という感想で、
中国に対しての危険感を認識しているみたいです。

記事では藻の除去はそれなりに進んでいるようです。
ま、人海戦術がやりやすい中国のことですから、大会当時までには何とかするでしょう。
しかし、すでにセーリングの選手からは練習が出来ないと不満が出ているそうです。
(そりゃそうですよね)
また、この件は解決できても、こういった事が起きる国なのですから、
これからも、大会中もトラブルが続出することが予想されますね。

中国・貴州省の暴動では10万人もの規模に膨らんだとか。
五輪開催以後に中国の崩壊が始まる、と言われますが、いよいよ現実味を帯びてきましたね。
(すでに始まっているとも言えますが)

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