「中国の死刑執行は世界総数の９割」

アムネスティ・インターナショナルの報告書によると、
中国では現在、平均して毎週４０人が処刑ｓれている。
１９９０年代全般で考えれば、それぞれの年間に処刑された数は、
世界全体の残りの国を合わせたより多くなっているという。

アムネスティの記録では、１９９０年から１９９９年の中国で死刑を
宣告されたのは２万７５９９人、実際に死刑になったのは１万８１９４人だった。

「被告の多くは公正な裁判を受けられず、死刑を宣告された途端に処刑されてしまう為に
拷問を加える場合も多い。文字の読めない被告も多く、彼らは自らを弁護する術を
持たず、裁判についても理解していない。

アムネスティはこれとは別に「死刑実施記録」も発行し、同機関が監視している中国での
死刑の宣告と実施を時系列で報告している。正式の報告書から数字を拾った
この記録によれば、中国は１９９９年だけで２０８８人に死刑を宣告し、
１２６３人を処刑している。

しかしこのアムスティも認めるとおり、これらの数字は現実を
はるかに下回っているはずだ。報告されているのは実際のごく一部であり、
中国政府は全体の数字を国家秘密と考えているからである。

処刑された者の多くは、中国以外の国ならば死刑などには該当しない罪で
死刑を宣告されている。例えば汚職であり、強姦、横領、脱税であり、
時には自転車泥棒という軽犯罪でも死刑になる。

「これが中国の国家犯罪だ」ジャムヤン・ノルブ　著
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異常な国家である一例でしょう。死刑制度には未だ賛否両論はあるでしょう。
が、世界の死刑執行の大半を一国が占めているという状況を
異常と思わない人はいないでしょう。

また上記文中にもある通り、中国の公式な文書で中国に不利な数値は
都合良く修正されていると見るのが妥当でしょう。
死刑廃止を大々的に叫ぶ人は中国にこそ言って欲しいですね。

懲役５年以上が１３万件　０４年の死刑執行数、世界の９割　中国
中国の公開処刑画像（ショックングな画像なので注意）