C. trianae ' Dan ' BM／JOGA （株No.1347-No.1）

C. trianae ' Dan ' BM／JOGA　（株No.1347-No.1）
今年も開花しました。１月中旬に２輪花で開花しました。私の温室に来て１２年になります。ほぼ毎年この季節に開花します。バルブはやや細身ですが長く伸びます。成長はほぼ素直に思えますが伸び過ぎる傾向がありますので支柱が必要な場合があります。良い花だと思うのですが最近は蘭友達の間でも ” trianae か・・・” で終わってしまいます。少し残念な気持ちです。

Rlc. Annie Belle ' Krull Smith ' AM／AOS （株No.2237-No.1）

Rlc. Annie Belle ' Krull Smith ' AM／AOS　（株No.2237-No.1）
昨年6月下旬に業者さん（ＦＮ）から株分け品（４Ｂ素焼き水苔植え）を頂きました。元々は米国産でしょうか？聞いたことも無い品種です。RHS で調べますと交配、品種登録ともKrull-Smithと記載があります。強健個体なのか！その後、新芽が成長しシース付きでバルブ完成しました。１月中旬に２輪花で開花しました。桃色花でした。開花数日後から良い香りが出始めました。私の温室に来て初花ですが株が出来ればもうひと回り大きな花入なると思われます。色彩、香り、花形、AM／AOSの実力を出し切ると更に良花になりそうな気がします。

Rlc. Taichung Beauty ' No.2118 ' （株No.2118）

Rlc. Taichung Beauty ' No.2118 '　（株No.2118）
実生苗の初花が２輪花で開花しました。２０１８年１１月中旬に業者さん（ＦＥ）から未開花の実生苗（４Ｂ素焼き水苔植え）を安価で購入しました。その後、植替え（４．５Ｂ素焼き鉢水苔植えに鉢増し）ています。昨年は１次、２次と成長し１次の方がこの１月下旬に２輪花で開花しました。花に隠れていますが２次の方もシース先端からツボミが２つ出て成長中です。大きな花ですがペタルがダレているのが残念です。リップの黄斑が目立ちます。Rlc. Taichung Beautyは本品を含め実生苗を３個体開花させましたがいずれも大輪花でした。また、それぞれ色彩が異なる花が咲きました。片親のRlc.Pamela Finneyの影響が強い個体、Rlc. Elegant Dancerの影響が強い個体、本個体はRlc. Elegant Dancerの片親のRlc. Don De Michaelsの影響が表れた個体と思います。

C. Taiwan Beauty ' Qing Ming ＃1 ' （株No.1975）

C. Taiwan Beauty ' Qing Ming ＃1 '　（株No.1975）
今年も開花しました。強健個体と思います。昨年は１次、２次と成長しました。１次が１月中旬に２輪花で開花、２次が下旬に２輪花で開花しました。輪数が多いはずですが今シースンは両バルブとも２輪花です。花径は中大輪です。RHSで確認しますとC. Interglossa x C. Shellie Compton と言う交配です。バルブは比較的に大きく成長し、いずれのバルブも葉は２葉です。私の個体は台湾産のＭＣ品です。ＭＣ個体によりクサビの出方に違いがある様に感じます。育て方、環境による影響もあるかもしれません。私の温室ではかなり直射日光が当たる場所で育てています。

C. schroederae ' 1907 ' （株No.1907）

C. schroederae ' 1907 '　（株No.1907）
今年も開花しました。この個体は強健個体で１次、２次と成長します。今年は計３バルブ成長し一番成長の早いバルブが１月上旬から開花し始めました。現在、６Ｂ鉢植えですが先端バルブは鉢からはみ出しました。今春は植替え（株分け）が必要です。C. schroederaeはC. trianaeと異なり花に香りが有ります。この香りが嫌いだと言う方もおられますが私は好きです。残念なのは花に変化が少ないことです。どの個体も淡桃色がベースで色彩に大きな変化が無さそうです。C. trianaeとの１代交配でC. Cappei(1902)と言う品種があります。私の実生ではありませんが２個体育てています。クサビ花狙いです。４～５年先を楽しみにしています。