Cattleya Splish Splash!

実生カトレヤ(クサビ)大好き!

Rlc. Siao-Chig Beauty ’#1’

2019-02-26 20:23:09 | 実生カトレヤ奮闘記
Rlc. Siao-Chig Beauty ’#1’
昨年の2018臺灣國際蘭展で一番、目に留まったカトレヤです。クリムゾン色がなんとも言えないすばらしい色彩でした。色彩は一級品と思います。
但し、フラットに開花しているところとは ”?” です。私は出来る限り株そのものの力で、手を加えず開花させるようにしていますが台湾では開花時に花の見栄えを良く見せるためにペタル、リップに当てを添えて矯正します。お国柄と思います。国内の蘭展で台湾の業者さんから購入した苗を開花させると蘭展の展示花と異なりペタルが前かがみであったり、リップが丸く開かないことが多いのはそのためです。株が出来ると展示花に近い開花をする個体もありますので数年育てて見極めも必要と思います。
話しを本品に戻します。RHSで確認しますとRlc. Ching Hua Flame x Rlc. Sanyung Rubyです。Rlc. Ching Hua Flameと言う品種を私は知りませんがRlc. Sanyung Rubyは日本の業者さんも一時、多くを販売されていた記憶があります。”冠龍”と言う個体が有名であったと思います。
展示の株はバルブそのものはあまり大きくありませんでした。
今年の蘭展、どんなカトレヤに会えるか?楽しみです。

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2019 臺灣國際蘭展

2019-02-25 20:33:36 | 実生カトレヤ奮闘記
3月2日から開催される2019 臺灣國際蘭展に行ってきます。
写真は昨年、開催された時の会場入り口前の大きな看板です。日本の場合は東京ドームを頂点に都市で開催されますが台湾は台南(嘉儀に近い)の台湾蘭花生物科技園区で開催されます。超と言っても言い過ぎでない大規模な温室群があります。そのエリアの入り口近くで毎年開催されています。
蘭の品種改良と輸出を国策としている為、このような大規模な園区が出来たものと思われます。胡蝶蘭の品種は世界一と思われます。話しが飛びますが、かなり前、アポ無しでいきなり彰化(嘉儀と台中の間あたり)にあるTAIDA蘭園を訪問したことがあります。カトレヤは1年中温室無し(遮光ネットのみ)で大規模に育成していました。このような状態ですから環境は日本よりはるかに恵まれています。会場は主に3つのブロックに分かれています。
最初のブロックはデスプレー会場です。毎年テーマを決めているようです。次が各種蘭の展示会場です。胡蝶蘭は展示数が多いですが私はほとんど興味が無いのでどれも”きれいだな!”と思う程度です。お目当てはやはり大輪系のカトレヤです。巨大輪花に足を何度も止められます。最後が販売会場です。最近はコンピューター(情報網)が発達していますので会場内で購入株の国外持ち出し手続きできます。(私はしたことがありませんが。)
日本の蘭展会場よりかなり販売価格が安いです。
年度前の有給休暇を取って1人で自由に行ってきます。昔と違い、やたらにコンビニ(セブンイレブンが多い気がします。)がありますので食事には困らなくなりました。良いことです。高鐵(台湾新幹線)が出来たのも助かります。便利になりましたブログは2月27日から3月5日まではお休みです。

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Rlc. Hausermann's Holiday ' Christmas ' AM/AOS x Rlc. Elegant Dancer ' Rouge '

2019-02-24 20:33:31 | 実生カトレヤ奮闘記
Rlc. Hausermann's Holiday ' Christmas ' AM/AOS x Rlc. Elegant Dancer ' Rouge '
2017年4月に業者さん(F)より花が咲いている実生初花品を購入しました。
”交配用にどうですか?” わざわざ実生初花品を残しておいて頂いたように感じました。それから2年が過ぎました。
今年は開花が早く、2月下旬に開花しました。そろそろ交配しても良いかなと思われます。
写真では色彩が判り難いのですがリップのビロード色はたいへん良いと感じています。喉元の黄斑も目立ちます。
片親(花粉塊)のRlc. Elegant Dancer ' Rouge 'は台湾の業者さんが盛んに交配に使用している個体ですがこのあたりは更に古い親であるRlc. Don De Michaelsの遺伝子を受け継いでいるのかもしれません。

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C. Rouge Magic ' No.1394 '

2019-02-23 22:43:11 | 実生カトレヤ奮闘記
C. Rouge Magic ' No.1394 '
交配:2005年12月11日
播種:2006年7月9日
片親(花粉塊)はC. Hawaiian Snowflakeです。整形大輪の白花です。無菌発芽まで含め私の完全オリジナルです。
作った実生苗数は少なかったですが全てクサビ花が咲きました。
この個体はバルブの成長は良く、1次、2次と成長し両方ほぼ同時に開花します。花は厚弁です。
ぺタルがカールして開花してしまう傾向があります。これが残念です。この個体を用いて交配もしました。次は整形のクサビ花を目指します。

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Rlc. Phoenix Flight ' No.1826 '

2019-02-22 21:39:45 | 実生カトレヤ奮闘記
Rlc. Phoenix Flight ' No.1826 '
交配:2008年1月27日
播種:2008年9月15日
初花は2018年2月中旬でした。無菌発芽を含め私の完全オリジナルです。交配から約10年を要しました。
片親(花粉塊)はクサビ花ですが写真の通りクサビはありませんが完全なオーバーラップ花です。
リップの幅がもう少し広ければ更に良いと思います。しばらく残し株が完成した時にどのような花になるか見極めたいと思います。
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