「ウソで固めた国」…露紙世論調査で国民過半数 (読売新聞) - goo ニュース
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…政治不信が久しい日本でもそこまでひどくはないと思うんですけど…。まぁ、こういうアンケートってやりようによっては望む結果を得ることもできますから、数字を鵜呑みにするのもまずいんでしょうけどね。
それにしても、誠実だと思う人が2%ってのがまた………凄いですよね。大統領の権力が強く、議員の顔が見えないから何をしているのかわからない=仕事に対して不誠実だ、という感想なのかもしれませんけど。あと、「誠実」の基準が日本人とは違う可能性もありますしね。たとえば、ふつ~~~~~~に勤めている人に対して、「新聞沙汰(=不祥事)になっていないから、それなりにちゃんとやってるのだろう」と肯定的に見るか、「ぱっとしないのは、はっきりとしたビジョンを打ち出そうとしないからだ。奴は怠慢だ」と否定的に見るかでだいぶ違ってきますし。ついでに、ロシアって大国っていうプライドが高そうというか…「強い国」に対する憧れが凄く残ってそうですしね。大統領への信頼がまだ高く、議会への信頼が低いのも、なんとなくわからないでもないような………でもやっぱり、議員が信頼できないってのは、彼らを選んだ自分たちをも信頼できないということですからねー。ちゃんと選べよ、と思ってしまいます。
【モスクワ=古本朗】ロシアのイズベスチヤ紙が31日掲載した最新の世論調査結果で、露国民の過半数が、プーチン大統領をはじめとしたあらゆる国家権力機関に対し、その職務遂行の「誠実さ」に不信を抱いていることが明らかになった。
同紙は、「ウソで固めた国」との見出しを掲げ、「調査は、国家に対する、ほぼ全国民的な不信を示した」と報じた。
問題の調査は、世論調査機関ROMIRが、計100地域で住民1500人を対象に行ったもの。
調査結果によると、司法権力の頂点に立つ最高裁判所の仕事ぶりが「誠実」だと考える市民は10%に過ぎず、連邦検察庁はさらに信用がなく6%、政府は5%だった。
最も悲惨なのは議会で、上院の職務ぶりを「誠実」と見る人は3%、下院はわずか2%に過ぎない。
市民が「誠実」とする評価の比率が最も高いのは、国家元首であるプーチン大統領だが、それでも30%にとどまった。他方、どの権力機関も「誠実」ではない――とする答えは52%に上った。 →情報源
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…政治不信が久しい日本でもそこまでひどくはないと思うんですけど…。まぁ、こういうアンケートってやりようによっては望む結果を得ることもできますから、数字を鵜呑みにするのもまずいんでしょうけどね。
それにしても、誠実だと思う人が2%ってのがまた………凄いですよね。大統領の権力が強く、議員の顔が見えないから何をしているのかわからない=仕事に対して不誠実だ、という感想なのかもしれませんけど。あと、「誠実」の基準が日本人とは違う可能性もありますしね。たとえば、ふつ~~~~~~に勤めている人に対して、「新聞沙汰(=不祥事)になっていないから、それなりにちゃんとやってるのだろう」と肯定的に見るか、「ぱっとしないのは、はっきりとしたビジョンを打ち出そうとしないからだ。奴は怠慢だ」と否定的に見るかでだいぶ違ってきますし。ついでに、ロシアって大国っていうプライドが高そうというか…「強い国」に対する憧れが凄く残ってそうですしね。大統領への信頼がまだ高く、議会への信頼が低いのも、なんとなくわからないでもないような………でもやっぱり、議員が信頼できないってのは、彼らを選んだ自分たちをも信頼できないということですからねー。ちゃんと選べよ、と思ってしまいます。