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噴火時は5段階に分け避難 富士山広域防災で検討会

2005年07月12日 | 政治
国や神奈川、山梨、静岡の3県などがつくる富士山火山防災協議会の検討会は11日、富士山の噴火を想定した初の広域防災対策の報告をまとめた。噴火時の危険度に応じ、避難が必要な区域を5つに分け、危険な区域から優先的に避難できるような態勢をとることなどを求めた。
今後報告を基に、噴火対策で国が実施する内容を示す広域防災の基本指針を作成する。3県と周辺市町村は境界を越え、溶岩流や土石流など災害に応じて、避難所や避難ルートを指定する地域防災計画づくりを急ぐ。
噴火時に避難が必要な区域は、(1)噴火口とその周辺(2)3時間以内に溶岩流が到達する(3)24時間以内に溶岩流がほぼ確実に到達する--など危険度に応じて5段階に分けた。 →情報源

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最近、天変地異が相次いでいますからねぇ…。何か、があったときのために準備しておくのは、決して悪いことではないと思います。死火山ならさておき、富士山は確かにいつ爆発しても不思議じゃない「生きた」火山ですしね。人間とは時間の感覚が違うから、「普段は7時に起きるけど、今日は目覚ましがなる直前に起きちゃった♪」な感覚で、予定より数十年早く噴火、とかありえそうですし。
日本では言霊信仰のせいか慣れきっちゃっているのか、そのあたりのリスクマネジメントがいまいちできていないっぽいですが…政府とか警察とかって、モロに国民の安全に対して責任を負っている以上、万が一を想定しないわけにもいかないですからね。つか、今までやっていなかったこと事態がおかしいわけで。
無駄が多いわりに無駄を嫌うのはわかりますが、こういうものは保険と同じで、「やったけど使わなかった」のが一番いいんですよね。全国の自治体でも、いざというときの避難計画などをがんばって作っているようですけど、それが利用されるような事態にならないといいですね。

…かといって、中国・韓国・北朝鮮への土下座外交はもっとごめんですが。