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イラク首相、自衛隊に謝意 サマワ訪問

2005年06月17日 | 政治
イラク移行政府のジャアファリ首相は16日、自衛隊が駐留する南部ムサンナ県サマワを訪問、同市内で演説し、「自衛隊の活動に満足している」と謝意を示した。首相のサマワ訪問は4月末の移行政府発足以来初めて。しないで開かれた歓迎式典には、陸上自衛隊イラク復興業務支援隊長の岩村公史・一等陸佐、外務省サマワ連絡事務所の小林弘裕所長のほか、自衛隊の警護にあたる駐留英豪両軍司令官らが出席した。【カイロ=柳沢亨之】

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読売はまだマシだとは思うんですけど、マスコミて自衛隊がよっぽど嫌いなんでしょうかねぇ…。迫撃砲が近くに落っこちた、となると大騒ぎして社会面に大きく載ったりするのに、こういう「誉められた」報道ってあんまり見ないんですよねぇ。何時・誰が言ったかは忘れたんですけど、現地の政治家の方が「自衛隊には本当に感謝している。自衛隊を撤退させろ、という人たちは、現地の人間にとっても敵である」みたいな発言したことがあったと思うんですけど、それもあんまり取り上げられなかったですし。
遠く日本を離れて、がんばっておられる自衛隊の方々には、本当に頭の下がる思いです。世界の平和とか環境が、とかって言っても、結局はそれが自分達の得になるからやるだけであって、損するだけなら当然誰もやらないことですけれども。そういう意味では、こういう方々のあまりクローズアップされないけれども地道ながんばりが、結局は日本の国際的な評価につながっているんでしょうねぇ。
他国はさておき、せめてこういう日本人のがんばりを、同じ日本人としてもっと評価すべきだと思うんですけどねぇ…。