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「響30年」が英で最高賞 サントリー

2004年09月25日 | 国際
サントリーのウイスキー「響30年」が、英国の酒類国際コンテストである「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」の最高賞「トロフィー」を受賞、23日、同社の鳥井信吾副社長が出席してロンドンで授賞式が行われた。
スコットランドなどでウイスキー造りに従事する現場責任者が審査員になり、銘柄を伏せたまま約300品について味や香りなどを評価した。9回目となるこのコンテストで、日本のウイスキーが最高賞を受賞したのは初めて。(ロンドン=土生修一)


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新聞が誤植でないとするのであれば、『ウィスキー』ではなく『ウイスキー』が正しい日本語ということになることに今気づきました。もっとも、新聞といえど人間が書くものだし、何よりも1週間に1度はあほな中学生でも発見できる誤植があった大新聞さえあるぐらいですから、新聞=正確な日本語と思い込むのは危険ですが。
ともあれ、日本のウイスキーも此処まで来たのか、と思うといささか感慨深いものがありますね。サントリーを立ち上げた鳥井さんも、最初は大変苦労なさったそうですし。特にウイスキーの本場とも言えるイギリスのコンテストで、というのが凄いです。イギリスはウイスキー(特にスコッチウイスキー)に関してはそりゃもうびっくりするほどプライド高いですからね。日本でも有名なショーン・コネリーが日本のウイスキーのコマーシャルに出演したせいで、『サー』の称号剥奪されたなんて話まであるぐらいですから。日本にとっての日本酒と同じぐらい、文化と密接にくっついた、特別なものなんでしょうねぇ。
30年というからには、おそらく30年前に仕込まれたもので、そのお酒を作った方はもう退社なさってるかもしれませんが、その志と技術とを継いで、より美味しいお酒を造って欲しいものですね。
…ちなみに、サントリーの社名が社長の『鳥井さん』をひっくり返して生み出されたのって、普通に知れ渡ってることなんでしょうかね…?