2009/06/26 記
父の日に想う!
6月21日(日)は「父の日」であった。
我が家は現在、長野スキー場から半年振りに帰宅した長女と妻(おっかぁ~)の三人暮らし。
後は、猫のシルバーと小鳥のピヨチャン(犬のジャッキーは昨年亡くなった。)との同居生活である。 その長女も一昨日からタイへ6日程行って、帰国後翌日から沖縄で3ヶ月スキューダーバーしながらアルバイトとか。
長男は、車で70分程の井尻で一人アパートで、大学4年生の学業とアルバイト生活、末っ子は、東京の短大2年生で友達と一軒家を借りての自炊生活中である。
その日は朝から、淡い仄かな期待とちょっぴりの不安とが入り混じった複雑な時間を過ごしていた。
お昼過ぎに、長女が『ハイ! 父の日おめでとう!』・・・と言って3人分のゼリーケーキを買ってきてくれた。
結構美味しかったし、チョッピリ嬉しくもあった。
正月に一度帰宅したきりの長男からも、チョクチョク電話がある甘えん坊の末っ子からも無しのつぶて。 ・・・ 少しの不安と・・・やっぱしか? との諦めが交錯して一日が終わる頃、長男からMail
『今日、父の日やったけん、帰るつもりやったけど、帰れそうもないけん、又時間がある時にプレゼント渡しに帰ります。 いつもお疲れ様です。 ありがとう!』
妻に聞くと、プレゼント購入しているから帰る予定との電話が朝あって、夜にアルバイトと学業が忙しい模様で帰れそうもないとの電話があっていたとの事。 ・・・うっうっうっ~泣けるぜ~!
後はチョクチョク電話がある末っ子のみ! なんしとるっちゃろか? 少々憤慨と諦めていた二日後の23日(火)深夜、突然電話に起こされました。
電話の向こうから 『お父さ~ん。 父の日おめでとう~! 東京に行かせてくれて有難う~。 いつも我儘な娘ですが、今後とも宜しくお願いしま~す。 身体に気を付けて頑張ってくださ~い。 皆で歌を歌いま~す。』・・・なんと、一軒家を共同で借りている学友5名で同時に各家庭の父親へ電話し同時に聞かせていました。
※大橋卓也の「ありがとう」の歌が・・・。
なまぬるい風に吹かれながら 東京の空を眺めていたら
遠くで暮らしてるあなたの事をふと思い出す 元気ですか?
夢を追いかけて離れた街 見送ってくれたあの春の日
頼りなかった僕に「後悔だけはしないで」と
優しい言葉 ぬくもり その笑顔
ずっと覚えているよ そして忘れないよ
今 心からありがとう
出来が悪くていつも困らせた あなたの涙何度も見た
素直になれずに罵声を浴びせた そんな僕でも愛してくれた
今になってやっとその言葉の本当の意味にも気づきました
「辛くなった時はいつでも帰っておいで」と
いつも僕の味方でいてくれた
心配かけたこと 支えてくれたこと
今 心からありがとう
返しても返しても返しきれない
この感謝と敬意を伝えたい
頼りなかった僕も少し大人になり
今度は僕が支えていきます
そろそろいい年でしょう 楽して暮らしてください
僕ならもう大丈夫だから
あなたの元に生まれて本当に良かったと
今こうして胸を張って言い切れる
あなたの願うような僕になれていますか?
そんな事を考える
今 心からありがとう
みんなで、しかも携帯電話で・・・かなりハモッテいたというか・・・三重合唱みたいなぁ~、間違いなく歌手にはなれそうもない歌声が、・・・温かく聞こえてきました。
その夜は、淡い感傷に浸りながら・・・もう一杯焼酎のんで寝ました。
今朝、マイケル・ジャクソンさん(享年50歳)の突然の訃報が流れ、その激しき生涯と驚異的な資産及び人気度、それに内面の苦悩や葛藤。 その生涯を論評する報道が特集される模様。
それにつけても人生の幸・不幸について考えさせられる一日となりそうである。
我が家は、清く貧しく美しく(チョット違うか?)の生活であるが・・・月に1度程の異論・討論・激論のケンカポイこともあるが、その日暮らしの貧乏をジョークで笑い飛ばしながら(殆ど自虐状態か?)笑いの絶えない家庭に・・・幸せとは何か、ニュースを見ながら考えさせられた一時であった。
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