主演のイライジャ・ウッドをどっかで見たことあると思ったら「ロード・オブ・ザ・リング」の彼だった。イライジャ・ウッド演ずるエリート米国人マットがイギリスに渡りウエストハムのファームに入隊し色々と経験していくお話。
米国人だから当然最初は認められません。「サッカーじゃねぇ、フットボールだ!」って怒られます。でもケンカを重ねるうちに認められます。何しろマットはミヤギ先生の弟子で「ベストキッド」のモデルになったらしいですから(笑)。
スタジアムのシーンは1回しかありません。あとは概ねケンカ。相手は、トッテナムから始まり、最凶で有名なミルウォール、命がけのアウェイでマンU、でもやっぱり遺恨のあるミルウォール(リアル過ぎ)。ただ暴れたいからケンカをしているわけではなく、そこにはいくつもの男の美学があります(一緒に見ていた嫁には理解できない様ですが)。
味のある役者が多い中で、ファームのリーダーピート(チャーリー・ハナム)が特にかっこいい。
ファーム組織に属していても皆さんまともな仕事についています(これがリアルなんでしょうね)。
日本のサポーターとはかなり違いますね。いわゆるフーリガンと言われている人々の生態がわかりました。まぁ、全員がこういう人達じゃないでしょうが。
米国に戻ったマットが夜の街で一人ウエストハムのチャントを歌うラストシーンはなかなか。
続編「フーリガン2」もあるようなので是非見てみようと思います。
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