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★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

PET-CT検査を受けました。

2008年12月25日 | PET検査

昨日(24日)、PET-CT検査を受けてきた。

私にとっては、2回目のPET-CT検査。
1回目(2005年11月)も同じ医療機関で受けているため、
前回より緊張はなかった。

でも、検査をする目的は違っている。

前回は、乳癌と肺癌から再発や転移がないかのチェックが目的で、
自覚症状はなかったが、
今回は、脚(向こう脛)が痛いという症状がある。
乳癌と肺癌を克復したということで、
この2、3年、骨シンチや全身のCTを検査していないので、
結果が怖い。


【13:00】・・・PET医療機関に到着
         ↓
   受付(健康保険証、病院の紹介状、問診票を提出)
   そして、会計も先に済ませる・・・私の場合、保険適応で約3万円。
         ↓
   コンセルジュに案内され2Fのラウンジへ。
             
【13:10】・・・問診室へ案内される。
         ↓
   看護師さんとお話(既往歴、薬、食事、体調について)
   3年前のカルテがあるので簡単だった。
   問診が終わり、ペットボトルのお茶(500ml)を提供される。
   検査のために使用する放射線薬剤を排尿にて外に出すために、
   水分(お茶orお水)を摂らなくてはならない。
         
【13:30】・・・更衣室に案内される。
         ↓
   金具のついた物は全部外し、検査着に着替える。
   タイツも腹部を締め付けるのでNG。
   (ソックスはOKとのこと、前もって伝えてほしかった)
         ↓
   ペットボトルとロッカーの鍵だけをもって、
   更衣室のソファに座って待つよう指示される。
   雑誌を読みながら待つ。(20分位?)

【13:50】・・・身体検査
   身長・体重測定+血糖の検査(指先に針を刺して)+血圧測定

【14:00】・・・検査室に入る。(ここでペットボトルを回収)
         ↓
   検査薬投与(がんを発見するための薬剤<FDG>を腕の静脈に注射)

【14:15】・・・薄暗い部屋に案内される。
    
(薬剤(FDG)が全身に回るまで約60分間安静にしておく)
         ↓
    部屋は仕切ってあり個室になっている。
    リクライニングベッドとテレビ(DVD)、時計が置いてある。
    電気毛布も備えてあり嬉しかった。
    
【15:20】・・・PET-CT検査が始まる(約20分)
         ↓
    CTやMRIに似た医療機器があり、横になる。
    指定の場所に頭を置き、腕は上げて(バンザイの格好)固定され、
    両足を揃えて、固定される。
 
    検査の間は、呼吸を吸ったり吐いたりの指示もなく、
    ジッと横になっているだけで機器が動き、20分位で終わる。
    私は突発性難聴のため、アナウンスが聞き取りにくくてちょっと困った。

【15:50】・・・検査後、再び、薄暗い部屋に案内される。
    検査前とは違う部屋だけど、同じ造り。
         ↓
    検査後、排尿にて放射線薬剤は外へ出ていく。
    より詳しい診断をするために、2回目の撮影をする場合があるとのことで、
    約30分、この部屋で待機。

【16:30】・・・放射線技師の方が来られ、無事検査終了を伝えられる。


検査室を出ると、再び、コンセルジュが待っておられ、
更衣室→着替えをして、終了。

受付から終了まで約3時間半。
リクライニングベッドで横になっている時間が多いものの、
心身ともに疲れた。

結果は、1週間くらいして、
紹介医宛てに郵送するとのこと・・・。

年末年始期間があるので、1月5日以降になる。


PET検査は、日本ではまだ保健医療に認可されていない。
そのため一般化されていないが、
欧米では「癌が疑われたらまずPETを・・」というほど定着している。
PETを検査して治療方針を決めていくのである。

日本でも、PETの質の高さに急速に普及しつつあるが、
広島県ではまだ二つの医療機関しかPET検査を受けることができない。
3年前もそうだったので、いまだに増えていないことに疑問をもつ。

広島県の人口は、287万1090人。
お隣の岡山県や山口県の方が人口に対して、PET施設が多い。

広島の医療従事者にとって、
PET検査が、癌治療の有効な手段の一つだという認識が薄いことが
他県と比べて遅れている理由なのだろうか。

癌の早期発見、早期治療のためにも、
もっと積極的にPETに取り組む医療機関が多くなることを願うばかりです。

    
 




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