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★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

外科受診

2008年12月04日 | 健康・病気
今日は思い切って外科を受診した。
目的は・・・「古傷」を診てもらうため。

えっ? 古傷?

それは、胸の痛みなどの精神的なものではなくて(笑)、
十数年前に転んだ時の、
治っていたはずの古い傷が、
最近、痛むからです。

10月に京都を旅行をした時、
私にしては歩く時間が長かったためか、
二日目に両足の向こう脛(むこうずね)が痛くなりました。

広島に帰ってから、
外出した日の夜などに、
左足の向こう脛がズキンズキンと痛む。
何故だろう?

そういえば――
13年前に、転んで左の向こう脛を怪我したことを思い出しました。
外傷はなかったし、骨にも異常はなかったけれど、
内出血して、ひどく腫れた。
病院に行き、患部を少し切開して、
血の塊をとる処置をしてもらったことがあります。

それが原因だ・・・

最初は、その古傷に炎症が起きたのかなーと思いましたが、
外出しない時は痛みが和らぐために、
病院に行きそびれる。
その繰り返しの1ヵ月半。

義兄(内科)も義弟(整形外科)も医師なので
電話で尋ねてみようかなーと思いつつ、
「診察してみないとわからない」と、返事がわかるだけに、
やはり病院に行くことにした。


私のように癌を経験していると、
何事も「癌」に結び付けて考えてしまう傾向があります。

昨日は外出中に、特に痛みがひどくなり、
歩くのも辛くて、
(左足を下に下ろすのが辛い)
これはやっぱりおかしい・・と思い始めた。

古傷の部分(内出血したところ)が癌化して、
「骨肉腫」など悪い病気になっているのではないだろうか。
そんなことばかり、頭をよぎった。

夫は、
「癌だったら、良かったり悪かったりしないよ」
そう慰めてくれたが、本気で聞けない・・・

ネットで調べていたら怖くなり、
「早期発見・早期治療」が頭をかすめ、
今日、受診に至った。


先生は古傷の部分を触診された。

いろいろ押さえながら
「ここは痛みますか?」と聞かれた。
「痛くないです」と言った。
歩くとズキンズキンするのに、
何故か、押さえると痛くない。

「触った限りでは変わったことはないようですね。
筋肉痛だと押さえると痛みがあるのですが・・・
癌かどうか、ということになれば、骨の検査をする必要があります」


私が、非常に癌を恐れているので、そのように言われた。

「そうですか・・・」(ちょっと暗い気分に・・)

押さえて痛みがないのが気になる。

先生はその後、手を洗いながら、

「恐らく心配ないと思いますが、
1週間様子を見てみましょうか。
今日は湿布と、痛む時に飲む薬を出しておきます」

先生の「恐らく心配ないと思いますが・・・」のひと言で、
私の気持ちがずい分和らいだ。
心に余裕ができた。

「はい!わかりました。 
ありがとうございます・・
あまり足を使わない方がいいのでしょうか?」

私の声が一気に明るくなった。

「そうですね・・・
できたら安静がいいと思います」


今朝起きた時から、
今日は病院に行くことを覚悟して、
「痛い治療をされないかしら?
嫌な診断がついたらどうしよう」と夫に話し、
私自身も胸がドキドキしていた。

午後、夫から電話があった。

「今日はどうだった?」

「うん・・大丈夫かも・・・。
1週間様子を見てみましょうって、
湿布と痛み止めを処方されたの」

夫はホッとした様子だった。

昨夜の私は、
「もしかしたら、癌かも・・・」
「手術することになるかも・・・」
「入院することになるかも・・・」

そんなことを言って夫に心配かけた。

でも・・・
癌はそれだけ怖い病気だということを理解してほしい。

乳癌の最初の手術から11年・・
肺癌手術から7年経った今でも癌と闘っていることに間違いないのだから。

「乳癌」と「肺癌」の重複癌を経験した私に、
乳腺外科と呼吸外科の担当医は、
昨年、『克復』を告げつつ、
「これからも検診は続けてください」と言われたことを思い出した。

癌への恐怖は生涯続きそうです・・・。


≪今日処方された薬≫
★ ブルフェン錠100 100mg 痛いとき1錠(10回分)
  (痛みや炎症を抑え、熱を下げる薬)
★ ロキソニンパップ100mg (7枚入り×5袋)
  (痛みや炎症を抑える薬)








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