ホスピス、緩和ケア看護覚書*カナダ編

ホスピス看護をカナダから。2013年大学院を卒業しました。カナダ人の夫とは14年たっても熱愛中。

新世界

2012年01月21日 | NP大学院
NPになろうと思った時、NPの仕事はRNの仕事の延長上にあるものだと思った。最近それは思い違いで、今までとは違った新しい世界へ飛び込んだことをひしひし思うのだ。

昨日は一日カンファレンスへ行ってきた。無料だし、食事も出るし、ネットワーキング作り、もしくは将来のコネ作りにと下心満々での参加。

主催者はTherapeutic InitiativeThe Cochrane Collaboration だった。よくある製薬会社主催のものとは違う。で、もちろん内容はEBPだ。エビデンス、ベースドプラクティス(科学的根拠に基づく実践)。参加者は医師、薬剤師、NP、学生で内容はとてもリッチだった。刺激される内容でとても勉強になった。テーブルを共にした医師と薬剤師とのディスカッションもためになった。もちろん私はこの分野で新参なので、知識と経験は乏しい。しかしいろんなアプリーケーションを盛り込んだiPADでそこはカバー。たくさん本を持っていたって、たくさんブックマークをつけていても、たくさんアプリをつけていても必要なときにどれだけ早く必要なページを開けることができるかは大切だ。肌身離さず持ち歩くiPAD。どのアプリがどんな情報があるか把握しつつあるので、昨日は本当に助かった。

授業や実習では得れない角度の医療。看護師時代の知識と経験とは比べられないレベルのものだ。まだまだ私は新しい世界の入り口に立っている。EBPに基づいた適切な治療を提供できるように、これからももっと知識を深めて行きたいと思った。

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