先週金曜が休日だったため、いつもは金曜日に発表される新型コロナやインフルエンザの情報が本日発表されました。まずは新型コロナから
全国5,000の定点医療機関における「10月23日(月)から10月29日(日)までの1週間に確認された1医療機関あたりの感染者数の平均値」 は、前週の3.25人から2.86人に12%減少しました。
札幌医科大学が発表してくれている「都道府県別人口当たりの新型コロナウィルス感染者数の推移」では・・・
奈良県は3位に上がってしまいました。なかなか下位に落ちてくれませんね。
奈良県は3位に上がってしまいました。なかなか下位に落ちてくれませんね。
今回、首位(ワースト)は、4.2%増加した北海道でした。2位:兵庫 3位:奈良は減少傾向ですが、4位:徳島 5位:愛媛 6位:鳥取 7位:長野のいずれの県も20-30%の増加を示しています。
気を緩めると、増加に転じるかもしれません。
何度も言いますが、新型コロナウィルスは、盆と正月が大好きです。
それまでに対策を講じておいてください。
それまでに対策を講じておいてください。
どんな対策があるのか・・・・
1,3密環境を避ける
2,やむを得ず3密環境に入ってしまう時は、可能な限り短時間の滞在を心がたうえ、マスクや眼鏡の着用を心がける。
3,健康維持を心がけ、抵抗力が落ちない様努力する
4,可能なら新型コロナワクチン、インフルエンザワクチンを接種する
こんな常識的な事しか言えないです。
大胆な意見として、健康に自信のある方は、医療機関に余力のある今、新型コロナに罹患してしまうと言う手もありかもしれません。新型コロナに罹患して無事に治癒すると、3か月間はほぼ無敵の鉄人(コロナに関してだけですが)?です。しかし、必ず無事に治癒する保証はありませんので、馬鹿な考えは捨て去ったほうがよさそうですね。
まとめ
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は全国的には減少している
しかし、一部の都道府県では増加しているところもみられる。
副反応の洗礼を受けました。同日の夕方から発熱し、ピークは39度。
翌日も37〜38度代が続き、今日6日にやっと回復しました。
接種時にかかりつけ医から「インフルエンザの患者が多い」と聞きました。
待合室にいた間に、「発熱していて来たい」との電話が数件あり、来院時間を伝えて対応しているようですが、土曜日のこともあり急いでいる患者さんには近隣の開業医を紹介していました。
実は10月も先生から「インフルエンザの患者が多いよ」と聞き、すぐにワクチンを接種しました。
主観的感想ですが、コロナの話はほとんど出なくてインフルエンザばかりなので、私の住む横浜の一部はコロナよりインフルエンザが流行っているように感じました。
無事に回復されたようで何よりです。
新型コロナ第9波は10月に入ったころから収束傾向が続いていて、逆にインフルエンザはそのころから拡大傾向が続いていて、現在の発熱外来はインフルエンザ一色です。割合で新型コロナ1に対してインフルエンザ20以上です。