
NHKの朝の連続ドラマ あんぱん
主人公 のぶ の配偶者 若松次郎 さん、亡くなっちゃいましたね。結核死
今では考えられませんが、昭和20年代まで、結核は日本人の死亡原因の第1位でした。高い死亡率と感染力から「不治の病」「亡国の病」とも呼ばれていました。感染するので、現在の癌よりよほどタチの悪い病気だったと思われます。
現在、日本では結核は死亡原因の20位台です。周囲で結核で亡くなる方、ほとんどおられませんよね。この国で結核で亡くなる方は、AIDSやがん等の原因で抵抗力が顕著に低下してしまっている方で、例外的です。ですが、世界を見渡すと、未だに感染症で亡くなる方のトップに君臨しています。治療が届かなければ死に至る病なのです。
閑話休題、カメラ好きの次郎さん、カメラを遺していかれました。懐かしいバルナックライカ、ライカⅢaにズマール5㎝ f2レンズ だそうです。
私、見かけほとんど同じで、少し後期型のライカⅢf ズミタール5㎝f2レンズ付きを持っていました。正確に言うと父のカメラでしたが、小学高学年頃から自由に使っており、ほぼ自分のカメラにしていました。

天文好きでもあったので、欲しいカメラは勿論ニコンFでした。一眼レフのニコンFなら、望遠鏡に繋ぐことも可能でしたし、ファインダーで見た通りの画像が得られます。バルナックライカ、ファインダーはフィルムに写る画像系と全く別の光学系なので、応用が効かないのです。その点、今の携帯電話のカメラは優秀です。見えている画像そのものを写真として残せますから。フィルム不要。現像も定着も不要。その上、動画までとれるし。本当に夢のカメラです。
でもまぁ、古いカメラにもそれなりの良さがありました。バルナックライカ、裏蓋開きません。カメラの底の部分しか開かないのです。フィルムの装填もコツがあって、フィルムの先を少し細長く切ってから押し込むように装填します。沈胴式のレンズも引っ張り出すのを忘れることもありましたが、マニアックに細かい作業を必要とするところがとても楽しめました。そして普通に風景写真や人物写真を撮る分には、コンパクトだけれど流石にライカ。写り、良かったです。
私の場合は、部分日食を撮ろうとして、太陽にレンズを向けてしまい。ゴム引き布製のフォーカルプレンシャッターに穴を開けてしまうという失敗をやらかし、父に手ひどく怒られ、やっぱり金属シャッター幕のニコンFが良いなとは思いましたが、それも今では懐かしい思い出です。
その、ライカⅢf、今は手許にないです。10万円ほどで買い戻せそうですが・・・思い出だけで十分です。ありがとう、バルナックライカ!!
ポール・サイモン Paul Simon/僕のコダクローム Kodachrome (1973年)