ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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リチウムバッテリーのBMS設定

2021-03-01 |  サブバッテリー

今日から3月に入った。

緊急事態宣言も解除されて、何となく気分的にも春が来た感じ。 

 

今日は面白くもないリチウムバッテリーのBMSの設定について。

リチウムバッテリーは、今までの鉛バッテリーよりも性能がいいのは皆さんご承知の通り。

ただ、ちょっと過充電、過放電で電圧暴走する悪いクセがある。

この悪いクセから守ってくれるのがBMSだ。

BMSも色々あるが、スマホでバッテリーの状況が分るスマートBMSが便利。

本来ならUART BOXを使ってパソコンで設定するのが基本だが、ほとんどの人はスマホで見ているのでこちらを選んだ。

今回は多分一番沢山使われているだろうと思われる、JBDのSP04S020-L4について分る範囲で説明を加えた。

基本的にはポリマータイプやLiFePO4でも、セル数や電流容量が変わっても数値が変わるだけのこと。

当初はアンドロイドスマホを使っていたが、BMSソフトのバージョンが異なるものを幾つか入れるとまともな動作をしなかったのと、BMSのパラメーターを触るとソフトが対応してないようで表示がおかしいのでiphoneに替えた。

現在は、iphoneとipadを使用している。

アプリはApp storeで有料だが730円払えば設定を変更できるものが使える。

 

アプリを開けばこのBMSの選定画面が現れる。

一番上はアプリに入っているデモ画面。

BMSのブルートゥースは10mくらいは届くので部屋にいてもキャンカーのBMSの信号を拾う。

電波が強いとバーグラフに色が付く。

 

 

 

 

見たいBMSを選ぶとバッテリーの状況が分る画面に変わる。

左がスマホ画面で右に簡単な説明を書いた。

 

 

 

上の画面のconfigを選ぶと設定画面へ。

一番下の各設定画面に飛ぶステータスがある。

 

 

 

①を選ぶとパラメーターの設定画面へ飛ぶ。

さらに、下の画面の上側のBMS readを選ぶとパラメーターで埋まる。

ここで必要な数値を書き換える。

書き換えた後は、BMS writeでメモリーに書き込む。

 

 

 

大事なバッテリーの保護はこちらの設定。

 

 

 

こちらは電流キャリブレーション画面

 

 

 

こちらはセルの電圧校正画面。

 

 

 

パラメーターの設定を変えるときは、初期値を控えておいて、おかしくなったら元にもどせるようにしたい。

クドクド書いたが、取りあえずBMSのパラメーターを触る場合、最初はスマホ画面の赤で囲んだものくらいにして、細かく試してみるのは少し慣れてからのほうがいいかもしれない。

上のBMSの設定は実験中なので、この真似をしないようにして下さい。

 

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17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Kojiro)
2021-03-01 10:22:33
BMSの設定について詳しく説明していただきありがとうございます。
これを基本にして少しづつ勉強したいと思います。
分からないことばかりですので宜しくお願いします。
取りあえずは、バッテリーの容量とサイクル容量を80%で入れてみます。
BMSの書込みを忘れないようにします。
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Unknown (gabaru)
2021-03-01 13:48:25
こんにちは。タイムリーなブログでした。暖かくなりましたね。高齢者イキイキ活動も再開されまもなく100ポイント(1ポイント/日)で満貫成就(諭吉様お一人頂けます)。先日から充電、放電を繰り返してますが、どちらとも特定のセルの上がり下がりが顕著です。充電時は3600m V(他の3セルは約3300mV、充電容量は100%となってます)でtrigger、放電時はtriggerの値(2500mV)まではいきませんが2800mV(他の3セルより約500mVの差)となってます。これはバランサーが効かないからですか?特に問題では無ければこのままでいきます。
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Unknown (gabaru)
2021-03-01 14:49:46
すみません。先程の補足です。充電時はBMSから3番目のセルがtrigger(昨日までは4番目のセル[プラス取り出し]がtriggerしていました)、約70A放電時は4番目のセルのみが下がっていました。
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Unknown (ヨネキン)
2021-03-01 15:58:10
いつもお世話になります、福井のヨネキンです。
セルの充放電時のカットオフ電圧だけしか変えていませんがその下のバッテリー電圧はさわらなくても大丈夫ですか。

BMSの温度センサーの65度とか70度は大変高いと思いますがもう少し低く設定したほうがいい気もします。
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Kojiroさん (うなぎ)
2021-03-01 17:08:53
バッテリーの容量は最初は100Aで入っていたと思いますが、400Aにして、サイクル容量は320Aでいいと思います。
サイクル容量の80%と言うのはバッテリーメーカーの標準サイクル容量です。
バッテリーメーカーが何回使えるとか言っているのは80%まで使って充電するのを1サイクルとしています。
それで1,000回とか2,000回とか言っています。
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gabaruさん (うなぎ)
2021-03-01 17:09:24
>充電時は3600m V(他の3セルは約3300mV、充電容量は100%となってます)
これはおかしいです。
セルが3.65Vに達してカットオフしてしばらくしてからの電圧でしょうか。
一般的には充電していくと全部のセルが3400mVくらいになった後にどれかのセルが電圧暴走すると思います。
バッテリーのバスバーの接続が浮いたりしていると充放電時にセルの電圧がばらつきます。
普通はセルの電圧は3.0V~3.35Vまではどのセルも数mV程度のバラツキしかありません。
インバーターを使用して大電流を流しても、各セル間のバラツキは大きくても20mVくらいだと思います。
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ヨネキンさん (うなぎ)
2021-03-01 17:10:04
>セルの充放電時のカットオフ電圧だけしか変えていませんがその下のバッテリー電圧はさわらなくても大丈夫ですか。
バッテリー電圧は4つのセル電圧の合計になります。
バッテリー電圧のカットオフの14.6Vはセル当たりになおすと3.65Vです。
充電時はその前にどれかのセルが電圧暴走して3.65Vに達しますからセルの電圧だけでも構いません。


>BMSの温度センサーの65度とか70度は大変高いと思いますがもう少し低く設定したほうがいい気もします。
温度センサーは2つで計測しています。
65度とか70度はBMSのCMOSの温度だと思います。
100A程度電流を長時間流すとCMOSは50~60度になります。
バッテリー自体はそれほど温度は上がりませんが、それより温度が低いときの方が問題です。
寒冷地では簡単にマイナス10度以下になりますから、それで充放電がストップします。
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Unknown (gabaru)
2021-03-01 18:15:29
こんばんは。充電時一つのセルが3.65 V overでカットされた直後の電圧です。時間が経つと差は0.1V以内にはなります。充電時は3.30Vから3.35Vを過ぎると一つのセルが3.4Vを超え3.65 V overに暴走しました。放電時は三つのセルが約3.3V、一つのセルが2.8Vでしたが、今、再度70A放電したところ三つのセルが同じく約3.3V、一つのセルが約3.1Vでした。放電後今は15mAの差です。先程バスバーの締め付けをチェックしましたがガッチリしまっていました。
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gabaruさん (うなぎ)
2021-03-01 20:04:20
BMSのかっとオフ電圧の3.65Vは過充電の状態です。
セルの電圧が3.4Vで満充電になります。
3.4~3.45Vになった時点(バッテリー電圧としては13.6Vを超えたくらい)で充電を終了する方がよいと考えます。
それ以上充電するとセル間のバラツキが拡大していい事はありません。
私は13.6Vくらいで充電をカットするようにリレーでコントロールしています。

>放電時は三つのセルが約3.3V、一つのセルが2.8Vでしたが、今、再度70A放電したところ三つのセルが同じく約3.3V、一つのセルが約3.1Vでした。
普通はこんな事にはなりません。
次回、セルが3.4Vになるまで充電することをおススメします。
充電中に一定時間毎に全部のセルの電圧を測れば何かわかるかも知れません。
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Unknown (gabaru)
2021-03-01 20:48:14
ご教授ありがとうございました。trigger3.45、release3.40 Vに設定して様子を見てみます。
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