うちのジルには自作の60Aの走行充電器を取付けている。
天気がいい日には、ソーラーパネルの710Wと走行充電器を一緒に動かすと、100A近くで充電出来るので、大型のバッテリーを積んでいても充電に苦労するということはまずない。
ところが、今年の夏のあるときにエアコンをガンガン掛けてはいるが、どうも充電状況が今一。
暇なときに見てやろうと思っていて、そのままになっていた。
これが60Aの走行充電器で、自作するとトラブル箇所が大体想像できる。
走行充電器のユニットは20Aのものを3つ並列で取付けている。
エンジンを掛けて走行充電器のスイッチを入れる。
各ユニットのスイッチを順に入切りするとまん中のユニットが働いてない。
入力側のヒューズを見ると、ヒューズを固定している樹脂が熱で変形している。
これは30Aのヒューズソケットに30Aのヒューズを差込んだもの。
メインバッテリーから110Aのヒューズを経由して引き込んでいる。
ラジオペンチで固着したヒューズを無理やり取出した。
このヒューズには実際に連続で22A程度の電流が流れるので、取付けるときから気になっていた。
ソケットの接点がもつかと心配したが、値段の安さ(1セット200円くらい )に負けて、結局、2年余りしかもたなかった。
ダブルで取付けるか、大きいものに替えるしかなさそう。
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私も同じようなヒューズホルダーを使って15Aほど流していますが、発熱が大きかったので良く見ると、ヒューズが接触する部分がちょっと開いていて接触不良気味でした。
ヒューズホルダーをプライヤーで挟んで少しつぶしてやったら発熱は無くなりました。
私もヒューズソケットをプライヤーで挟んで締めて使っています。
他のヒューズも熱で樹脂が少し焼けたようになっていますから、連続で22Aは難しそうです。
これより容量が上がると適当なものも無く、一気に価格も上がりますから嫌になりますね。
友人が新しいキャンピングカーを購入し初出動で「ヒューズホルダーが燃えた」と焼損した物を見せてもらったことあります。
安全装置が発火元ですよ。
安いけれど信用できませんね。
我が家も昨日同じところに固定できる「バイメタルヒューズ」を取り付けました。
本来は取付のしっかりした3個セットのブレードヒューズを取り付けたかったのですが良い製品が見つかりませんでした。
入出力個別に30A計6個、電流値が大きいので故障時が心配です。
この走行充電器の出力側に120Aのブレーカーをつけていましたが、連続60Aの電流でトリップします。
使い物になりません。
以前に作った30Aの走行充電器には安価なバイメタルヒューズを取付けましたがこちらは一度もトリップしたことがなかったですね。