2月15日 土曜日のNHKスペシャルで「車中の人々 駐車場の片隅で」というタイトルの放送を見た。
再放送は2月20日 (木) 0時55分 (50分)
数週間前にもNHKで夕方にこれと同じような放送があった。
見たいと思う番組はあらかじめHDDに取り溜めて後でゆっくり見るようにしている。そのためこの番組を見たのは月曜日。
レジャーで車中泊をする人たちの陰で車中で生活している人達がいる。
さまざまな事情を抱え、否応なく車で暮らさざるを得なくなった“車中生活者”が、数多くいることが明らかになった。
経済的な困窮、住む家を失った、家庭の問題、人間関係の挫折…。誰にも知られることなく、駐車場の片隅で生きる人々にNHKが密着取材。
ひとりひとりの人生から見えてきた「現代社会」の姿とは・・・。
氷点下、駐車場で暮らす親子がいる。
おばさんが運転席でおばあちゃんが後ろの席。
車中生活は3年になるらしい。
・・・・・。
こちらは道の駅の駐車場の片隅の一台の軽自動車。
何日間も駐車場の片隅から動かない。
狭い車内にはたくさんの生活用品でいっぱい。
この男性の年金は月に10万円。
生活保護を受けようと思って役所に行ったら、車を持っていると駄目だと言われた。
車を売ってもすぐに生活保護がもらえる保証はない。
家賃を払ったら月に14万円必要なので年金では暮らせないのでアパートを出た。
年金の支給日にガソリンを5リッター購入して何処かへ移動して行った。
こちらは事情があって会社の寮を出た20代の女性。
女性いわく、「車の中は雨、風を防げる唯一の場所。」
こちらは20台の男性。
生きる場所が車しかない・・・。
NHKは全国1,160か所の道の駅を全て調査。
その結果、全体の29%に生活の為に車中生活をしている車がいるのが分かった。
これは車の中で死亡した人たち。
車中で生活する人達にインタビュー。
車で生活している人の言葉が妙に気になった。
「車の中が今現在一番好きなところ。
誰に気をつかうでもないし、
ちゃんとしたところに止めていたら苦情は出ないし、
他人と話すこともない。」
ボクらが遊びで車中泊している道の駅の駐車場。
その片隅でひっそりと生活している人達がいる。
国も自治体も把握しきれてない車中生活者の実態。
モラルも大事だけれど、もっと根本的な問題のような気がしてならない。
快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。
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