ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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走行充電器を設置

2017-03-14 |  走行充電器

うちのZilには、車を走らせる為のメインバッテリーの他に、キャンピングカーとして生活できるようにサブバッテリーとしてディープサイクルバッテリーの100AHが3個積まれている

メインバッテリーとサブバッテリーは、用途が異なる為にその性質が微妙に違う。
性質が違うだけなら良いのだが、初期のバッテリーの充電電圧が微妙に違うので困りもの

その為、今回 メインバッテリーを交換するのに合わせてサブバッテリーの充電器を取付けた。
どうしてそんな物が要るのかと思うかも知れないが、それがこれからの話。

キャンピングカーに乗り始めた頃は何も知らなかったが、ディープサイクルバッテリーについて、キャンカー乗りなら是非とも知っておかなければならない知識の一つだ。


サブバッテリーに使うディープサイクルバッテリーは、大きく分けて低電圧系と高電圧系がある
さらに低電圧系は数種類に分けられる。
Zilの新車時に積まれていたのは「ジェネシス ディープサイクルバッテリー」で、低電圧系ディープサイクルバッテリーの中でも充電時の電圧が低いタイプだ。

カムロードのオルタネーターは、13.8~14.1V程度。
バルク充電13.8Vで、ほぼ満充電に持ち込める数少ないディープサイクルバッテリーだ。
バンテックでもジェネシスが搭載されているものは全て、すぐれもの充電器は13.9Vに設定されている。
ところが、バンテックパーツセンター等で取扱っている「パワーソニック」「Xinneng 」等は、13.8~14.1Vでも7~8割は充電するが、満充電するには14.4V程度が必要になる。

Zilに搭載されている「すぐれもの充電器」や、一般的なソーラーコントローラーは、ディップスイッチの選択で14.4Vを供給できるので問題ない

今回取付けたのは、走行充電で満充電する為に、メインバッテリーからの電圧13.8Vを14.4Vに昇圧してやるもので、一般的にはDC昇圧コンバーターと呼んでいる。

一晩に100AHサブバッテリーを消費しても、うちの場合晴天ならソーラーで午前中一杯で満充電になるが、雨天では走行充電に頼ることになるので重要な充電方法だ。

充電器は、電流制限が付いた10Aのユニットを3パラで使用し、MAX30Aの容量を得る。
一般的には、電流バランスをとるのが難しいのでこのような方法は行わないが、テーブルテストでは以外にうまくいったので、Zilに設置してみた。

コンバータを並列接続する時は、一般的にダイオードを取付けて電源間で逆電圧がかかったりしないようにする。
しかし、今回テーブルテストの結果ダイオードを付けなくても問題なさそうなのと、ダイオードを付けると反対にユニットの動作が不安定になる危険性もあるので取付けてない。


本来なら冷却ファンを取付けるが、手持ちに適当なものが無かったので取りあえずこれで実験。
さらに、充電器とサブバッテリー間にもBKかヒューズ取付け予定。
充電器の入切りは運転席のスイッチで操作して盤上のリレーを動かす。
(IRLB3034PBF等のパワーMOSFETを使ってもいいが、キャンカーからハム無線の電波を出す事を考えて回り込みの少ないリレーにした。)

 
メインバッテリーにつながっている床下の走行充電リレー(200A)の手前から22SQの電線をサブバッテリーまで引き込んだ。(充電器だけなら5.5SQで充分だが、今後他の実験予定あり)


コントローラーとサブバッテリー

運転席横の走行充電リレーSWと新しく付けた充電器SW
ソーラー充電中は走行充電リレー、充電器はOFF

サードシート上のモニター類
運転席からふり返るとモニターが見える。
サブバッテリー電圧と電流を見て、走行充電リレーと充電器をコントロールする。

普段のサブバッテリーの充電は710Wのソーラーパネルだけで充分だ。

天気の悪い日だけ新規に取付けた走行充電器を使う。

これまでの走行充電は、電子レンジを使う時に使用する。


これで暫く様子を見よう。

 

 
 

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コメント (2)
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