渓とか樹とか、葉の香りとか

flyfishing、山、サッカー(京都サンガ)他世間へのぼやきなど?

北山川水系 池郷川本谷~堂ノ倉谷遡行~地蔵岳1464m~般若岳1328m~涅槃岳△1376.2m~証誠無漏岳1301m~阿須迦利岳1252m (1日目)

2016年08月16日 | 沢歩き
<2016年8月14日(日) 晴れ~曇り~雨>

深夜に上北山温泉に集合。
翌朝、下北山池原へ向かう。

池郷川といえば、下部の絶悪ゴルジュで有名だが、私にそんなところ入れるはずもなく、今回は上部の本谷部分の計画。
それでも長い計画で、めげそう。


                        池郷名物 石や塔

池原ダムから白谷池郷林道へ入り、車止めまで。
ここで着替えて出発。

林道途中の杣道入り口から、まずは激下り。


                          降り口

ろくに下れない私としては、最初からガマの油のように汗水が滝のように噴出す。
谷を跨ぐ前に小休止して、また歩いてトラバースするが、その間もしんどすぎてろくに歩けない。
気がつけば、なんだか寒気もして、吐き気もする。
なんじゃ?こりゃ?と思いながら、皆に大遅れしつつ、何とか本谷へ。


                        本谷最初の滑

川自体は難しいところもないのだが、ふらふらながら、しばらく遡行すると今度は足裏の腱が攣りだしてまともに歩けない。しまいにはふくらはぎも攣りだして、万事休す。


                         滑が続く

あめやんに「芍薬甘草湯」をもらい、飲むと攣りはおおむね回復。
大して歩いていないうちから、熱中症のような症状で足を引っぱり、遡行スピードはガタ落ち。


                         途中の石塔


                          涼しく遡行


                       水量少なく、ヌルヌル


                        意外と登り難い

途中、2段の滝が出てきて、手前の右岸から巻き。


                       巻き途中から2段滝

計画では、堂ノ倉谷は越えて、もっと源流部泊の予定だが、私がへばりすぎて時間が無くなってきて、堂ノ倉手前の右岸の広場で泊決定。

釣り道具も持ってきているが、しんどくて釣りに出る気なし。

とりあえず火をおこして、飯の準備はする。

湿った木で火の点きがよくなかったが、何とか火をおこす。


                      魚屋の釣果があぶられる

軽く雨が降り出して、それでも外で宴会準備をしていたが、そのうち激しく降り出した。

必要品を急いでテントに入れ、テント内で雨が止むのを待ったが、雷も鳴りなかなか止まない。

仕方がないので、川に冷やしたワインを増水に供えて救出しに行ったついでに、コンロでつくりかけていた米(ごはん)と鍋(鶏きのこ鍋)も救出して、テント内で調理。


                       やっとありつける晩飯


                       テント内晩飯風景

呑んで食ったら、もう動く気になれず、そのままマットを膨らませて横になる。

濡れた衣服と身体のままだが、そのうち眠気が来て、皆就寝で夜が更けた。

2日目に続く

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2 コメント

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Unknown (いまお)
2016-08-17 10:49:29
まったりとディープな世界!ええですなぁ〜^^
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Unknown (cd)
2016-08-17 17:16:32
いまおさん>
一緒に行ければよかったのにね。
遡行や山道はついて行けへんけど(笑)
返信する

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