渓とか樹とか、葉の香りとか

flyfishing、山、サッカー(京都サンガ)他世間へのぼやきなど?

てんこ山△442.3m~大比叡△848.3m~横高山767m~水井山△794.1m~童髯山△681.4m

2016年08月07日 | 山歩き(全般)
<2016年8月7日(日) 晴れ 暑い>

夏休みの本番前に、左ひざの痛みを改善する歩き方と、重荷を背負う訓練をしておかねばならない。
では・・・ということで、奥駆巡礼の前に、千日回峰行のルートの一部でトレーニング。


                     家の近所から見上げる比叡山

荷重を、使いもしないもの(アイゼンとかテント本体とか・・・)を適当に詰めて、水分込みで15kgに設定。久々に背負うと左肩が痛いが・・・。

取り付きはいつものコースで曼朱院横から。

まずは最初の掘り返された急登を喘ぎ喘ぎてんこ山まで。


                 てんこ山三等三角点 点名:「掛橋」442.16m

林道に下りる前の鉄塔下に、一斗缶を斜め半分に割ったようなものの中に木札が入っているものが集められている。この表示のようなものはこの林道にたくさんあったものだ。古くなって取り替えるのかな?


                       取り外された??


                       いつもの石鳥居

ここからはほぼ水平道で重荷でもあまりしんどくない。
しかし、途中、何で左肩だけこんなに凝るように痛いのか?と思ったら、ザックの肩ひもの上の引きつける部分が緩んでて絞めたら痛いのも納まった。


                      今日も弁天さんへお参り

いつものごとく弁天さんにお参りして、ケーブル駅へ向かう。


                       ケーブル延暦寺駅


                      ケーブル駅から琵琶湖

例によってここで小休止。トイレで汗臭いタオルを洗って絞る。

このあとも、いつものルートで無動寺のバス停からドライブウェイを横切って大比叡への直登ルートの急登。


                          官林??

昼12:00を少しまわり、めっちゃ暑い時間の急登。
何度も立ち止まって息を整える。

もう尋常じゃないくらい汗が噴出す。

やっとのことで、本日二つ目の三角点大比叡。


                 大比叡一等三角点 点名:「比叡山」848.1m

ドライブウェイの山頂駐車場から、つつじケ丘に下り、右に折れて横高山を目指す。


                       これから辿る峰


                         鎮護国家

さて、このあと大きく時間をロスしてしまう。

ドライブウェイを橋を渡って横断したら、浄土院。
ここから、釈迦堂へ向かうのだが、釈迦堂の参道を通るには拝観料が必要。
玉体杉へ行きたい旨を、料金小屋のおばさんに伝えたら、参道右にある石段を下って、左にあるお堂へは行かず(お堂の方へは絶対行かないようにクギえをさされ)、右に行ってもらえばよい、ということだったので、その言葉どおり、左に向いたらお堂があることを確認して右の道を進むが、何筋か谷を渡ってやがてT字路になってしまった。

右の上にはまたお堂のような建物があるので、左かと思い、歩いて行ったら上に車がいっぱい見えて、なんと根本中堂の広い駐車場に出てしまった。
もしかして駐車場を横切ってまたどこか道に入るのか?と思って、駐車場のそれらしいところを探したら、誰々の修行場へ行く道があったが、これは方向が違う。
そうしたら、T字路で左へ折れず、右に見える建物の方へ行けばよかったのか?と思い、行ってみたらそこは浄土院に戻っていた。

どうやら折れる道を見落としたのかと思い、来た道を戻るがそれらしい折れはない。
仕方がないので、行くなと言われてたお堂の方へ進むと、お堂の手前で右斜めに進む道があり、「え?これだったの?」ということでやっと発見。
ここまで40分以上ロス。

その道を進むと、なるほど釈迦堂の裏手を回っている道で、これが正解。
以前来たことあるところに出た。


                  千日回峰行ルートはドライブウェイをくぐる


                   どなたが世話されるのか、生花が美しい

峰道は、奥比叡ドライブウェイと隣接して進んで行くのだが、「ドライブゥ~(ドライブ)、ドライブゥ~(ドライブ)・ドライブウ・ェ・イ~」と、やたら大音量で、しかも古~い歌謡曲のようなメロディーの歌がエンドレスで流れてて、耳について気持ち悪い。

結局、その曲は玉体杉を過ぎ、横川との別れを過ぎて横高山の急登でも途絶えず、一旦下りて水井山の急登でも聞こえ、すごくやな感じだった。


                         玉体杉


                      玉体杉から我が家方面


                    横川と横高山への登路との別れ

今回の目的の一つはここで、横高と水井の両ギャップを重荷に耐えて登るというテーマもあったが、あの「ドライブウェイ」の曲で「ダメだこりゃ」状態。
喘ぎ喘ぎ登った。


                          横高山


                 水井山三等三角点 点名:「釈迦岳」793.90m


                         水井山山頂

水井山を越え、また少しUP&DOWNを繰り返すと仰木峠。


                          仰木峠

ここで、いい加減足腰も疲れた感じだったので、素直に戸寺へ下りようと思って、パンと紅茶を補給してたら、何かもう少し歩ける気がして、童髯山へ計画通り向かうことにした。


                     途中から琵琶湖がきれいに見える

それほどもうUP&DOWNが無かったような気がしてたのだが、意外とまだあった(笑)。

いつの間にか小野山を過ぎていて、二度目なのでもう驚かない尾根の林道に出る。


                    一般車が入れる林道なのだろうか??


                      また妙な「公社」が存在してる

林道をしばらく進むが、途中で左へ折れて山道を進むと童髯山。


                 童髯山二等三角点 点名:「大原村」681.13m


                      さすが西陣山岳会


                    誰や?大尾山とか言い始めた奴は?

さて、ここから三千院へ下りる道は怖いのだが、ここも今回の目的の一つで、疲れ切った右足が、まるで沢の巻き道のような下りに対処できるかどうか?
・・・と言って、対処出来なきゃそれまでだったんですが・・・。


                  カケスはブルー混じりの羽だけじゃない

若干整備されてて、怖い箇所は半減まで行かないが、少し減っていた。
しかし、そのまま残されているのもあって、病気の年に来た時より怖さは無かったが、それでもまだ怖い部分が多かった。


                       ウソじゃない


                     新たに整備されたところも多い

で、音無の滝で無事終了。


                         音無の滝

本番前のよいトレーニングになったかと思います。

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4 コメント

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Unknown (いまお)
2016-08-08 20:47:52
お疲れさま!
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Unknown (cd)
2016-08-08 22:36:26
ありがとう!
返信する
奇遇 (湖南オヤジ)
2016-08-11 07:00:07
まだアップしてませんが、トレーニングで伏見稲荷からトレイル入って、13:30~14:40ころ西塔から仰木峠手前を通過してました。(横川に登り返して坂本に降りましたが・・・)あの「ドライブ~」私も苛まれ未だにフラッシュバックします。しかし、12kgの歩荷訓練、すごいですね!
返信する
近い時間帯ですね (cd)
2016-08-11 07:50:32
湖南オヤジさん>
何と近い時間帯で二アミスだったのですね。
それにしても、伏見から仰木峠~坂本ですか、いくら軽装でも長いです(笑)
何にせよ暑かったですね。大量に汗出ました。
今回は一応水分補給うまく出来ましたが、あの「ドライブ~」には閉口です。2013年に行ったときはあんなの流れてなかったのに・・・。

最近では15kgでも重いですわ。
一応これくらいの荷重で安定して歩ければ、何とかなると思って、真夏でしたが、経済的に高くて遠いところへは行けないので、近所で済ませました(笑)
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