トランス脂肪酸が体によくないと
見聞きしたことがある方は少なくないと
思いますが
普通に売っているので
大丈夫
と思っていませんか?
トランス脂肪酸の摂取と健康への影響
農林水産省
2002年に開催された「食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAO合同専門家会合」の報告書(2003)では、肥満、2型糖尿病、心血管疾患(CVD)、がん、歯科疾患、骨粗しょう症に対する食事及び栄養による影響に関する証拠を検証し、それらの疾患を予防するための勧告を行っています。
その中で、トランス脂肪酸については、飽和脂肪酸(ミリスチン酸及びパルミチン酸)、塩分のとりすぎ、過体重、アルコールのとりすぎとともに、心血管疾患(CVD)、特に冠動脈性心疾患(CHD)のリスクを高める確実な証拠があるとされています。
その具体的な証拠としては、次の事項が記載されています。
代謝研究で、トランス脂肪酸は血液中のLDLコレステロールを飽和脂肪酸と同様に増やすだけでなく、HDLコレステロールを減らすため、飽和脂肪酸よりも血液の脂質プロファイルをアテローム性(動脈硬化などの原因となる)に変化させることが示されている。
いくつかの大規模コホート研究では、トランス脂肪酸の摂取は冠動脈性心疾患のリスクを増やすことが示されている。
また、食品から摂取するトランス脂肪酸のほとんどは硬化油脂由来である。たとえ世界の多くの地域で消費者向けに販売される油脂やスプレッドでトランス脂肪酸の削減が行われても、揚げ物などのファストフードや焼き菓子などがトランス脂肪酸の主要な摂取源であり、それらからの摂取が増加していると報告されています。
植物油脂に含まれるトランス脂肪酸!人体に与えるその危険性が怖すぎる…。
1 植物油脂に含まれるトランス脂肪酸
2 植物油脂が人体に与える影響は?
2.1 心疾患の恐れがある
2.2 老化や癌の原因に
2.3 血がドロドロになる可能性がある
3 なぜ危険なのに植物油脂を使っているのか?
4 お菓子や加工食品など表示されている植物油脂とは?
5 植物油脂と植物油の違いは?
5.1 植物油脂と植物油の違い
5.1.1 植物油
5.1.2 植物油脂
5.2 植物油が良い油とも限らない
6 まとめ
高脂血症の食事療法
Nasu Medical Clinic
栄養評価 [I] 排除した方がよい食品の例
参考文献:A.Chisholm, J.Mann ; Lipid Insigt(Merk), Vol:3, No.3 より抜粋し、日本食に変更して使用
飽和脂肪酸やコレステロールの多い食品を摂取する頻度を減らします.
これらの食品は、食べないか2週に1度以下の摂取なら優秀です.1~2週に1度位なら良好.
毎日又は週に数回摂取している食品は控えめにする 必要があります..
肉の脂身 ・ 霜降りの肉
ソ-セ-ジ・サラミ(脂身が約30%含まれます)
ベ-コン・バラ肉・レバ-
鶏肉の皮・もつ
ラード、ヘッド、それが入った製品(肉まん、ハンバーグなど)
外食の揚げ物(ラードなどで揚げてある食品)
甲殻類(えび、しゃこ)・貝類(かき、あわび)
うなぎ
魚のわた(しらうを、めざし、小魚の佃煮)
魚の卵(いくら、たらこ、かずのこ)・うに
鶏卵や卵を使った食品(マヨネーズ、卵焼き)
卵を使った菓子(カステラ、ホットケ-キ)
クッキ-*・チョコレ-ト・ココナッツ
バタ-・チ-ズ・生クリームを加えた料理(ケーキ、ピザ)
バタ-の入ったパン(ドーナツ、クロワッサン、パイ)
長時間使用した油で加熱調理した食品( フライドチキン、フライドポテトなど)*
ポテト・チップス、スナック菓子*
マーガリン、ファットスプレッド(ネオソフト、コーンソフト、バター風味など)*
マーガリン、ファットスプレッドの入った製品(クロワッサン、シュガーロールなどの菓子パン類)*
コーヒー用のクリーム(スジャータなど)*
ショートニングやそれの入った製品(クッキー、スポンジケーキなど)*
栄養評価 [II-1] 摂取がすすめられる食品の例
栄養評価 [II-2]コレステロールだけが高い人の場合は摂取してもよいが、取りすぎるとカロリー過多になるので、中性脂肪も高い人は控えめにした方がよい食品の例
栄養評価[III] 代用や代替がすすめられる食品の例
食べたい人は
トランス脂肪酸の少ないマーガリン10選!スーパーで手に入るものはどれ?
脂肪酸とは?(良い脂質、悪い脂質について)
株式会社食環境衛生研究所
番外編
料理人が【オリーブオイル徹底解説】日本の闇を暴く
YouTube