内容はかなり悪い試合でした。
が、形はどうあれ、5連勝とか4位とかとかいうことより・・、
ダービーに勝ったこと。
今年はこっちが連勝だという事実。
・・が、なによりうれしい。
=追記=
e+スポーツのこの試合のJリーグ・マッチレビューが端的に表されていていいですね。ちょっとお借りします↓
静岡ダービーは劇的幕切れ
ロスタイムの目安として提示されていた「2分」はすでに過ぎていた。94分、右サイドでフェルナンジーニョが得たFKにボールをセットしたのは藤本。ニアに低く速いボールを蹴ると、そこにチョが飛び込んだ。マーカーの田中を振り切り、超低空飛行のダイビングヘッド。試合終了直前のチョの決勝点で清水が“静岡”を制した。
エコパスタジアムで開催された今季2度目の静岡ダービーは、立ち上がりから磐田が圧倒的に攻める展開で始まった。左SB児玉を累積警告で欠いた清水は、代役として本来中盤の兵働をその位置に下げてスタート。しかし第15節以来の左SBへ入った兵働は位置取りが悪く、周囲との連係にもぎこちなさがあった。磐田の右サイド、犬塚、加賀がこれを見逃さず同サイドを徹底的に突き、磐田が主導権を握ることに成功した。
しかし清水の砦、CBコンビは頼もしかった。終始冷静だった青山と高木和。左右のサイドから上げられたクロスは30本を超えたが、「最後の部分でゴールを割らせなかった」(長谷川監督)ことが、この試合のすべてだった。
とのこと。ただ、ここに書かれていない重要なことは左SBとしては出来がよくなかった兵働をいつもの右MFへ戻し、そこにいたエダを外してまで岩下を左SBに入れたのは健太監督も“こりゃ~ダメだ。なんとかしよう”と考えて早めに手を打ったのだろうが、その岩下が見事なポジショニングで守備を落ち着かせて前半途中までの磐田右サイド突破がそれでかなり止まったのはしっかり書いておかないと。影のMVPは岩下で、彼が頑張ったから清水は崩れずにすんだ。そして、早めに決断してそう導いた健太監督の采配は素晴らしい。
結果的にこの試合でアジウソン監督に引導を渡した清水だが、かわりにコーチから昇格した内山さんがこれまた清水市出身というのはなんとも皮肉。
これでまた1人、Jリーグの監督に清水出身者が増えたわけで、仙台の望月達也(お、同い年だ!)、甲府の大木さん(お、中学の2年先輩だ!)、清水エスパルスの長谷川健太(お、中学の2年後輩だ!)、上記磐田の内山さん、徳島の今井雅隆さん、愛媛の望月一仁さんと、なんと6人も!昨年、広島で監督代行を務めたのも望月一頼さんでした。やっぱり清水はサッカー王国ですよね。これだけJリーグに監督を輩出した「市」も他にはないでしょう。
監督の出身地を調べていたら、幼稚園から高校まで同級だったヤツが現在、草津でコーチをしていた。まだサッカー界で頑張っていて嬉しいね。