日々是サンゴ礁

普段の生活の中でサンゴ礁保全ができるような話題を綴ってみたいと思います

フォーラム「東日本大震災による生態系や生物多様性への影響」@六本木(6/28)

2011-06-22 04:08:03 | 生物多様性
野生生物保護MLから転載します。東日本大震災では、さまざまな物に加えて、原発の排水による放射能も海に流れ込みました。海はつながっているため、サンゴ礁の海にもなにがしかの影響を与えることは間違いありません。では、その影響はどの程度なのか、専門家のお話が聞ける良いチャンスです。

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フォーラム「東日本大震災による生態系や生物多様性への影響」

●主 催:日本学術会議統合生物学委員会生態科学分科会、環境学委員会
     自然環境保全再生分科会
●後 援:日本生態学会
●日 時:6月28日(火)13:00~17:00
●場 所:日本学術会議6階会議室
    
●プログラム
開会にあたって
 日本学術会議生態科学分科会から 松本忠夫(日本学術会議生態科学分科会委員長)
 フォーラムの趣旨説明 樋口広芳(日本学術会議生態科学分科会副委員長)

第一部 話題提供
1.東日本大震災は生態系や生物多様性にどれだけの影響を及ぼしたのか
 ー衛星画像解析の結果からー   原慶太郎(東京情報大学)
2.日本列島弧の生物多様性と原子力発電所-未来への希望と負の遺産-
 加藤 真(京都大学)
3.放射線がもたらす突然変異:健康と生態系への影響をどう考えればよいか 
 矢原徹一(九州大学)
4.放射能汚染が鳥類の繁殖、生存、分布に及ぼす影響-チェルノブイリ原発事故25年後の鳥の世界-  樋口広芳(東京大学)
5.今後も続く被害の影響を短期的、長期的にどうモニタリングしていくのか 
 中静 透(東北大学)
6.自然生態系と災害-干潟や海岸林が災害を軽減したか-
 向井 宏(京都大学)
7.自然の回復と再生の視点から
 鷲谷いづみ(日本学術会議二部会員・統合生物学委員会委員長、東京大学)

第二部 パネルディスカッション「回復に向けて何を考えるべきか」 
 司会:松本 忠夫(放送大学)
 パネラー:永田 俊(東京大学)、原慶太郎、加藤 真、矢原徹一、
      樋口広芳、中静 透、向井 宏、鷲谷いづみ


●問い合せ先:鷲谷(電話03-5841-8915、Fax 03-5841-8916 )、
       松本(電話 & Fax 043-298-5181 )
       樋口(電話03-5841-7541、Fax 03-5841-8192)

●その他:参加自由。事前申し込み不要