日々是サンゴ礁

普段の生活の中でサンゴ礁保全ができるような話題を綴ってみたいと思います

リーフチェックの楽しみ

2009-11-23 22:00:59 | リーフチェック
リーフチェックでは、各チーム毎にそれぞれ独自に楽しい打ち上げを企画しています。渡嘉敷島千代頭のリーフチェックでは、毎年バーベキューをしています。

今回もご多分に漏れず、バーベキューを楽しみました。今年は国立沖縄青少年交流の家のバーベキューを利用させていただきました。

食堂のおじさんのウチナーグチ(沖縄の方言)による機器の説明がさっぱり分からなかったのも、また楽しいです。ちなみに標準語も話せる方なので、皆さんを楽しませようとウチナーグチで話してくださいました。

星空の下でのバーベキュー、とても楽しかったです。

バーベキューの後には、調査結果発表、そして参加証授与、そして参加証の裏面への寄せ書き、と、また楽しみました。

サンゴ礁モニタリング・リーダー養成講座 海洋実習二日目@渡嘉敷島

2009-11-22 21:54:14 | リーフチェック
海洋実習二日目は、リーフチェック本番を兼ねています。リーフチェックだけの参加も方もいらっしゃいます。

リーフチェックのポイントは千代頭です。ちよちぶる、と読みます。渡嘉敷島周辺のダイビングポイントの中では、元々サンゴが最も多かった場所のひとつでしたが、オニヒトデの大発生で食い荒らされてしまい、随分と枝状、テーブル状のサンゴが減ってしまっています。被覆状、塊状のサンゴはまだまだありますので、今後の回復が楽しみです。

今日は昨日の悪天候とうって変わって晴天に恵まれました。

サンゴ礁モニタリング・リーダー養成講座 海洋実習初日@渡嘉敷島

2009-11-21 23:47:19 | リーフチェック
今日は海洋実習の初日でした。風が強くて高速船が欠航したため、午後から2本潜りました。

一本目は海中での底質同定講座です。海底にあるものをリーフチェックの区分に従って教えます。みんなが苦労するカイメンとホヤが少なくて、教えるのに苦労しました。

二本目はポイントを変えて、底質同定テストです。パッチ状に根があり、サンゴがたくさんあるポイントです。ここもバリエーションが少なくて、出題にちょっと苦労しました。

結果、皆さん無事合格されました。

私もほっとしました。

サンゴ礁モニタリング・リーダー養成講座 海洋実習@渡嘉敷島

2009-11-20 01:19:34 | リーフチェック
明日から渡嘉敷島で海洋実習です。土曜日は講習とテスト、そして日曜日はリーフチェックです。

渡嘉敷島では、昨年も講座を開催しています。さすがに底質は豊かで、私も迷うようなものがいくつかありました。

皆さんが間違えやすいものを、たっぷりと水中でお見せしたいと思います。

天候に恵まれることを期待しています。

シーラカンスの幼魚

2009-11-19 00:03:01 | サンゴ礁の魚たち
シーラカンスの幼魚が世界で初めて撮影されました。シーラカンスは卵胎生で、卵が親の体の中で孵り、ある程度育ってから産み落とされます。今回見つかったのは、生まれたてと思われるサイズだったとのことです。

生まれたてでも30cm強と大きいですが、親より鰭などが大きくて、かわいい感じがしますね。

いつか見てみたいものですが、161mは深すぎますね・・・。


エチゼンクラゲがこんなところにも

2009-11-18 00:50:18 | サンゴ礁ニュース
エチゼンクラゲが相模湾にも現れたそうです。

YOMIURI ONLINE

親潮が強く、黒潮が沿岸を離れていることが原因だそうです。

すでに漁業に影響が出ていますが、これ以上の被害にならないことを願いたいです。

また、エチゼンクラゲが増えている原因を早く解明し、その対策を打って欲しいものです。きっと人間の活動も何かしらの影響を与えているでしょうから、原因が分かれば対応できることがあると思うのです。

絶滅危惧種 アオギス

2009-11-17 00:39:41 | サンゴ礁の魚たち
かつては広く日本に分布し、今や瀬戸内海や九州の一部にしか生息していないと考えられている絶滅危惧種のアオギスの泳ぐ姿を新・江ノ島水族館がビデオ画像で公開しています。

これがアオギスだ!

いつか自然状態でも見てみたいですが、干潟の魚だから、探すのが大変かも知れませんね。

日本には他にシロギス、モトギス、ホシギス、アトクギスがいます。

上記サイトには、水族館にいる他の魚の映像も出ていますので、よかったら色々と探してみて下さい。

準絶滅危惧種のイドミミズハゼか?

2009-11-16 00:23:31 | サンゴ礁の魚たち
準絶滅危惧種のイドミミズハゼと思われる魚が松阪の櫛田川で採集されたそうです。

中日新聞ニュース

ミミズハゼの仲間は石の間などに潜って暮らしているので、なかなかダイビングでは見ることがありません。私も見たことありません。

採集された方は研究者なんでしょうか、それとも砂利取りをしていて、たまたま見つけたのでしょうか。いずれにしても、この魚が見つかった環境がそのまま維持されることを願いたいです。

アカウミガメの危機

2009-11-15 00:18:01 | サンゴ礁ニュース
アカウミガメが減少の危機にあるという研究結果がニュースに掲載されています。アメリカの海洋漁業局の報告とのことです。

私がウミガメ関係の問題について知ったのは、多分20年前くらいに日本ウミガメ協議会の会長の亀崎さんからお話を伺ったのが最初だったように思います。ニュースの内容は、その当時も言われていた、もしくは予測されていたことの範囲だと思います。

公共事業のあり方が変わりつつありますが、日本の海岸の再生に向けて、海岸道路や護岸、照明、港湾工事など、見直してもらいたいものです。

ガラパゴスでサンゴの新種発見か?

2009-11-14 21:51:41 | サンゴ礁ニュース
NPO日本ガラパゴスの会のブログからご紹介です。

ガラパゴスの海洋調査を行ったサザンプトン大学のテリー=ドーソン教授らが、おそらく新種であろう1種のサンゴを発見したそうです。

ガラパゴスというと、どちらかというと寒流の影響を受けた冷たい海、という印象だったので、サンゴがあるというを認識してませんでした。

ニュースには出ていませんでしたが、どの仲間(科・属)なのか気になります。