日々是サンゴ礁

普段の生活の中でサンゴ礁保全ができるような話題を綴ってみたいと思います

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3月24日(土) 20時半~21時半はアースアワーに参加しよう!

2018-02-16 23:02:16 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
アースアワーをご存知ですか?WWF(World Wildlife Fund)が提唱し、世界中で行われている地球温暖化に関する啓発イベントです。日本では公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が推進しています。具体的なアクションとしては、世界中で同じ時間(現地時刻で20時半~21時半)に消灯することで、消灯の帯が地球を一周させようとするものです。

地球温暖化はサンゴ礁にも甚大な悪影響を与えると予想されていますので、その対策に向けてアースアワーも盛り上がって欲しいと思い、ご紹介します。

アースアワー2018のサポーターの一人であるさかなクンは、実は国際サンゴ礁年2018のアンバサダーでもあります。応援メッセージでもサンゴ礁保全を呼び掛けていますので、ぜひご覧くださいね~!

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サンゴ礁を救うためにできる10のこと

2018-02-09 23:02:09 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
国際サンゴ礁学会(International Society for Reef Studies)が国際サンゴ礁年の取り組みとしてサンゴ礁保全の取り組みについての宣言を呼び掛けるサイトを立ち上げました。

Ten Things YOU CAN DO to Help Save CORAL REEFS
(サンゴ礁を救うためにできる10のこと(仮訳))


 以下、原文と仮訳でご紹介します。

1. Do ONE of the following: either turn back your heating or air conditioning by at least 1 degree Celsius or 1.8 degrees Fahrenheit and replace all your lights with LED bulbs OR invest in a renewal energy source or electric car
 次のうち1つを実行しよう:暖房・空調の設定温度を最低1℃戻し全ての電球をLEDに変える、再生可能エネルギーに投資する、または電気自動車にする

2. Keep flying to a minimum: aim for no more than THREE return air-tickets in a year and offset all your flights, for example with the WorldLandTrust
 飛行機の利用は最小限に:年に3回以上往復航空券を使わず全てをカーボンオフセットしよう(例えば WorldLandTrustのプログラムにより)

3. Reduce your meat and dairy consumption; we suggest eating meat no more than TWO times a week
 肉食と日々の消費を減らそう:お肉は週2回以内に

4. Make sure ALL the fish and sea-food you consume comes from sustainable sources
 魚と海産物は全て持続可能なものを買おう

5. Watch at least ONE film and read at least ONE book on Climate Change
 気候変動について最低1つの映画を観て、1冊の本を読もう

6. Explain to at least TEN contacts THREE or so key facts behind climate change and its impacts
 10人以上に気候変動とその影響に関する3つ以上の主な事実を説明しよう

7. Join ONE campaign to help protect reefs or oppose climate change
 サンゴ礁保全か気候変動対応のキャンペーンに1つ以上参加しよう

8. Organise at least THREE educational talks and/or showings of the film Chasing Coral
 少なくとも3回、教育の機会または映画「消えゆくサンゴ礁」の上映会を企画しよう

9. Write to at least THREE local elected representatives about corals and climate change
 少なくとも3人の地域の代表者にサンゴ礁と気候変動について手紙を書こう

10. Participate in or support at least ONE REEF CONSERVATION ACTIVITY. If you will be diving or snorkelling, learn how to recognise the different types of damage that can severely impact coral reefs, and send your observations to a relevant organisation. Alternatively, take part in or otherwise support a citizen science or volunteer project.
 少なくとも1つのサンゴ礁保全活動に参画または支援しよう。もしダイビングやシュノーケリングをするなら、サンゴ礁に重大な影響を与えるダメージについて理解し、観察結果を関連する組織に送ろう。または、市民科学やボランティアプログラムに参画または支援しよう。
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国際生物多様性の日 今年のテーマは?

2018-02-08 23:02:08 | 生物多様性
毎年5月22は国際生物多様性の日(International Day for Biological Diversity)です。生物多様性条約の事務局から今年のテーマが発表されました。

"Celebrating 25 Years of Action for Biodiversity"
(生物多様性への取り組み25周年記念(仮訳)).


生物多様性条約が制定されるきっかけとなった1992年の地球サミットから、もう四半世紀が過ぎました。生物多様性保全をめぐる状況はまだまだ厳しいものがあります。

夏にはカナダのモントリオールで第22回科学技術助言補助機関会合および第2回条約実行補助機関会合、秋にはエジプトのシャルムシェイクで第14回締約国会議が開催されます。さまざまな議論がなされる予定でが、締約国を含む全てのステークホルダーの取り組みを加速できる決議がでるよう期待したいと思います。私も多様な立場で提言をしていきます。
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Google Earthでサンゴ礁の海に飛び込もう!

2018-02-05 23:02:48 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること

国際サンゴ礁年を記念して、国際サンゴ礁イニシアティブ(International Coral Reef Initiative (ICRI))がGoogle Earthで各地のサンゴ礁の海の様子とサンゴ礁に関する知識を提供しています。

国際サンゴ礁年スペシャルコンテンツ

美しいサンゴ礁の写真と共に紹介されているのは以下の内容です。
・国際サンゴ礁年
・サンゴ礁とは
・サンゴ礁の多様性
・世界のサンゴ礁
・サンゴ礁への世界規模の脅威
・参加する
・近くで見るサンゴ

日本語でお読みいただけます。ぜひご覧ください!

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サンゴ礁生態系保全行動計画フォローアップワークショップ(その4)

2018-02-03 17:35:03 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
(4)その他
①ICRI/GCRMN
ICRI:フランス・マダガスカルからオーストラリア・モナコに事務局が移った。
第32回総会(2017年)ではマイクロプラスチックに関する決議などが採択された。
これからの方向性。ポスト大規模白化→気候変動対策強化。東アジア支援(地域会合)、IYOR国内活動推進ととりまとめ。
GCRMN:ボランティアで地域ノードを設定し、地域のサンゴ礁モニタリング情報の収集を進めている。日本は北東アジア(日本・中国・韓国・香港・台湾)。現在は東南アジアノードと一緒に東アジアとして活動している。2004/2010/2014年に東アジアレポートを発行。アジア太平洋サンゴ礁シンポジウムを開催。今年は6月に開催。
今後、地域レポートとグローバルレポートを作成する予定。

C(土屋):幾つかの会議に参加し、環境省に「国際会議の成果が地域に反映されないと意味がない」という話をしている。その一つが保全行動計画だろう。また、IYORの取り組みだろう。

②IYOR2018
共通のロゴ・ポスターを活用。公式Facebookをオフィシャルサポーター制度を設定。アンバサダーとしてさかなクンを任命。キックオフシンポジウムについて報告。

③白化
石西礁湖の結果は前述のため省略。モニタリングサイト1000の速報について紹介。

Q(中野):苦言。大規模白化緊急対策会議でも言った。平均被度で語るのは止めて欲しい。白化で種構成が変わっている。だからどうすればいいかは変わっているはず。
プレスリリースにアナサンゴモドキが使われているが、白化感度違う。
C(土屋):どうすればいいのか?
A(中野):例えば感受性の違いで分ける。植生で言えば杉とヒノキで分けたデータがある。
C(土屋):環境省も分かっている。どうすればいいか、アイデアを出していたダ蹴れば有り難い。
C(木村):モニタリングサイト1000では簡単な調査しかできていない。このような会議の時には環境省からこのデータしか出てこない。種レベルは研究者がやるべきでデータを出していい。
C(土屋):自分自身はやりあっていいと思う。このような場では「研究者はもっとデータを出せ」と言っていい。ただ、そのような場を作ってこなかったかもしれない。より良い方向に進めたい。

〇環境省挨拶 奥田課長
長時間有難うございました。
宮古島で開催したいということで、宮古島市役所の関係者の皆様に感謝申し上げます。
このような会議の時には「忌憚のない意見を」と申し上げるが、本当に「忌憚のない意見」が出た。下地市長が「実りの多い会議に」と言われたが、まさにそうなった。自分も那覇事務所長をしていて、宮古には遊びで5回、仕事で2回きた。東京にいると地域のことが分からなくなってくる。モデル事業は3箇所に過ぎないが、このような場を作ることで議論したい。
白化に対してどうするのかという意見についても、行動計画をしっかりやっていけば白化対策もかなりできると思う。
来年は中間評価。目標となる2020年に向けて、昨年の緊急会議を現場に反映させるためにどうしたらいいか、H30年が節目の年になる。環境省だけでなく、それぞれの人が活動していただければと思う。
IYORにも重なっている。手を取り合って進めたい。
明日、シンポジウムがある。エコアイランド構想とも絡む。土屋先生、梶原さんもパネラーをされる。ぜひ参加を。梶原さんから市の取り組みが十分できていないと言う話があったが、エコアイランド構想や下水道では進んでいる。自然保護の人だけでは進まない、ということを市民の方に伝える良い機会になると思います。
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サンゴ礁生態系保全行動計画フォローアップワークショップ(その3)

2018-02-03 17:19:14 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
(3)モデル事業
①概要 鈴木さん
重点1:赤土対策を与論、重点2:持続可能ツーリズムを石垣島米原海岸、重点3:地域連携を喜界島で実施。
①石垣島 大堀さん
米原海岸は2016年でも大きな白化が無く、オニヒトデもイノーの中まで入ってこなかった。良好なサンゴ礁が広がる海域公園で年40万人が訪れており、サンゴの踏み付けや熱帯魚の違法採集、安全管理(海水浴場ではない)などの課題がある。
規制周知のための看板を各所に設置、イソギンチャクに「モニタリング中」の看板設置(採集業者には効果が無い)、レクチャー。H23の石垣市作成ルールがあるのに周知されていなかったことへの反省と今後の活用。
②与論町 渡辺さん
モニタリング等は「海の再生ネットワークよろん」で進めていたが、陸域対策などはなかなか進められなかった。今回のモデル事業で進められるようになってきた。
人口は毎年20人程度減少しているが、U/Iターンもある。畜産は生産者は減っているが頭数が増えている。1970年頃にはリーフ内に海岸近くまで枝状サンゴが成育していたが、オニヒトデ・白化などでほぼ壊滅し、砂礫地に。海流変化で砂が堆積するようになり、過去は水深5mくらいあったのが、干潮時には歩けるように。排水による富栄養化が進んでいる。リーフチェックで60数%の被度となっている。
8月にキックオフミーティングを開催し、活動開始。主なメンバーは琉大・東京農大・いであ・与論町役場・海の再生ネットワークよろん・農家。
地下水に依存。水利的条件を考慮したシミュレーションを実施し、その結果で4ゾーンを設定。農地・畜産系の負荷が大きい。最も負荷が高いゾーンIを与論町内の重点地域として取り組む。
サトウキビ栽培は兼業が多い。春植えが多く、いっぺんに施肥する傾向にある。しかし、キビの成長に合わせて施肥する方が効果が高いことが分かっている。9地域で説明会をすると同時に、モデル地域で「今まで通り」「時期変更」での効果を浸透水で見る取り組みを始めた。
国立公園になったので、勝手にいじくれなくなっている。悪くなったところで指定されたので、復元について相談させてほしい。
③喜界島 上村さん
昨年のフォローアップシンポジウムで発表したことがご縁で、関わらせていただいている。
島全体でやるのは難しいので、対象絞り込みに向けた調査、推進体制作りを進めた。
集落単位で海との関係や文化が異なり、自治意識も強い。そこで集落単位での取り組みとなった。地域中心での取り組み継続のために次世代がいることも考慮した。その結果、4集落を抽出し、調査。かなりの神社のご神体がサンゴ。門柱上にサンゴが置かれていたり、墓石がハマサンゴを削って作られている。
国産ゴマの9割が喜界島産。
モデル事業を進めるにあたり、人材育成が必要。地域コーディネーターを研究所に配置して進めるよう準備中。3月には石垣島白保で取り組みを学ぶ研修会を実施。

Q(金城):赤土・栄養塩の対策について、あまり取り組みが進んでいないように感じた。赤土はどこまで落とせばよいかは示してきたが、栄養塩についてはまだ。勉強会に多くの農家さんが参加されているが、ゴールが見えない中でどのようなアプローチをして協力体制を築いてきたか?また、研究者や行政に求めることは?
A(渡辺):簡単なのは誰かを悪者にすることだが。農家は儲からないと意味がない。無駄な肥料が無くなれば、肥料が減り、キビの糖度もアップする。サンゴのことは言わない。結果としてそうなるようにしている。地下水は飲み水にしているので安全になっている。このようなことを進めるのは常識。外から来た渡辺が話すより、行政が話した方が
Q(土屋):サトウキビの吸収率は何を測っているのか?
A(渡辺):色々なデータから東京農大が出している。赤ちゃんだと
C(中野):P5のグラフは折れ線でなく棒グラフの方が分かりやすいと思う。サンゴの着床については、基盤清掃による整備のほうがやりやすいと思います。
Q(中野):喜界島。2021年まで計画されているが、高校生が戻ってくる経済基盤を示さないといけないと思うが。そこが白保との違い。
A(上村):人の動き・観光客がいない、というのが白保との違いだと実感しているので、チャレンジだと思う。行政が取り組みを始めているので、まだ明快な方針は出せていないが取り組んで行きたい。人口減少社会の中で、本当に人口が必要なのかと考えている。若い人と話をした時に、地域への愛着、郷土への関心があり、その中にサンゴとのかかわりを伝えていきたい。子供達のつながりとしては、喜界島サンゴ礁科学研究所がオープンする前からハイレベルのサイエンスカフェをしていて、島外から機会高校に入学した人もいた。
Q(岩瀬):与論。畜産は取り組みにくいと思うが、どうか?
A(渡辺):難しい。10頭未満は規制が甘い。いつもまにか10頭を越えてるところが多いようだ。助成金が少ないので、何かが壊れてもそのまま、というところもある。きちっとやってる畜産家もあるし、堆肥センターといういい仕組みもある。ただ、キャパオーバーになっているのがボトルネックになっている。町の仕組みとしても課題がある。
Q(木村):H23のルールが使われていない理由とその活用。
A(大堀):委員会の中で散々話し合ったが、はっきりした答えは無い。進め方だったのではないか。行政でベースとして厳しめのルールを作って、地域に持って行った時に反対が多かった。それで市が委縮したのではないか。今回の教訓にしたい。
Q(木村):ハナウマベイには厳しいルールがあると聞いている。そのような事例は無いか?
A(大堀):まさに委員会でハナウマベイの例が出た。優良事例を集めたい。
C(土屋):皆さんで知見をお持ちの方は懇親会などで共有ください。
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サンゴ礁生態系保全行動計画フォローアップワークショップ(その2)

2018-02-03 17:15:52 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
(2)取組状況の共有
①-1 鹿児島県
・赤土流出防止 奄美地域赤土等流出防止対策協議会の開催、啓発活動(H29に優良事例表彰を設置)。
・汚水処理人口普及率向上 79%。奄美では全国の普及率90.4%を上回っている町が3つある。
・調査 喜界島サンゴ礁科学研究所のサンゴ飼育施設整備費用への助成。
・喜界島まるごとサンゴ礁ミュージアム事業 情報収集と展示、サイエンスカフェ。みんなで作る!喜界島サンゴマップ。
・水産 オニヒトデ駆除
・保全 奄美群島サンゴ礁保全対策協議会でのモニタリング調査・オニヒトデ駆除365匹(H28の465匹から減少)・シンポジウム開催など
①-2 熊本県
・何もしていない 他県の様子を見ながら検討したい。
①-3 宮崎県
・エコツーリズム推進 串間エコツーリズム全体構想で都井岬・築島のサンゴ礁群集でのエコツーリズムが活用されている。
・つながり構築 日南海岸サンゴ群集保全協議会の取り組み紹介。オニヒトデ駆除(減少傾向)・ヒメシロレイシガイダマシ駆除(増加傾向)。支援事業終了後(=資金が無くなった後)の継続が課題。地元のテレビ局から環境表彰を受けた。
①-4 愛媛県
・宇和海海域公園サンゴ保全対策 サンゴ食害生物の駆除、モニタリング事業への助成。足摺宇和海保全協議会を立ち上げて取り組みを進めている。オニヒトデが増加傾向にある。
①-5 徳島県
地域おこし協力隊の方(5カ月目)が報告(自分ではまだ取り組みをしていない)。
海洋自然博物館マリンジャム エコツーリズム。展示・学習拠点とすべく整備中。地元住民・地元企業等との連携が十分でない。
移植活動 H16から地元小学生(1校)が継続実施中。中高に拡大予定。
その他、リーフチェック・モニタリングサイト1000調査も行われている。
①-6 日本サンゴ礁学会 山野さん
サンゴ礁保全学術委員会の委員長を務めている。委員会では保全に関する情報収集・発信、相談事項に対する科学的助言、サンゴ礁保全奨励賞の授与。日本サンゴ礁学会が法人化。普及啓発委員会を新設し、IYORについて対応中。

国交省・農水省・高知県・和歌山県・東京都は不参加のため、報告無し(資料のみ)。

②サンゴ礁生態系保全に係るデータ及びメタデータ収集 山野さん
サンゴ礁・周辺環境・サンゴ礁保全状況のデータを統一的に表示するウェブGISシステムを設計中。関係者にどのようなデータを提供いただけるか、どのようなシステムになると利用するのに良いかをヒアリング中。

③沖縄県サンゴ礁保全推進協議会 中野さん
国際サンゴ礁シンポジウムでは、サンゴ礁管理のテーマが1992年の12%から2016年には39%に増加した。一方、日本サンゴ礁学会大会(2017年)では管理のテーマは10%であった。日本はまだ技術に偏っている。
協議会は設立10年になる。保全助成・普及啓発・サンゴ礁ウィークを実施。将来は資金分配機能強化、ガイド養成・認定を行いたい。

C(木村):モニタリングサイト1000のとりまとめ。宮崎県等に情報共有をお願いしたい。情報交換の機会にも来ていただきたい。2/27@東京(自然環境研究センター)に実施。
Q(中野):竹ヶ島 専門家は誰?
A():学識経験者、徳島大の方と聞いている。移植活動は毎年の活動となっている。
A(岩瀬):委員をやっている。有性生殖については黒潮生物研究所がお手伝いをして、現在ではマリンジャムで自活できるようになっている。専門家としては黒潮生物研究所・岩瀬・徳島大の中野先生(建築)・浜野先生(水産)。
Q(奥田):梶原さんに質問。美ら海連絡協議会について行政不介在の意味は?
A(梶原):もっと介在してもいいのではないかと考えている反省を込めて書いている。クマノミ・イソギンチャクの乱獲・販売やカイトスキー・ジェットスキーの横行による攪乱について取り組みが必要と考えているが、議員から言われて始まることが多い。ここでは、そうではなく自分達できっちりやっている例として掲げた。しかし、「悪貨が良貨を駆逐する」ことがないように、行政としても
Q(上村):山野さんへ。ウェブGISに期待。サンゴ礁域への影響については、土地利用や土地規制も気になるが、そのようなものも入れて欲しい。
A(山野):環境省の業務なので、自分が答えるべきかどうか分からないが、陸上がサンゴ礁に影響している
A(大澤):今年度は環境省から依頼しているが、環境省のデータベースとして構築するのは難しい。環境省は分析はするが、データベースは請負事業の副産物としてできてくる、という位置づけになっている。海洋保護区ではIUCNのデータベースがある。それら既存のデータベースは活用しつつ、必要なデータを反映していくのが良いと考えている。
Q(岩瀬):民間の取り組みのデータが死蔵されている。そのデータは放り込めるのか?
A(大澤):環境省は中間評価のための分析。来年度どこが請け負うか分からないが、その中でやれる範囲でできるなら望ましい。
A(山野):中間評価のフォローアップに使うのはもちろん、保全全体に使えるようにしていきたい。国立環境研究所の予算活用も考えたい。
Q(中野):プラットフォームの中に、沖縄県の資源調査事業のデータも入ってくるだろう。委員をやっていたが、それを「地先のサンゴ礁の保全に使えるようにしたい」という意見があった。行政境界と合わせて社会統計情報を追加
Q(土屋):成果が上がらなければ活動の意味がない。そのために活動を継続したい。宮崎県と鹿児島県に聞きたい。多くの活動の中で子供達の参加などで具体的に保全が進んだのか、子供達の関心が高まったのか、成果はどうか?
A(鹿児島県):成果は把握できていない。
A(宮崎県):今年初めて実施。連携して進めたのである程度サンゴの重要性が浸透したと考えている。
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サンゴ礁生態系保全行動計画フォローアップワークショップ(その1)

2018-02-03 17:15:05 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
〇下地宮古市長
琉大に入学。山里先生がバリバリの先生として入ってきた。生態学が脚光を浴びるようになった時代。サンゴそのもの、生態系としてのサンゴ礁を学んだ。土屋先生も同門でお会いできて嬉しい。
このように宮古島でWSを開催していただけて有り難い。エコアイランド宣言。その6つの一つが「美しいサンゴ礁を守ろう」。どうやったら守れるか、漁業者、ダイビング事業者、行政で話し合いながら進めている。
観光客が急激に増えている。100万人を越えた。3年で120-150万人と予測。環境をどう保全するかが課題。島の人が心豊かに暮らせることが第一。次に来訪者が満足すること。日夜考えている。
急激に観光客が増える中、島の陸・海の生態系を守ることが喫緊の課題。
サンゴ礁保全について提言いただけると有り難い。

〇議長挨拶 土屋先生
 サンゴ礁保全行動計画2期目。3つの重点項目(陸域に由来する赤土等の土砂及び栄養塩等への対策の推進、サンゴ礁生態系における持続可能なツーリズムの推進、地域の暮らしとサンゴ礁生態系のつながりの構築)を設定した。毎年各地を訪れてレビューしている。今年は宮古島。

(1)沖縄県各地からの報告
①-1 環境省 那覇自然環境事務所 東岡所長
石西礁湖の危機。2016年度以降の白化の状況。石西礁湖自然再生協議会の取り組み紹介。環境省の活動(モニタリング、サンゴ移植、オニヒトデ駆除、普及啓発)。これまで10年間の取り組み成果をレビュー中。1983年以降のサンゴが占める割合は衰退と回復の連続であり、「より影響を受けにくい健全な状態を保つ」「より速やかに回復しやすい状況にする」ことが必要。1970年代の八重山のサンゴ礁の復活を目指す。
慶良間所得国立公園の取り組み。ビジターセンターとて「さんごゆんたく館」が3月5日に阿嘉島にオープンする。

①-2 沖縄県 自然保護課 「サンゴ礁保全再生地域モデル事業の概要」
課題①コスト高、②サンゴ白化、③地域でのサンゴ礁保全体制の構築。モデル地区は恩納村(先進的地域)、久米島(新規地域)。
①低コスト種苗生産・植え付け方法の調査研究。
②サンゴ種苗等の白化対策の調査研究。
 白化が起こりにくい環境を把握、白化に強いサンゴの遺伝学的分析、遮光、植え付け効果の確認。
③植え付けサンゴの生態系への影響評価、幼生加入への効果など検証、植え付けサンゴの地域経済への効果研修

①-3 宮古島市 梶原係長
市としてはサンゴ礁保全の対応部局が無い。そのため、体系的な取り組みは行っていない。これまでの取り組みについて紹介する。
オニヒトデ大発生の対策。元々はサメ対策の協議会。その中に分科会を作ってもらった。2006年に「美ら海推進協議会」を設立。ダイバーから500円取っている。そこでもオニヒトデのモニタリング・駆除を実施。地下水の窒素汚染がオニヒトが増えるきっかけになっている。
八重干瀬での観光上陸対応。ルール化や仮設桟橋設置したが、フェリー設置の影響は回避できず。2014年に大橋設置でフェリーが無くなり事業としては終了。八重干瀬が2016年に国指定名勝及び天然記念物になったことから、接岸禁止になった。
観光利用対応。ダイビング事業者と漁業者のトラブル。2004-2006年海面利用協議会で建設的議論。2006年から美ら海連絡協議会で管理。
サンゴ礁地図(沖縄県自然保護課) 2011年。県内全域
モニタリングサイト1000 14箇所。経年変化は十分把握できている。
課題:他地域と共通だが赤土流出の影響は大きくない。行政の課題はサンゴ礁保全を扱う部局が無い。関連部局で役割分担しながら進めているが、総括部署が無いのでステークホルダーへの働きかけが弱い。その結果、行政の取り組みがサンゴ礁に負荷を与えた事例もある。

Q(木村):2016年の白化でひどい被害を受けた。GBRは、政府主体で議論し、現場の保全が役に立たない規模の白化。現地の負荷削減に加えて、気候変動対策に大きく舵を切った。日本ではどうか?
A(土屋):環境省としても大きな取り組みをしないといけないということで、4月に対策会議を行った。その中で気候変動対策も明確に打ち出した。内容を全ての発表者に論文化していただき、日本サンゴ礁学会紙に発表した。
A(奥田):指摘は非常に重要なポイント。問題点と優先順位について議論した。その中で温暖化対策・陸域対策もハイライトされている。効果的技術の検証も含まれる。具体的にどうすすめるかは、総合的に考えて行かなければいけないと考えている。個別の取り組みは進んでいる。国際サンゴ礁年の取り組みの中で温暖化対策の普及啓発は進めている。総合的な計画はまだ検討中。FUの中でもH30に検討していく。
A(土屋):IYORキックオフシンポジウムでそのような話をした。後ほど共有される。
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宮古島でのサンゴ礁保全活動(その1)

2018-02-02 23:02:02 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること

今日は宮古島でリーフチェックや海岸清掃に取り組んでいらっしゃる春川夫妻にお話を伺いました。お二人は観光業の「セブンシーズ」を経営される傍ら、「NPO法人 宮古島 海の環境ネットワーク」の代表理事・事務局長として活躍されています。

・宮古島 海の環境ネットワークについて教えてください。
 元々、セブンシーズで保全活動を行っていたのですが、活動が拡大してきたので、一緒に活動していた仲間とNPOを立ち上げました。その後は「セブンシーズは観光業・団体向け環境教育」「NPOは地元向けの保全活動・環境教育」と切り分けています。
 NPOを立ち上げようとしていた時に、ちょうど県から漂着ゴミの事業について相談があり、それを受けるために法人化しました。その事業は沖縄全域が対象であり、宮古島は自分達が、沖縄本島や石垣島などはそれぞれ別の方が事業を受託し、一緒に取り組んでいます。
 NPOの活動の柱は、(1)海岸清掃、(2)海洋調査、(3)環境教育、の3つです。

・海岸清掃について教えてください。
 宮古島の漂着ゴミの多い海岸を月に1回のペースで清掃しています。子供から大人まで、多いときには40人以上の方にご参加いただいています。無理のない範囲で楽しみながら取り組めるように気を配っています。

・海洋調査はどのようなことをされていますか?
 現在はサンゴ礁の健康診断「リーフチェック」のみに取り組んでいます。以前は委託事業で別の調査も行っていました。
 リーフチェックはNPOが立ち上がる前から関わっていますが、当初協力いただいていたダイビング事業者や科学者は本業が多忙で近年は参加できない状態が続いています。現在はNPOの理事を務めていいただいている「くま丸」(シュノーケリング事業者)の隈本さん中心に行っています。この2年間、企画をした日の海況が悪く、実施できていません。参加者はプロ中心ですが、少しずつ一般の方も増えています。

・環境教育の具体例は?
 つい先日、多良間島の小学校に出前授業に行ってきました。他にも宮古島の小学生の環境学習のお手伝いをしています。ボランティアのため、対応できる学校の数に限界があるのが現状です。

・2016年にはサンゴ白化情報を宮古島でとりまとめられていましたね?
 先に取り組みを始めていた石垣島の知人から声がかかり、宮古島の関係各団体に情報提供を依頼しました。その後、個人的にも打診し、6事業者から情報を集めることができました。

・取り組みを進める上での課題は何ですか?
 参加者の増加に向け、島の方に興味・関心を持っていただくことです。様々な機会を通じて普及啓発を行っていますが、苦労しています。遠方から専門家を呼んでセミナー等を行いたいと思いながら、なかなか予算が確保できず、実現していません。しかし、理解してくださる方は少しずつ増えていると思うので、引き続き粘り強く取り組んでいきたいと思います。
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国際サンゴ礁年オープニングシンポジウム(その3)

2018-02-01 23:02:01 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること

先日のシンポジウムについて、環境省から写真入りで結果報告が出ました。会場は写真撮影禁止だったので、ぜひ雰囲気を味わってくださいね。

国際サンゴ礁年2018オープニングシンポジウムの開催結果及びオフィシャルサポーターの任命について

オフィシャルサポーターは今後も募集していますので、サンゴ礁保全に取り組んでいる事業者の方はぜひご登録くださいね!


国際サンゴ礁年は今日から2カ月目に入りました。残り11ヶ月、更なる盛り上げに向けて頑張ります!
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