普通の日々

ごく普通の日々の事

基本パターンは同じ筈なんですが…

2014-02-07 22:38:20 | ニュース関連
特殊詐欺、最悪487億円=「おれおれ」激増、10年前水準に-警察庁 (時事通信)
【振り込め詐欺など「特殊詐欺」の2013年の被害総額が、486億9325万円に上ったことが6日、警察庁のまとめで分かった。過去最悪だった12年の約364億円から33.6%増えた。特に身内を装って助けを求める「おれおれ詐欺」は52.5%増の約170億円となり、最悪期だった10年前の水準に戻った】
【手口別では、うそのもうけ話を持ち掛ける「金融商品取引名目」が約176億円で最も多い。前年より5.0%減ったが高止まりし、被害は全都道府県で出ている。
 次がおれおれ詐欺で、統計が残る04年以降で2番目の多さ。「架空請求詐欺」(2.1倍の約64億円)と「ギャンブル必勝法名目」(2.6倍の約30億円)が続いた】

過去最悪の87億円 昨年の都内の特殊詐欺被害額 (産経新聞)
【東京都内で平成25年中の振り込め詐欺など特殊詐欺の被害額が約87億円に上り、前年を約6億円上回って過去最悪を更新したことが7日、警視庁のまとめで分かった。被害額は全国の2割近くを占め、1千万円以上の高額被害が199件あった】
都内の特殊詐欺被害、過去最悪=手渡し型8割超、手口も変化-警視庁 (時事通信)
【同庁によると、おれおれ詐欺が1922件と全体の7割以上を占め、被害額は54億6700万円。だます文言は「小切手などが入ったかばんを置き忘れた」「妊娠トラブル」「会社の金を横領」の三つで全体の約9割を占めた】
 確かに手口は変化している。でも、こういった詐欺は基本的に記事に書いてある様な親族の危機を演出したパターンと、逮捕・起訴・裁判といった形で電話を受けた本人の危機を演出したパターン、そして株や通貨で高利益を持ちかけてくるパターンの3つが殆んどの筈。その基本部分への警戒を怠らなければ幾ら手口が複雑・高度化しても、こんなに被害が出続ける事にはならないと思うんですけどね。
 だって、オレオレ詐欺が社会問題化してから結構な時間が経っていますよ?もう既にこの「特殊詐欺」を全く知らない人はいない筈。なのにこの現状…これはやはり「自分だけは」という意識が影響している部分がかなりあると思う。そういう意識を考慮した対策を講じない限りは、こういう被害状況が今後も続くと考えた方が良いと思いますね。

アカン!救急車タクシー代わり、搬送不要も倍増 (読売新聞)
【昨年の内訳では、搬送不要は3905件で、04年の1551件から倍増。第三者が気を利かせて通報したが到着後、患者側が搬送を拒否したり、救急隊の応急手当てで症状が安定したりするケースが約7割を占める。
 中には、「痛み止めの薬がほしかった」「タクシーを呼んでもなかなか来ないから」「昼間に病院に行きそびれた」など身勝手な通報もあったという】

 記事にある様な明らかに搬送不要な通報に対しては、必要経費の徴収といったペナルティの導入を真剣に考慮すべきでしょう。そうしないとこの種の『身勝手な通報』に歯止めが掛かる事は無いと思いますけどね。
巡査が下半身露出・痴漢=容疑で書類送検、停職-大阪府警 (時事通信)
【行人の女性に下半身を露出したり、痴漢行為をして転倒させたりしたとして、大阪府警は5日、公然わいせつや府迷惑防止条例違反、傷害の疑いで、堺署留置管理課の男性巡査(29)を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした】
秋田県警巡査長が交通違反でっち上げ 交通部長はパワハラで辞職 (産経新聞)
【秋田県警は7日、県警本部の巡査長の男(26)が秋田市内の警察署に勤務していたときに、交通違反をしていない人に対する点数切符を作成したなどとして、この巡査長を減給10分の1、3カ月の懲戒処分にし、虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで書類送検したと発表した。巡査長は同日付で退職した】
休職中の県警交通部長、パワハラで処分へ (秋田魁新報)
【複数の関係者によると、警視正は交通部長に就任した2012年春以降、職場で繰り返し、複数の部下を数時間にわたり大声で叱責したほか、「お前はいらない」などと発言したとされる。
 県警の角田秀人警務部長は「事案の有無も含めコメントできない」としている】

「謝礼金」と偽り捜査費詐取=容疑で警部補を書類送検-埼玉県警 (時事通信)
【捜査協力者への謝礼金と偽り捜査費をだまし取ったとして、埼玉県警は7日、詐欺容疑で羽生署生活安全課の男性警部補(54)を書類送検し、同日付で懲戒免職処分とした。警部補は「借金の返済に窮してやった」と容疑を認めているという】
巡査長を詐欺容疑で書類送検=偽住基カード作らせ借金-和歌山県警 (時事通信)
【知人女性に妻のふりをさせて住民基本台帳カードを作らせた上、貸金業者から400万円を借りたなどとして、和歌山県警は7日、詐欺容疑などで和歌山東署の男性巡査長(41)を書類送検するとともに、停職6カ月の懲戒処分にした】
 まあ、相変わらずですね、日本警察は。