普通の日々

ごく普通の日々の事

そうなっても不思議は無い

2013-09-15 01:19:04 | ニュース関連
【社説】黄海沖で動けなくなった「アジア最大の揚陸艦」 (朝鮮日報)
【韓国が5000億ウォン(現在のレートで約460億円)を投じて建造し「アジア最大の揚陸艦」と誇ってきた軍艦「独島」。ところが、4基ある発電機が全て故障し、「独島」は西海(黄海)の真ん中で動けなくなったという】
【重要な役割を担うはずの艦艇なのに、こんなことでは「国軍の日(10月1日)」に姿を見せるパレード用にすぎず、有事の際に敵前上陸を行う実戦用の艦艇とはいえない】
【中国は昨年9月、排水量6万7000トンの空母「遼寧」を実戦配備した。1920年代の時点で、既に米国・英国に次ぐ世界第3位の空母機動部隊を太平洋に浮かべていた日本は、有事の際にすぐさま空母に改装できるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」(排水量2万7000トン)を先月進水させた。これに対し韓国海軍最新鋭の高速ミサイル艦「韓相国」は、10年の試験評価で、直進できずジグザグに進んでしまうという国民にはとうてい見せられない姿をさらした。これが、韓国海軍の実際の姿だ。
 「独島」の今回の問題は、韓国の防衛産業の現状を示した。現状を隠してはならない。現状にきちんと向き合ってこそ、解決の道も開ける】

 正面装備に力を入れ過ぎなんですよ、韓国軍は。特に海軍はこの『アジア最大の揚陸艦』やイージス艦、新型潜水艦と対北朝鮮用としてはオーバースペックな装備に拘っている。この装備ってどう考えても対日本用、若しくは日本への対抗意識の産物なんですが、その一方で北朝鮮用に必要なコルベット級が装備・更新や、疎かになっている。で、これって陸空軍も同じ傾向にあるんですよね、カタログスペックは素晴らしいが問題抱えまくりな主力戦車や歩兵戦闘車とか、最新鋭機以外の主力戦闘機はまともなエンジン整備を受けていなかったりとか。自国の予算規模に合った、対北朝鮮用の装備を求めていればこんな事にはならないと思うんですが。
 まあ、歩兵戦闘車が他国の主力戦車並みに高額でまともな数を揃えられなかったりとか、自動小銃の更新に20年以上掛かるとか、新型攻撃ヘリが高額になり過ぎて調達中止になるとか、自衛隊も色々とちぐはぐな事をしていますけどね。