秋田県民会館の解体進む 面影なくなり「寂しい」
あきた魁新聞より(2018年9月22日 8時47分 掲載)
県民会館は1961年完成。老朽化のため5月末、57年の歴史に幕を閉じた。跡地には2021年完成を目指し、県と秋田市が共同で新たな文化施設を建設する。
秋田県民会館の解体進む 面影なくなり「寂しい」
あきた魁新聞より(2018年9月22日 8時47分 掲載)
秋田明治の建物(2)阿仁異人館・北秋田市阿仁銀山 近代化と繁栄の象徴
あきた魁新聞より抜粋(2018年4月8日 掲載)
1879(明治12)年、阿仁銅山村(現北秋田市)にある阿仁鉱山を近代化するため、工部省からアドルフ・メツゲルらドイツ人技師が派遣された。彼らの住居兼事務所として洋館が建てられ、地元の人々は異人館と呼んだ。それが今も北秋田市阿仁銀山に残る「阿仁異人館」だ。
建設当時の地元住民は初めて見る洋館や異国の住人を遠巻きに眺め、「異人がべこ(牛)の肉や馬肉を毎日のように食べ、赤い血の酒(ワイン)と茶色の血の酒(ビール)を飲んでいる」とささやき合った―。
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