秋田さきがけより一部抜粋(2018年12月22日 8時37分 掲載 )
2019年度政府予算案では、国直轄の成瀬ダム(東成瀬村)の建設事業に160億1千万円、鳥海ダム(由利本荘市)に21億5800万円が盛り込まれた。いずれも国土交通省の概算要求通り。
成瀬ダムは24年度に完成予定で、18年度から本体工事が始まった。工事が本格化し、ダム堤体の打設工事に入る見通しとなっているため、18年度当初予算(70億円)より90億円増額となった。
成瀬ダムの計画概要抜粋 http://www.thr.mlit.go.jp/narusedam/index.html
成瀬ダムは雄物川水系成瀬川に建設される多目的ダムです。
雄物川の「治水計画」は成瀬ダムを始めとする皆瀬ダム、鎧畑ダム、玉川ダム等のダム群を建設して洪水を調節するとともに中下流部では川沿いに堤防を築くなどして洪水被害を軽減する内容になっています。
昭和62年、平成6年等の度重なる洪水被害、また、農業用水の慢性的な水不足、生活用水の枯渇等が頻繁に発生しており、成瀬ダムの早期完成が望まれています。