ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

後悔先に立たず・・と あたたかい救いの手①上野先生

2021-12-27 | 免疫介在性疾患 断薬記録日記(2021~老齢による関節炎 頸椎ヘルニア含む)

今回も長くなります。

今回のゆうらの症状や治療に興味がない方は スルーしてね。

 

近場の病院にがっかりな気持ちが湧いてしまった ゆうら家一同。

やっぱり ここへ行ってしまいました。

日曜の夕方の 辻堂犬猫病院。

もう18時近いのに 駐車場は満車 それでもまだ患者さんがやって来て

駐車場空き待ちの車が数台。

みなさん文句も言わず ひたすら待つ。

それだけ診てもらう価値ありの病院とみなさん知っているし 

それぞれが先生方と強い信頼関係でつながっているから だと私は思います。

ここに来ただけで ほっとする。

建物見ただけで 安心する(笑)

でも それ ほんと。

 

ステロイド治療や 病院の対応等にがっかりしたゆうら家。

やはり辻堂に行って ステロイド治療のことや もちろん症状のこと。

相談したほうがいいと決めて すぐに予約をいれました。

案の定 私の予測どおり 樋口先生の枠はすでにいっぱい。

でもLuckyなことに 上野先生の枠がひとつだけ空きがありました。

とにかくそこをポチっと予約。

上野先生は2年くらい前だったのかな 新しく入った先生で

樋口先生と同じく 整形を得意としています。

ゆうらさんはまだいちども上野先生の診察を受けたことがなかったけれど。

病院にいった時 何度もお姿拝見していたし 

他の飼い主さんに接する姿も見ていていて

とても好感が持てる先生だなぁ と思っていました。

犬たちに言葉を掛けることも忘れない先生で 

掛けてる言葉もやさしくて。

犬たちもリラックスしているように見えました。

なので 上野先生の枠でも心配はなかったし 

先生に話しができると思うと ほっとしましたよ。

たまたま ちょっとほしい資料もあって 来院ついでにそれももらいたかったので

病院に電話もかけました。

スタッフさんにその旨と 今回上野先生の枠を予約した経緯をざっと話して。

ほんの少しでいいので 樋口先生とも話ができたらいいな って思ってると言うと。

「そうですよね!

樋口がずっとゆうらちゃんを診てきてますから 樋口のほうがいいですよね。

とりあえず ゆうらちゃんのママがちょっと話したいといってること 

樋口に伝えておきますね」

と言ってくれた。

でもね。この混み方じゃあ 樋口先生 手が空かないなぁ 

ってあきらめていました。

 

順番がまわってきて 上野先生に呼ばれました。

想像通りの先生でした。

そして ほんとにありがたいことに 

樋口先生が上野先生に診察内容の指示を 事前にしていてくれたのです。

「まずはボクがお話を聞かせてもらいますが 

あとで樋口もママと会うといってますから 安心してね。

ボクに話してもらって それをきちんと樋口に伝えます。

もし後で樋口と話した時になにか足りないところがあったら 

ミュウママさんから補足してください。

でも そうならないように きっちり聞いて しっかり伝えます。

それから樋口からいくつか検査をするように指示がでているのでしたいのですが 

よいですか?

その検査結果はボクも見ますが 結果報告等は樋口のほうからするというこですが

よろしいでしょうか?」と。

よろしいもなにも。

診察計画立ててくださっていて ほんとうに感謝しかないですよ。

ほかの病院でやってきたことの 継続? 尻ぬぐい? みたいなこと。

笑顔で受けてくれるなんて 有難いし 申し訳ない。

 

最初に電話で話したスタッフさんも きちんと伝えてくれて。

樋口先生が事前に準備してくれて 上野先生がそれをちゃんと受け継いでくれている。

これこそ情報共有 チームワークのよさ だと私は思うのです。

自分の予約の枠ではない患者 でも今まで自分が診てきた患者だから。

とっても忙しいのに時間を割く先生。

手が空いてるのに診ない あの病院の院長さん。 

少しは見習ってほしいなって思ってしまいました。

 

「最初から経緯を話すと長くなっちゃうんですけど?」って上野先生に言うと

「全然大丈夫ですから。

たくさん話してくれたほうが 診察の時のヒントになってこちらも助かります。

話を聞かせてください。ささいなことでもなんでも言ってくださいね」と上野先生。

話が一段楽して 上野先生は以前関節炎と診断された時の画像をモニターにだして。

「話を聞いた限りでは 足というよりやはり首かな 画像を見ても 首か肩かな と思います」と。

そして足や首の触診。痛がらないようす。

近場の病院の触診では 首を右に向けた時小さく「キュン」と言ったけれど 今回は無反応。

ただ右足の反応が左より弱い。

「でも向こうの病院の時よりは 右足の反応 すこしよくなってるでしょう?」って。

確かにそう。

「でもまだ弱いってことは すこし痺れみたいなものがあるのかもしれないですね」

関節に痛みがあるときは この触診で更に誘発されるので 痛がる素振りがでるんだけど

ゆうらちゃんは痛がらないから やはり足ではなく 首かなって思われます。

これからレントゲン撮って 神経学検査もして 樋口と一緒に確認しますね」でした。

それからステロイドの話になって 

「どのくらいの量を処方されていたの? 何ミリくらいかな?」と聞かれたけど。

ミリまでは知らされていない。

辻堂では名前と量が記載されたものを必ず薬と一緒にくれるのだけど。

この前の病院はただ「ステロイド」「胃薬」としか記載がない。

胃薬の名前はこちらから聞いたけど ステロイドの量までは気がまわらなかった。

持参してたので 見せたら 「うーーーん?」といいつつ 調べて

だいたいの量は把握できたようでした。

「ミュウママさんも知っているように ステロイドは短期で使用しないといけないんですよ。

長期使用すると 他のところに問題が起きてしまう。

それにステロイドは 悪いところにマスクしちゃうという マイナス面もあって。

ステロイドを使用していると 正しい検査ができなかったりするんです。

なので ステロイドではなくて 痛み止めといくつかの薬を使って治療するというのが

今は多いです。

うちの病院にはほかの病院から紹介されて来て 検査する患者さんも多いのですが

良識ある獣医さんは ステロイドを使わず もしくは切った状態で送ってくれますよ」って。

「でもね先生 向こうの先生にステロイドじゃなくて 

オンシオールみたいな痛み止めで対処するのはだめなのかって聞いたんですよ。

実際オンシオール飲ませてて ストロイドとオンシは併用できないから オンシを

止めて 明日からはステロイドねっていう時。

ストロイドを1錠も使わないのに 跛行がなくなってたんですよぉ。

だから痛み止めでもいいんじゃないかって思って聞いたのね。

そしたら ダメって。ステロイドじゃなきゃだめって言われたんだけど?」

「ダメじゃないですよ。確かに併用はためなんだけど。

痛み止め系で治療をすることもありです。

こっちも長く使うとそれなりにリスクはあますけど あり です。

ゆうらちゃんもきっと オンシオールが効いてたんでしょうねぇ。

だからステロイドではなくて 痛み止め系での治療でもよかったんじゃないかと思います」

がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!

まじですか?????

かなりショックでした。

私の判断のせいで ゆうらに飲ませなくてもよかったステロイドを飲ませてしまった?

もう泣きそう。

悔しくて。

 

やっぱり 最初から辻堂に来たらよかった。

ほんとに。

後悔先に立たず。

「ミュウママさんのせいではないですよ~。これから少しづつステロイドを減らして。

様子がよかったら ステロイドを切って 他の治療に代えれば大丈夫ですよ」

と上野先生は笑顔で言ってくれたから ちょっと救われる。

「ゆうらちゃん がんばってレントゲン撮りに行こうか~。

大丈夫だよ~ こわくないからね~。

じゃあ ママさん 行ってきますね~」って。

ゆうらさん 笑顔の先生に抱っこさけてバックヤードに入って行きました。

ショックもあったけど。

上野先生が面倒がらずに うんうん と話しを聞いてくれたこと。

ゆうらさんにも優しく対応してくれたこと。

ママは悪くないよって言ってくれたこと。

それは本当にあたたかいと思ったし。

立ち込めた暗雲の隙間から光がさしこんできた気持ちになりました。

バックヤードに行く前に。

「これからも ボクでもよかったら いつでもお話聞きますし お手伝いできるので

遠慮なく言ってきてくださいね」とも言ってくれました。

ありがとう 上野先生。

樋口先生 プラス 上野先生で ますます心強くなれます。

こんなふうだから。

やっぱり。

辻堂から離れられないんだ。

あの病院の院長とスタッフ。

辻堂に研修に行ってこいっ!! と心の中で叫ぶ?私がいました(笑)

 

②に続く。

 

 

 

 

 


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