ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

震災から3年

2014-03-11 | 日常・つぶやき
昨日のお散歩。

ゆうら> いいお天気なのん♪~


元気に歩くゆうらさん。

ゆうら> ゆうらが来たよん みんないる~?


早く入りたくて、グループホームの門に顔を突っ込むゆうらさん。

東日本大震災が起きた日から3年たちました。
あの日のことはよく覚えています。
クーさんはこたつに入っていたので、「そのままそうしているのよ」と声をかけて。
パニックになって、部屋から出ていかないように扉をしめました。
ゆうらはずっと私についていたけど、怖くなって「抱いてほしい」と飛びついて来ました。
抱きながらハーネスとリードを付けてる間もずっと震えていました。
揺れがなかなか止まらない。
グラグラというより、大きく回っているというような揺れでした。

クーさんもゆうらも、私も、たまたま来ていた私の母も無事。
北関東や東北のお友達もみんな無事でした。
幸いだったといっていいでしょうね。

あの地震の翌日からも、私とゆうらは散歩をしていました。
ただいつもと違うのは散歩中、毎日緊急地震警報で携帯が鳴る。そして大きく揺れました。
ゆうらは今でもこの警報の音を聞くと、寝ていてもさっと起きて緊張した顔になります。
少し大きめな地震で揺れても緊張するようになっています。
あの日の恐怖を覚えているのでしょう。

そんな散歩でしたけど、お散歩できることがなんて幸せなことなんだと思いました。
明日が来ることは当たり前ではないんだよね、と知りました。
あの頃の散歩は「感謝」の気持ちで歩いてたって気がします。

でも最近。
正直、その気持ちが薄らいできてたと思います。
月日が流れるっていうのは、こういうことなのかな。

被災地のひとが言っていました。
「震災から3年というけど。過ぎ去った過去みたいに言うけど。まだ震災のさなかなんだ」と。
被災は今も続いているのですよね。

私にできることって、なんだろう。

今日があることを感謝して生きる。
明日が来たら、また明日も。
上を向いて、前を向いて歩いていくことしかできないけど。
頑張って生きるよ。


さ、ゆうらさん。
今日も元気に歩けることを感謝して、お散歩に行こう。






震災で亡くなられた多くの方のご冥福をお祈りします。