ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

きのうのあれこれ

2014-03-08 | 日常・つぶやき
昨日はとなり街の小学校に、盲導犬の授業に行った。
前回同様、3年生の国語の授業の一環。国語の教科書に盲導犬の話が載っているのです。だからね。
朝、雪が舞っていた。陽が射してきてもなかなか止まなくて。
こんな日に体育館で授業するの、寒いよねえぇと気分が落ちてたけど。
図書室での授業だった。
そんなに広くない図書室に一学年全員が入れてしまうんだよね。
ほんとに少子化なんだねぇ。
今回も盲導犬の話、身体障害者補助犬の話、働く犬の話を、写真を見せたり、こちらから質問を投げかけたり。
途中で犬を動かしたり、話に集中してくれるように工夫しながら進めました。
聴導犬とセラピー犬の話は経験ありの私がお話するんだけど。
こどもにわかりやすく、しかも時間の配分で短く伝えるのって、難しいんだよねぇ。
いつも終わったあとに、反省することばかりだわぁ。
ちゃんと整理して組み立てて、次回に生かさないといけません。

授業の主役で、こどもたちの注目の的のパール。


盲導犬リタイア犬、9才のおんなのこ。
9才前にリタイアするのは早い。
実はパールは病気(がん)が発覚して、使用者さんが「病気になのに仕事をさせるのはかわいそう」と
リタイアさせてあげてほしいとの希望で引退しました。
でも今は手術をして、すっかり元気になってます。
こどもたちの前でりっぱにデモンストレーションしてくれます。
授業は無事終了。
学年末なので、最後の授業だと思います。
また4月以降、新3年生の授業に呼ばれることを楽しみにしていましょう。

この活動のお手伝いをすることで、視覚障害者のかたとのお付き合いが始まった私ですが。
聴覚障害者の方とのお付き合いも続いていて。初めてろう者のお友達ができてから15年近くなるのかな。
長いです。
昨日はあの「全ろうの作曲家」と偽ったSさんの記者会見がありましたね。
私はあの方の音楽を聞いたことはないし、興味もありませんけど。
聞こえないということを装っているということには関心を持ってました。
やっぱり本当に聞こえない全ろうの友人がたくさんいる身としては。
友人たちのおとなになるまでの苦労話や、つらい立場にあった話などを聞いたり、しっている身としては。
そういった意味でちょっと見逃せない。
世間のみなさんの、ろう者に対する見方に影響するんじゃないかと、心配、気になりました。

なんか。
主犯と共犯者の罪のなすり合いのような、足の引っ張り合いのような。
いいわけばかりの会見だったよね。謝罪の気持ちがあんまり伝わってこなかった。
私はあの方は難聴であるみたいだけど、全ろうではないとずっと思っていました。
私の全ろうの友人にもしゃべれるひといるけれど、あんなに流暢にとても自然体に話せるひとはいない。
難聴の友人も、もっと言葉がこもるようなしゃべりかただし。
「なかには例外のようなひともいる。奇跡がおきることもある」とか反論されたら、なんともいえないけどね。
ほんとうのことは本人しかわからないんだから。
それとあの方は聞こえなくなったという頃から今日まで。
ろう者のかたとも交流がなかった、しなかったんじゃないかなと思う。
聞こえなくなったころ、手話サークルで学んだって言ってた。確かに習ったのかもね。
でもそのあと、ろう者のところに出向いてないんじゃないかな。
「本当に手話ができるのか。できるのなら手話でメッセージを言ってみて」と記者に言われて、手話で話したけど。
基本のき、みたいな手話だった。
ながく、いつもろう者のかたと交流があったら、同じ文章でももっと違う表現すると思うんです。
仮に私がああいう表現したら、私に手話を教えてくれたろう者の先生や、まわりのろう者のひとたちから一斉にダメだし食らうことまちがいない(苦笑)
全ろうでないことがばれちやうから、聞こえないひとたちを避けてたのかも知れないな。
と、会見を見た私の憶測ね。

あれだけ大きく人々をだましたひとの言葉は。
どんなに「正直に言ったから信じてくれ」と言われても、難しいよね。
心の底から反省して、ひとつひとつきちんと謝って。
これからまだまだ長く続く人生を、ちゃんと前を向いて歩いていけるように努力しなくてはならないね。

あれれ。
ゆうらさんの出番がなかったよ
彼女は今日も絶好調だったのは言うまでもありません。
次回の登場こうご期待。


★おまけ★
ゆうらさんの「いいなづけ」のリュウくんだよ


ではまた