想像力の退化( ＆ 老人とニャン )の巻

(　写真は昔のものです　)


朝、道路の掃除をしていると隣の駐車場前の歩道に放置されたうんこがありました。


以前、毎朝私がバイクを出し入れしている前の歩道に放置うんこがあったことがありますが、時々現れます。

飼い主の恥でしかないのですけど、平気で立ち去って行く気持ちが理解できない。

ペットを飼う資格は無い。

近隣や歩道を歩く人たち大勢の迷惑になっていることなど考えても見ないのでしょう。

これも想像力の欠如。


最近の犯罪を見ても想像力が欠如している、退化しているのを強く感じます。

電子メディア情報メディアの発達で人から想像力がどんどん失われています。


そのうち、どこに行くにもナビが無いと行けない、何を着て何を食べてどこに住んでいるのかも機会が無いと解からなくなるのでしょう。


機械に向かって　「　次何をするのか教えて？　」　「　これはしていい事？　」


本を読もう！　自分で考えよう！






人生を振り返って、もしも消すことのできる消しゴムがあったら消してしまいたい思い出ばかり。


時々、山深く暗い森の中にある沼から浮き上がってくるように思い出したくない思い出が浮かび上がってくることがあります。

まあ、それも含めて自分の人生なのですけど、歳とともに記憶力も衰え、そういう嫌な思い出は深い沼の底に沈み、楽しい思い出の中で生きていければ良いのですけど、最近の事は忘れても、昔の事は覚えているんですね、これが。


テレビを観ていて老人が出て、何歳などと私より若い年齢の人だったりして、ずいぶんふけた人だなと思って鏡を見ると、自分もけっこうふけていたりして。





先日ラジオ深夜便でドイツ文学者の池内　紀さんが出ていて著書の　すごいトシヨリＢＯＯＫ　と言う本が紹介されていて、面白いなと思って買ってみました。

自分の老いを通して老いを学ぶ、面白いかなと思って読み始めました。