無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

カナダの思い出 47 氷上ドライブ

2011-01-29 16:40:34 | カナダの生活

トロントの北、車で約1時間ほどのところに シムコ湖(Lake Simcoe)というのがあります。冬になると一面が凍りつき、氷上では魚釣りが行われています。

【シムコ湖】

季節に応じていろいろなアクティビティが楽しめるカナダですが、冬でもこんな楽しみもあります。

         
湖は完全に凍ってしまっています。
遠くの氷上に点のようなものが写っていますが、これが魚を釣るためのテントです。日本でいうところのワカサギ釣りというものでしょう。
波のような形でそのまま凍っています。遠くに見えるのはテントです。
釣りに行くところでしょうか。氷上を走っていきます。
恐る恐る氷上に車を乗り入れます。もしものことを考えて岸から遠くは怖くて走れませんが…


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カナダの思い出 46 女王陛下の宿

2011-01-26 16:43:05 | カナダの生活

プリンスエドワード島(Prince Edward Island)へ行く途中、ニューブランズウィック州(英:New Brunswick、仏: Nouveau-Brunswick)の都市モンクトン(Moncton)という町で宿泊する予定でした。あらかじめ予約(インターネットで)していたのですが予約名簿に名前がないとのことで断られました。他に部屋もないということで、仕方なく他の宿を探すこととなります。

※コースはこちらです

【女王陛下の宿】

モンクトンから40kmくらい東に走ったところに人口5000余人のサックビル(Sackville)という小さな町があります。落ち着いた美しい街並みです。 そこで偶然に宿を見つけました。

           
Marshlands Innといいます。小さな宿です。飛び込みで部屋があるかどうか聞いてみるとOKとのことですから宿泊することにします。いわゆるcountry innと呼ばれる宿です。

※こんな住宅地の中にあります

室内はとても落ち着いて重厚な雰囲気です。
こういう部屋をなんというのでしょうね。ロビーでもなく自由に使うことができます。
お茶を飲みながら、この当時煙草も吸えました。今は多分駄目でしょうね。
そして、驚きはこの宿に英国女王が滞在されたということです。その部屋を見せてもらいました。またまた、なぜ?????でした。
普通の家とあまり変わらない大きさの宿にですよ。面白いですね。
The Marshlands Inn is a New Brunswick Country Inn and one of Canada's best known country inns. This pre-confederation home, operating as an inn for over 60 years, has been the stopping place for many of Canada's notables and visiting celebrities. Even the Queen of England has stayed at Marshlands.(HPより)
宿から少し歩くと「Mount Allison Swan Pond」という公園がありました。敷地の隣は大学になっています。
ニューブランズウィック州の公用語は英語とフランス語のバイリンガルの州なのですが、ここはとても英国風でした。

カナダの思い出 45 ペルセ

2011-01-25 09:23:00 | カナダの生活

カナダ第二の面積を持つケベック州の東端にガスペ半島(Gasp�・ Peninsula)というのがあります。ガスペとは、先住民ミクマク族の言葉で「地の果て」を意味する「ゲスペグ」(gespeg)だそうです。なにがあるか興味がわきますね。トロントから約1500km離れています。公用語は当然フランス語です。

【ペルセ】   ※トロントからペルセまでのルートはこちら

ペルセ(Perce)は人口3000人強の小さな村です。岬の先に奇岩ペルセ岩(Rocher Perce)があります。干潮時には岩まで歩いて渡ることができるようです。

               
案内掲示板がありますが完全にフランス語です。
岬とペルセ岩の関係を注釈してみると右のようになります。
これが奇岩「ペルセ岩」の全容です。なんでも長さが475m、高さ88mあるそうです。
何かに似ているようにも見えます。
岬の上に大きな十字架がありました。
周りには色とりどりの家が点在しています。やはりどこか英国風とフランス風の違いを感じます。

もっと画像を見るには右側をクリックしてください。

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ペルセの街の様子も右側からどうぞ。

≫  ≫ ≫ 町の様子はこちらから

カナダの思い出 44 カナダで見つけた日本

2011-01-23 10:05:03 | カナダの生活

カナダを巡っていると時々不思議な光景に出くわすことがあります。それは懐かしくもあり、ものによっては不思議なことでもあります。

 【カナダで見つけた日本】

トロントにいると、日常的に「すし」と並んで日本製の自動車や家電製品などはよく目にします。しかし、片田舎などで日本の無形文化的所産のようなものを見聞すると本当に驚きます。特に文化の伝承に関しては日系の人たちは日本以上に大切にしているという印象です。

     

我が目を疑いました。「こいのぼり」が泳いでいます。?????というのが印象です。
しかも、どう考えても日本人がいるとは思えない場所でです。

場所は⇒Sant-Simon(サン-シメオン・ケベック州)です。

こんな光景が132号線を走っていたら突然目の前に現れました。停まって店に入りましたが「こいのぼり」の件はよくわかりませんでした。
ここはケベックシティから約200kmほど東にあります。
※残念ながらGoogle Mapで店を探してみましたがわかりませんでした。132号線のサン-シメオン周辺で探してみてください。

 

こちらは茶席です。アルバータ州での光景です。お茶を点てられているのは日系カナディアンでしょうね。

これもアルバータ州での光景です。浴衣姿で日本の踊りです。

びっくり

すごく伝統を大切にされていました。
また、詳しく掲載するつもりです。

壁一面に「芸術の鮨」と書かれています。ここがモントリオールと説明されなければ日本の街角ですよね。

大山無聊軽便鉄道―運転車輌製作―

2011-01-22 09:12:10 | 趣味の鉄道 5inchgauge

 



【運転車輌製作イメージ図】

 

このようなイメージの乗車兼コントロール車を作ることにしました。
台車は、一号機と同じ寸法(60cm×30cm)です。
ただし、車軸間距離は広くとっています。(約36cm、一号機は25cm)
なぜなら、車軸間距離が狭いと運転者が座った時に前が跳ね上がってしまい危険です。

【材料】
・合板・・・椅子や側面に使用しました。表面にざらつきがあり塗装の仕上がりがいまひとつですが加工がしやすいのと反りが出難いであろうという理  由からです。寸法がわかっている場合ホームセンターで正確にカットもしてもらえます。
・集積材・・・台車部分に使います。一号車と同じです
・車輪等・・・モデルニクスの入門セットAの客車キットです。
・コントローラは入門セットAについていたものです。
 


          

下から見たところです。非常にシンプルな構造です。左右に見える四角いものが連結器です。この台車は、一号機製作時の失敗作の流用です。車輪の間に見える四つの穴はその時のものです。一号機にチェーンを掛けるときなかなかチェーンの張りが出ず試行錯誤したときのものです。
木材の加工は柔らかくて簡単ですが、1mm程度の誤差も絶えず出ます。ここらが難しいところですね。
このような簡単な作業でも、天板と車軸を取り付ける角材を別々に穴あけするとネジが入らないということがしばしば発生します。これは、定規の精度と人の目の精度に関係しますね。
したがって、このような作業をする場合は可能な限り天板と角材を留めておいてから穴を貫通させる方法をとりました。
端切れ材を利用して、モデルニクスのコントローラを載せる台を付けたところです。
人が乗ることも考えて、デザイン的には今ひとつですが、足を置くスペースを確保しました。
このあたりは、現場施工主義が大いに役に立ちます。
コントローラを載せる台の下に穴を開けていますが、これは連結器のためのものです。
この中に連結するためのボルトがあります。抜いたり挿したりする必要があるためのものです。
下の写真のようになります。
黒色の穴のあいた鉄板が連結に使うものです。ホームセンターで入手。
その上、中央に見えるボルトが黒の鉄板の穴に入り、連結できます。
座席下も同じように連結用の穴を開けています。
ここにコントローラーをセットします。
コントローラをセットしたところです。コントローラーは精密機器ですので、屋外に出しっぱなしにはしておけません。そのために取り外し自由にしておかなければなりません。
一番安直な方法として、放熱板を利用した「はめ込み式」にした点です。
コントローラーをセットするとこのようになります。コードも取り外し自由にするため固定していません。
ただ、予定ではブレーキ装置をつけるつもりですが、先になりそうです。それまではスピードに注意して安全運転を心がけます。
上から見た写真です。60cm×30cmしかありませんから、フットスペースをできるだけ確保しています。
完成です。後は一号機に連結するばかりです。
ブレーキ装置は、また別の機会に取りつける予定です。