前回の平家ゆかりの地巡りは海岸地帯でしたが
今回は神戸市兵庫区の山の手を歩きます。
※コースはこちら
コース距離 4.8km
実歩数 9723歩 6.9km
今回も出発地は
神戸市営地下鉄「湊川公園」駅です。
<地図A地点>
すぐに山側に向かって商店街があります。
10分ほどで「宝地院」です。
というより、保育園ですね。
ここは、安徳天皇の菩提を弔うために
創建されたとあります。
<地図B地点>
※画像をクリックすると大きくなります。
「宝地院」から数分で
「荒田八幡神宮」に着きます。
ここは平清盛の弟平頼盛(よりもり)の
山荘跡だということです。
<地図C地点>
境内にある「福原遷都八百年記念の碑」
こちらは、「安徳天皇行在所」の碑です。
本殿です。
荒田八幡神社の由緒については
画像をクリック。
平野の交叉点に出ました。
直進が国道428号線、
有馬街道と呼ばれる道です。
<地図D地点>
歩道がきれいに整備されています。
途中に「塞神の松跡」の石碑と松がありました。
塞神(さいのかみ)とは邪気を払う
道祖神だという説明がありました。
石畳の歩道を登りきると
「祇園神社」です。
88段の急な階段を上ると社があります。
<地図E地点>
祇園神社と平清盛の説明文です。
画像をクリック
祇園神社からは海が見えます。
多分、平清盛も見た景色でしょう。
祇園神社から住宅地を抜けていくと、
湊山温泉というのがあります。
ここも平清盛が湯治したといわれています。
<地図F地点>
湊山温泉から少し歩くと
「天王温泉は平清盛並びに豊太閤に
由緒ある温泉にして・・・」という石碑を発見。
ここにも温泉(天王温泉、廃業)があったようです。
湊山温泉とは50mほどしか離れていません。
調べてみるとこれらを総称して
「平野温泉郷」と呼んでいたようです。
湊山小学校です。
ここが「雪見御所」があったところです。
福原京に会った平清盛の邸宅跡です。
<地図G地点>
雪見御所跡の碑
説明画像をクリック
地名にもなっています。
いいですね。歴史を感じます。
幹線道路を逸れて、
「夢野八幡神社」を探します。
とても狭い入り組んだところですから
探すのにやや苦労しますが、
GPS付きのマップを頼りに辿り着きます。
<地図H地点>
由来は画像をクリック。
続いて、またまた狭い道を地図を頼りに
「氷室神社」へ。
ここも住宅の奥にありました。
<地図I地点>
由来は画像をクリック
氷室神社の名前の由来となった
「氷室」が境内の奥にありました。
「山麓リボンの道」という見られない
道標がありました。
神戸市がやっているようです。
全長45kmを12区間に分け、道標や案内板の
整備が進められているとのことです。
また、新しいコースが見つかりました。
「山麓リボンの道」の詳しいことはこちらから
ここは、平清盛が「福原京」遷都の際に
紀州熊野権現を勧進したといわれている
夢野「熊野神社」です。
ここが今回の最終地点。
<地図J地点>
今回は、神戸市兵庫区から長田区にかけての
「平家ゆかりの地」を歩いてみます。
多分、NHKの大河ドラマの影響で
大勢の人が訪れているのでしょうか。
※コースはこちら
コース距離 7.3km
実歩数 13421歩 9.5km
ここが出発地点の湊川公園です。
市営地下鉄の「湊川公園駅」と
神戸電鉄の「湊川駅」があります。
<地図A地点>
しばらく南に下ると
案内板がありました。
地下鉄海岸線「中央市場前駅」の方角に歩きます。
ここは畿内と西国を結ぶ幹線道路であった
「西国街道」兵庫湊口惣門跡とのこと。
兵庫津の出入り口だったようです。
阪神高速3号神戸線を潜ります。
往時の兵庫津の様子が描かれています。
※画像をクリックすると拡大します。
しばらく歩くと
神戸市中央卸売市場が見えてきます。
<地図B地点>
水門にも「清盛ゆかりのまち兵庫」とPR。
神戸市中央卸売市場前の広場には
仮設(?)の歴史館が作られにぎわっていました。
あやかっていますね。
その歴史館の隣では何やらパフォーマンスが・・・
PRキャラバン隊「神戸・清盛隊」らしいですよ。
HPもあります。
観光客向けの歴史ガイドツアーのコース図です。
新川運河に出ました。
<地図C地点>
ボラらしき魚がたくさんいます。
水もきれいです。
橋の上では「清盛くん」がお出迎えです。
「くん」ですよ身近なんですね。
新川運河に沿って歩くと「兵庫城跡」と
いう石碑がありました。
最初の兵庫県庁の地とあります。
伊藤博文もいたのでしょうか?
兵庫津(大輪田泊)の道案内板です。
清盛塚はすぐです。
ここが「清盛塚」です。
歴史ガイドツアーの人々です。
清盛塚を後にして南へ下ると
薬仙寺境内に「萱の御所跡」があります。
福原遷都の際に清盛が後白河法皇を
幽閉した場所と伝えられています。
山陽本線和田岬線の踏切を渡ります。
線路距離2.7kmの支線。
ホームズスタジアム神戸が見えてきました。
神戸市の成人式が行われる場所です。
駒が林の蛭子神社がありました。
この近くに「腕塚」があるはずです。
一旦大通りに出てみます。
ありました。よく探さないと
見過ごしてしまいそうな案内板です。
「平忠度(たいらのただのり)公を祭る腕塚堂」とあります。
ここではありません。
<地図D地点>
「これより南60m下る」と書いてあります。
左の路地を入っていきます。
画像中央やや左に石碑が見えます。
ありました。「うでつか」です。
本当に狭い路地を通り抜けると・・・
突然、目の前に「腕塚堂」の文字が
飛び込んできます。
石燈籠の左側です。
清盛の末弟であった忠度の腕塚の説明板です。
クリックすると大きくなります。
地元の人がずっと守ってきたのでしょうね。
こんなものが置いてありました。
次は、胴塚を目指します。
元の大通りにでると標識がありました。
200m山側とあります。
こちらが忠度公の「胴塚」です。
ビルや民家に取り囲まれてありました。
<地図E地点>
ゴール地点の市営地下鉄「新長田駅」を
目指します。
<地図F地点>
新長田駅近くの若松公園で
「鉄人28号」が迎えてくれました。
大きさを想像してみてください。
新名所ですね。
<地図G地点>
ゴールです。
<地図H地点>