【運転車輌製作イメージ図】
このようなイメージの乗車兼コントロール車を作ることにしました。 台車は、一号機と同じ寸法(60cm×30cm)です。 ただし、車軸間距離は広くとっています。(約36cm、一号機は25cm) なぜなら、車軸間距離が狭いと運転者が座った時に前が跳ね上がってしまい危険です。 |
【材料】
・合板・・・椅子や側面に使用しました。表面にざらつきがあり塗装の仕上がりがいまひとつですが加工がしやすいのと反りが出難いであろうという理 由からです。寸法がわかっている場合ホームセンターで正確にカットもしてもらえます。
・集積材・・・台車部分に使います。一号車と同じです
・車輪等・・・モデルニクスの入門セットAの客車キットです。
・コントローラは入門セットAについていたものです。
下から見たところです。非常にシンプルな構造です。左右に見える四角いものが連結器です。この台車は、一号機製作時の失敗作の流用です。車輪の間に見える四つの穴はその時のものです。一号機にチェーンを掛けるときなかなかチェーンの張りが出ず試行錯誤したときのものです。 木材の加工は柔らかくて簡単ですが、1mm程度の誤差も絶えず出ます。ここらが難しいところですね。 このような簡単な作業でも、天板と車軸を取り付ける角材を別々に穴あけするとネジが入らないということがしばしば発生します。これは、定規の精度と人の目の精度に関係しますね。 したがって、このような作業をする場合は可能な限り天板と角材を留めておいてから穴を貫通させる方法をとりました。 |
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端切れ材を利用して、モデルニクスのコントローラを載せる台を付けたところです。 人が乗ることも考えて、デザイン的には今ひとつですが、足を置くスペースを確保しました。 このあたりは、現場施工主義が大いに役に立ちます。 |
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コントローラを載せる台の下に穴を開けていますが、これは連結器のためのものです。 この中に連結するためのボルトがあります。抜いたり挿したりする必要があるためのものです。 下の写真のようになります。 |
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黒色の穴のあいた鉄板が連結に使うものです。ホームセンターで入手。 その上、中央に見えるボルトが黒の鉄板の穴に入り、連結できます。 |
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座席下も同じように連結用の穴を開けています。 | |
ここにコントローラーをセットします。 | |
コントローラをセットしたところです。コントローラーは精密機器ですので、屋外に出しっぱなしにはしておけません。そのために取り外し自由にしておかなければなりません。 一番安直な方法として、放熱板を利用した「はめ込み式」にした点です。 |
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コントローラーをセットするとこのようになります。コードも取り外し自由にするため固定していません。 ただ、予定ではブレーキ装置をつけるつもりですが、先になりそうです。それまではスピードに注意して安全運転を心がけます。 |
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上から見た写真です。60cm×30cmしかありませんから、フットスペースをできるだけ確保しています。 | |
完成です。後は一号機に連結するばかりです。 ブレーキ装置は、また別の機会に取りつける予定です。 |